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「学習支援」から連想されるものとは?

Kacotamの活動を紹介するときに、なぜKacotamが活動するのかという話をするなかで、進学率や塾・習い事の環境による格差を示すことが多い。また、学ボラやスタサポの活動だけを見ると、塾の代替手段として学習支援をとらえられやすい。それもあって、進学が大事だから、そのために学習支援をしているととらえられることがある。

でもそうとは考えていない。Kacotamは、「すべての子どもが学びの機会に出会い、自己実現に向けて挑戦できる社会」を目指している。子どもそれぞれで自己実現の在り方は異なるし、その自己実現に近づく道は必ずしも中学校・高校卒業後、進学することが適切とは限らない。だから、進学すべきだとか、進学が大事だということではなく、子どもが自己実現に向けて挑戦するうえで、その本人の意思や自己決定が尊重され、自身が決定した行動ができるような環境を整えていく。それが大事だと考えている。本人が進学するにせよ、就職するにせよ、提供するソフトが多少変わっても、私たちの環境を整えるというスタンスは変わらない。

学習に取り組める環境づくり

最初は教科学習のサポートを中心とする学習に取り組める環境づくりから始まった。少しずつ活動していくなかで幅が広がっていった。

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視野が広がる環境づくり

就きたい職業に就いている社会人へのインタビューや自然体験学習・料理教室・プログラミング体験などの体験学習、子どもの「やりたい」をカタチにするプロジェクトなど、子どもが自分の興味・関心が深められたり、広げられたりする環境づくり。最近は、外部持ち込み企画もある。

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つながりができる環境づくり

中高生のオープンスペース「ゆるきち」。目的の有無を問わずに子どもが自由に過ごせる空間を提供して、子どもが学生や社会人メンバーや他学年・他学校の子どもと、弱いつながり(いわゆるweak ties)ができる環境づくり。

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ちなみに「環境づくり」という視点を意識するようになってから、「学習」よりも「学び」という言葉を使うようになった。最初は、5教科の学習サポートのみを行っていたので、「学習支援」が一番活動を表現するうえで、適切であった。でも、「視野が広がる環境づくり」や「つながりができる環境づくり」を始めてからは、教科学習をイメージされる学習支援よりも、もう少し広い意味を持つようなものが必要になった。それを表現するために「学び支援」となった。

今は学び支援の活動として、3つの環境づくりに取り組んでいる。この先活動していくなかで、新しい環境づくりに取り組むタイミングが出てくると思う。今の時点でも2つぱっと思い浮かぶから、そんな遠い話しじゃないかもしれない。


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認定NPO法人Kacotam理事長。主に北海道で子どもと学習を通して関わるNPOを運営しています。「自己の意思があるところに価値がある」

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