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書くの哲学

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書くことについて、ぼくなりの考え方や感じていること。
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ライターの新しい「価値」と「在り方」を創りたい_(3)CtoC ライティング・コミュニティ構想

ライターの新しい「価値」と「在り方」を創りたい_(3)CtoC ライティング・コミュニティ構想

前回の話題はこちら。僕のこれまでの模索の過程を書かせていただきました。

CtoC ライティング・コミュニティ構想ようやく、本題に入ります。

誰もが「みのうえばなし」を語ることのできるWEBマガジン

結局、僕は「個人向けの取材サービス」がしたい。それに尽きます。そこは変わりません。

社会に大きな影響を与えていなくても、長崎に電撃移住してカフェを開業していなくても、いいんです。本当は誰でも、自

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ライターの新しい「価値」と「在り方」を創りたい_(2)試行錯誤の足跡

ライターの新しい「価値」と「在り方」を創りたい_(2)試行錯誤の足跡

一つ前の記事では、「ライターという職業」についてお話しました。

試行錯誤の足跡次に、この記事では、僕がライターになってから手探りで実施した2つの「自主企画」についてご紹介します。当時は、自分でもなぜこんなことをやるのか、どう転がっていくのかまで見通しを立てられていませんでした。

ですが、今になってその意味づけができるようになり、自分の言葉で語れるように。

個人向け取材サービス 「みんな主人公

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ライターの新しい「価値」と「在り方」を創りたい_(1)ライターという職業

ライターの新しい「価値」と「在り方」を創りたい_(1)ライターという職業

皆さん、こんにちは。初めましての方は、ご覧いただきありがとうございます。

僕のことを知っている方も、記事を覗いてくれてありがとうございます。
ちょっと緊張しますが、ぜひ耳を傾けてくれると嬉しいです。

タイトルは、大きく出てみました。
ライターの新しい価値。ライターの新しい在り方。

2021年に会社員を辞めて、フリーのライターになって早3年目。
29歳になろうとするこの年に、新しいチャレンジへ

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『本日は、お日柄もよく』を読んで、原点を思い出した

『本日は、お日柄もよく』を読んで、原点を思い出した

先日、我が家・つくる邸でオープンデーを開いた際に、おすすめの本を置いて紹介する「選書コーナー」を設けました。

ぼくと、同居人の岩本くんと、最近知り合った建築設計士・中川宏文さんの3人で。

中川さんは、落ち着きがあって、とても話しやすいお人柄でありながら、とっても勉強家で博識なお方です。設計士としてはもちろん、地域おこし協力隊としても活躍されていた、スキルフルな人物。

歴史や哲学についてかなり

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特別な体験と、いつもの日常を行ったり来たり。

特別な体験と、いつもの日常を行ったり来たり。

父方の祖父の13回忌で、福岡に帰省。
本当の命日は1月末だけど、集まれる時期にということで、4月に。

今から12年前、中学3年生の冬、まさに受験前でした。
すべり止めだったけど、私立高校の試験数日前か、模試の直前だったかなぁ。

雪も降ったりして大変だった記憶がある。

おじいちゃんは小学校の校長先生でした。
バレーの選手もしていたらしい。

そして、認知症だった。

寝たきりとかじゃないんだけ

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自分を変える魔法

自分を変える魔法

そんなもの、あるわけない。
自分を変えてくれるのは、きっかけと気の持ちよう。それだけだろう。

ぼくはちょうど2年前、自分の生き方を変えるために勇気を振り絞り、現状を抜け出すための小さくて大きな一歩を踏み出した。

その時、頭の中や胸の内で何が起こったのかを綴る。それは決して魔法なんかではないけれど、臆病であればあるほど、ドラマティックな戦況のどんでん返しが現実になるんだ。まあ、ちょっと大袈裟に言

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別に、文章じゃなくてもいい。

別に、文章じゃなくてもいい。

別に文章じゃなくてもいい。

ライターが言うか?と思われるかもしれないけれど、
何かを伝えるためには、別に文字にしなくたっていい。

なんならぼくはラジオも好きだし、ラジオは手を止めておく必要がない。何かをしながら聴けるし、作り手側もBGMやジングル、音声のエフェクトなど幅は広がる。

なにより、話し手の声色まで感じ取れるのがよい。

同じ言葉でも、明るく言っているのか、驚いているのか、優しく言っ

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からっぽな君へ

からっぽな君へ

「あなたを色に例えると、何色ですか?」

就職活動の面接でこう訊かれた時、あなたは何色だと答えるだろうか。
最近の若者は、「無色透明です」と答える人が多いのだとか。

奇をてらう切り返しのように聞こえるが、仮に5人中3人が「無色透明」だと答えると、かえってありふれた没個性を主張してしまっていることになる。

なんとも小っ恥ずかしい。
これなら、他の有色で答えて被ったとしても、個性がぶつかり合ったよ

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書けるとき、書けないとき

書けるとき、書けないとき

書けるときは書ける。書けないときは書けない。

書けないときの要因は、眠いか、まだ筋道が見えていないか。

闇雲に書いたってだめなんだ。「とりあえず書き始める」と、なんだかんだと文章になっていくけど、それは録音した音声を言葉に書き起こしているだけかもしれない。

途中でよくわかんなくなっても、結末がいい感じになれば、なんか書けたような気がする。気がするのだ。

いや、それでもいいかもしれないな。

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