【レポート】クラフトフェアまつもと弾丸探訪紀②
キャプション無しで淡々と画像をご覧あれ。
さて、ようやく会場内にたどり着いたものの、
そもそも人が多いことに加え、どんなお店や
出店者がどこにいるのか、まるでわからない状況。
というのもこのフェア、マップがないんです。
ありますけどね、ざっくりしたものは。
でもこの手のイベントにつきものの、
番号が振られてた出店者マップがないんです。
つまり当日来るまでどこにどんな作家さんが
出店しているのか、正確にはわからないとのこと。
あらかじめ出店場所が指定されているわけ
ではなく、当日早い者勝ちで好きな場所に
出店する方式なんですって。
※聞いた話なんで違ってたらすみません
つまりはル・マン方式、みたいなやつ?
そんなイベント、あるんですね、驚きです。
そしてもう一つ、このクラフトフェアの
ある意味健全性を担保しているのが、
出店審査がある、ということ。
どんな著名な作家さんだろうが
何年連続出店していようが、そんなの関係ねぇ!
毎年出展内容について審査をパスした
200点以上のお店が、朝早くから場所取りをする。
なので毎年顔ぶれも変わるだろうし、
出店場所だって違う。これはかなり面白い!
あの人でごった返す会場の中から
自分のお気に入りのお店を見つけ出す喜び。
こりゃまるで宝探しですな、うん。
※これも違ってたらゴメンナサイ
ま、私のように初参加者にとっては
今のはそれこそ関係ねぇ!お話なんですが、
毎年来ても飽きさせない、そういうことがつまりは
イベントを風化させず、新鮮味を保つことに
つながるのではないかと思います、はい。
で、ぐるぐる巡回して感じたのは、
木工品、漆芸、そしてガラス器の多さ。
このあたりはさすが松本、地元の面目躍如ですな。
しかもいずれ厳選されたショップですから、
そのクオリティたるや素晴らしいの一言。
どこぞの…、いや、この先は止めときましょう。w
とにかくどのお店のアイテムを見ても、
さすが審査をパスしただけのことはあるなぁ、
と感嘆してしまいます。
そしてもう一つ、私が感じた大きなポイントが
ファブリック&テキスタイル系のショップの多さ。
完成されたデザインやスタイルを売りにする
ファッション&アパレル系?も多いのですが、
原糸や原綿、そして染加工前の原反や原布、
そして染色剤など、うちの奥様のような布系
手芸好きにはたまらんショップが結構あったこと。
無論いずれのショップも、私を除いては
大勢のご婦人方で埋め尽くされておりました。
そしてご婦人方ならではの、どこから手が伸びて、
どこから顔を出すのやらという、
パーソナルスペース無法地帯と化しておりました。
あ、大丈夫ですよ、私、関西人ですから。w
これは中町を歩いて帰る道すがら、
あとから知ったことなんですが、松本はかつて
養蚕・製糸業が盛んだったそうで、
その中心地がここ、あがたの森だったのだとか。
またその興隆が元でここに旧松本高等学校やら
日本銀行松本支店などができたんですって。
※県庁所在地外での日銀支店は大変珍しいとのこと
そんな歴史的、文化的背景が本日のご婦人方よろしく、
あちらこちらからガッツリ顔をのぞかせ、
手を伸ばし、イベントに個性を際立たせている。
それこそがクラフトフェアまつもとを大きく特徴づけ、
魅力を生み出しているんでしょうね。
えーっと、画像、まだまだあるので、
今日はこの辺にします。
木漏れ日の感じとか、きれいでしょ?
その辺も楽しみながらご覧ください!
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