拠点型学習支援の限界とアウトリーチの展開
これまでの動き世の中の動き
Kacotamが活動し始めた当初(2012年)は、ひとり親世帯の子どもを対象とした学習支援や、生活保護世帯の子どもを対象とした学習支援が試験的に行われ、少しずつ行政からの委託を受けて、NPOが学習支援を展開してきた。その後、生活困窮者自立支援法が施行され、生活困窮世帯の子ども(主に中学生)を対象とした学習支援がNPOや民間企業に委託され、全国的に行われるようになった。
一方で子どもが無料あるいは低価格で食事をすることができる子ども食堂が約7,