萬蔵(MANZOU)

本業はプロのモノカキの端くれで末端。 守備範囲は広告、コマーシャル領域。 生まれも育ち…

萬蔵(MANZOU)

本業はプロのモノカキの端くれで末端。 守備範囲は広告、コマーシャル領域。 生まれも育ちも本拠地も関西ながら 何故か今は東京での単身生活。 ふとしたきっかけで陶器の世界にハマってはや数年。 ゆえに好物は全国の陶器市。 知識や経験による裏付けの全くない 独断的陶器愛をご覧あれ。

最近の記事

【号外/速報】ハンドメイドインジャパンフェス2024② +ヨコハマの戦利品

HMフェスでジジイは一体何を買ったのか。 えー何度も申し上げておりますが、 こちらはフェスを訪ねた「号外」です。 和陶器談はしばしお忘れください。w あ、あと、撮影の下手さにもご容赦を。 いつも陶器を撮るのとは勝手が違いすぎたので。 まずは美濃和紙を使った帽子から。 つまり紙でできた帽子です。 でもね、ていねいに扱えば 手洗いできるそうで。 そして使い込み、手洗いし、 だんだんヤレてきた感じも なかなか味わい深くて。 作者の方がかぶっている感じが なんとも味わい深かった

    • 【号外/速報】ハンドメイドインジャパンフェス2024①

      日本最大級のハンドメイドフェスの祭典。 うっかりしている間に始まりました、 ハンドメイドインジャパンフェス。 (以下HMJフェス) これまで何度か行ってますが、 このタイミングだった事を忘れており。 昨日気がついて慌てて参加してきました。 とはいえ、帰ってきたばかりなので あまり画像の整理がついておらずで。 今日のところは雰囲気だけを お楽しみいただければと。 開場は11時から。知っての通り 会場までの道のりはエグい暑さですが、 場内はエアコン完備で快適そのもの。 また

      • 【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと③

        大好きな器、なのに作家さんの記憶はなし。 最初に謝っておきます、ゴメンナサイ! この作家さん、ほとんど記憶にないんです。 どこでお会いしたのか、まったく。 関東圏、であることは間違いないんですが。 藤野? 笠間? どこだろう?w ほんとすみません!申し訳ない! 歳に免じてお許しください! でもね、器は好きなんですよ、これ。 やりすぎず、ほどよくて可愛くないですか? で、わからんなりに調べてみました。 でも調べれば調べるほどわかんなくなりました。 だってこの人の経歴、 かな

        • 【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと②

          なぜか惹かれるスチームパンクな世界観。 この作者にお会いできるのはたしか笠間、 でしたでしょうか? 他にも器を持っている、ということは 出会うたびに惹かれてしまう、ということ。 全体がサビで覆われているような、 まるでエイジング加工されたような景色。 あえて不均一な、ちょっと童子性を帯びた 全体のフォルムと相まって、 独特の世界観を放っています。 作者はBORO×BOROさん? ※以下BORO2さんとご紹介します 個人名じゃなく窯なのかユニットなのかの 名称かもしれません

        【号外/速報】ハンドメイドインジャパンフェス2024② +ヨコハマの戦利品

          【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと①

          たしか益子のイベだと思うんだけど…。 ホントは先週末、八ヶ岳のイベに 出かけたかったんですが、 諸般の事情でそれもかなわず。 今年の春夏の陶器市巡りは これでひとまずほぼ終了かと。 これからどうしようということですが、 巻頭の画像をご覧のとおり、 我が家にはたくさんの陶器があります。 これらをボチボチ紹介していこうかなと。 陶器市巡り、何年やってるんですかねー? 10年以上はやってると思います。 地元関西はもちろん、九州から中国・四国、 中部、北陸、そして関東まで、 結

          【蔵出し編】昔出会った器をゴソゴソと①

          【号外】屋形船からの東京湾の眺め

          ホントは動画をアップしたかったけど。 すみません、 今日もまったく陶器談ではありません。w 生まれて初めて、東京の屋形船に乗りました。 それがあまりにも素晴らしかったので、 雰囲気だけでも共有できればと。 特にコメも必要ないですよね。 ホントは動画をアップしたかったのですが、 初めてでやり方がよく分からず。 すでに酔っ払っているので 今日のところはこれにてご勘弁を。w とにかくみなさま、東京湾の屋形船は 一度味わってみるべきかと。 ぜひおすすめです! #陶器市 #フリ

          【号外】屋形船からの東京湾の眺め

          【号外】ヨコハマハンドメイドマルシェ2024

          創作のトレンドとファンの嗜好の風向きを。 三条から帰ってそろそろ春の陶器市& クラフトフェアの峠が過ぎ去った昨日、 横浜のハンドメイドマルシェに出かけました。 ご存知の方も多いと思いますが、 ハンドメイド系のイベントは、 アクセサリーやインテリア雑貨など、 かなり女性向けにシフトしているので、 正直あまり得意ではありません。 陶器の出店はほとんどありませんし。 すみませんね、のっけから否定的で。w あと、限られた屋内会場に たくさんのブースが並んでいるので、 撮影が難しい

          【号外】ヨコハマハンドメイドマルシェ2024

          第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫③】

          マグカップは買わない、を過去のものに。 原則、私はマグカップを買いません。 少なくともこれまでは、一度たりとも。 私の陶器愛は日本茶愛飲家であることが ベースになっているので、基本は湯呑み、 もしくはフリーカップしか買いません。 つまりハンドルやグリップは不要。 食器棚でかさばるし、洗いにくいしね。 でもこの器に出会って初めて そんなルールなんてクソ食らえだ!と。w それほど衝撃的な出会いでした。 店頭の集合写真最上段をご覧の通り、 私の買った作品は、あんなにゴツいハン

          第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫③】

          第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫②】

          私はご婦人に弱い、というわけではなく。 三条での戦利品、第二弾は漆器です。 タイトル変えなければならない危機感が。w まあ、いいものはいいのでね。 とはいえ、またもや若干女性絡みですけれど。w これまでの記事を読んでいただいている方は 薄々お気づきのことと思いますが、 私、ストレートすぎる作品は あまり好みではありません。 絵に描いたようにきちんと作られた器とか、 いかにもなフォルムや色の漆芸とか。 会場で出会ったこちらの作品、 真っ青な漆や黄色く塗り上げられた高台など

          第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫②】

          第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫①】

          関西人の私がオシ負けた三条のご婦人たち。 こらこら、もう陶器でもなけりゃ器でもないやん! だって、クラフトフェアなんだもの。 いい作品に出会ってしまったら買うでしょ! というわけで、収穫第一弾は 手織りのストール、でございます。 しかもピンクです!ドがつきそうなほどの! 我ながらすごいものを買ってしまったなと。w 最初に出会ったのは猛烈に暑かった土曜日の午後。 まだ会場に到着して数十分というところ。 さすがに暑いので今日はサラッと巡回だけして、 明日しっかりチェックしよう

          第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森 【収穫①】

          【速報/後編】第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森

          豊かな自然に包まれすぎてますやん、三条。 では後半です。 の前に、夕食は現地のスタッフの方に伺い、 本寺小路(ほんじこうじ)でいただきました。 食事も日本酒も満点でした♪ ※前編最後のカットをご参照ください やっぱり米と水が美味いってのは強いっすね。 で、真面目に後半を。 熱中症寸前に追い込まれた土曜日から一転、 この日は午後から雨模様の一日。 急いで撮影しつつ、会場を周回します。 撮影もね、大変なのよ、たんびに 「撮影、大丈夫ですか?」って確認するのが。 なんせ200店

          【速報/後編】第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森

          【速報/前編】第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森

          いやいや、まじアツすぎますやん、三条。 はいー、行ってまいりましたよー! 第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻(つき)の森。 で、もういいですかね? イベ当日の三条がクソ暑かったというお話は。w とにかく北陸・新潟に出かけるんだという 私の甘い固定概念がひっくり返されました。 特に会場は広大な芝生の公園で、 あまり木陰などがなく、来場者はもちろん、 特にモロに日差しを受ける向きにテントを構えた 出店者の方が、気の毒なほどヤバそうな顔を しておられたのが印象的で

          【速報/前編】第15回 三条クラフトフェア2024 in 槻の森

          【予告】新潟・三条クラフトフェアへ初参戦!

          ネタバレ風でしたがやっぱり新潟・三条へ! すみません、あれこれ前フリしましたが、 普通の結論に至りました。 ま、こんなに毎週アチコチ行くこと自体が 普通かどうかはわかりませんけど。w 三条クラフトフェア、参戦決定です! 参戦いうても出店じゃないですが。 今回は2日間、正確には現地1.5日ぐらいかな? ともかく一泊行程で行ってまいります! いつものことなんですが、 私はあまり予習をせずに陶器市に出かけます。 なんか面白くないじゃないですか、 ネタバレしてるイベントに行くのっ

          【予告】新潟・三条クラフトフェアへ初参戦!

          次、どこに行くべきか問題について

          三条か、青森か、えべつか、それが問題だ。 そろそろ春の陶器市のシーズンも 終わりが近づきつつあります。 陶器市前線は桜と同じ、沖縄から始まって どんどん北上していくので、 正確に言えば北陸、東北、北海道エリアが まだ残ってはいます。 ※八ヶ岳やフェス系の例外を除く とはいえ、貧しいイチ市民かつ 勤め人の私がそれらすべてを網羅できる わけもなく、現実的には次ぐらいが 遠征できる限界かな、という感じ。 残すは新潟、青森、北海道。 どこも仕事以外で行ったことはないですね。 直近

          次、どこに行くべきか問題について

          クラフトフェアまつもと/収穫③

          表現の自由と、一期一会に翻弄されるジジイ。 さてクラフトフェアまつもとの最終回、3点目です。 1、2点と続けて女性作家さんでしたが、 こちらは男性の作家さん、野中麟太郎さんの作品です。 3点並べて見ると、私は普通の器では 満足できないヤバい人みたいですが。w いかがですか?この仕上がり具合。 ぶっ飛んでますよねー。w 胴の部分を囲うようにぐるりと一周、 ランダムかつ粗いツブツブがごってりと。 作家の野中さんはまだ30代かな? ツーブロックのロン毛を束ね、 足元は近未来感の

          クラフトフェアまつもと/収穫③

          クラフトフェアまつもと/収穫②

          松本の、ブドウ畑の片隅で収穫された器。 あー、これは野焼きかなー。 見た瞬間にそう思いました。正解でした。 不均一でザラザラでゴツゴツ。 オマケに結構真っ黒だし。w 釉薬を使わない土そのものの質感。 特別野焼きが好きなわけではないですが、 これはこれで味わいがあるなーと。 でもま焼成時の温度管理などのが難しい分、 仕上がりには自ずとバラつきが出るわけで。 割れることも多い(←歩留まりが悪い)だろうし、 にじみや水漏れなどの不具合が出ることも。 そういう器を何個か持ってい

          クラフトフェアまつもと/収穫②