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CafeBlue×GelateriaWHITE×Kacotamの期間限定寄付付きメニューができるまでの話。

連絡したのが今年の3月頃。たいていコラボの提案の連絡をしても無視されることが多い。相手にとってはよくわからないNPOからの連絡だからしょうがないかもしれない。でも、CafeBlueに連絡した際に、すぐに返事が来て、会う機会をいただいた。内心「おおおー」とワクワクする気持ちでいっぱいだった。

NPOの役割の1つに、既存の行政サービスではまかないきれない、そもそも制度としてないということに対して、社会課題ととらえ、解決に向けて活動していくことが挙げられる。その活動には、社会全体の底上げを図るような活動もあれば、対象を限定して深くサポートしていく活動もある。

Kacotamでは、学びの機会格差問題に取り組み、基本的に対象を限定して行っている。そのため、学習支援や居場所を必要としている子どもといかにつながるかが重要となる。子どもたちとつながるためには、専門分野の人たちへの認知度向上も大事だけれど、普段関わりのない分野の日常に入り込んでいき、Kacotamという情報に触れる機会を作っていくことも重要と考えている。

だからこそ、今回の全く分野が異なるCafeBlue・GelateriaWHITEから協力いただけることになったことの意義は大きく、単純にコーズマーケティングの手法として収まらない。

初回打ち合わせ後、子どもたちとパティシエで意見交換・新メニューの意見だしの機会を設けることになったが、新型コロナウィルスの影響により、実施が延期された。その後企画が流れることなく、休校期間が明け、緊急事態宣言も解除されたころ、子どもたちと一緒にCafeBlue本店に向かい、新メニュー発案ミーティングを実施した。

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子どもたちは予想以上に真剣に考えて、たくさんの意見を出してくれた。

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その後、新メニューが完成し、試食会を実施した。恐らく自分が考えたことがメニューや商品となって実際に売られる経験というのは滅多にない。今回のコラボメニューは団体としても、子どもにとっても、意義のある取り組みになったと思う。

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今後も企業と連携しながら、様々な日常に入り込んでいきたい。

今回のコラボメニューが販売されているお店。「食べクリソーダ」、「ジェラートサンド」は8月下旬まで、「和のパンケーキサンド」は9月下旬まで販売予定。

CafeBlue本店:札幌市中央区南19条西16丁目9-12
GelateriaWHITE:札幌市中央区南19条西16丁目7-7



NPOの運営や子どもとの関わりなどを中心に記事を投稿します。サポートしていただいたお金は、認定NPO法人Kacotamに寄付をして、子どもの学びの場づくりに活用します。