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雑記

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2022年12月の記事一覧

雑記#13『推しが武道館……』

 漫画『推し武道』の正式なタイトルがいつまで経っても覚えられない。推しが武道館、までは絶対に合っているのだが、それ以降が難しい。
 最初の関門は助詞の有無だ。もし助詞が必要な場合、「武道館に」なのか「武道館へ」なのか、ここもポイントになってくる。次に「行く」なのか「いく」なのか。そして「〜たら」なのか「〜てくれたら」なのか。さらに「死ぬ」なのか「死んでもいい」なのか。それに加えて、末尾に句点は必要

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雑記#12『観ていない映画』

 自分の好みに関係なく、教養として観ておきたい映画がある。同世代の間で流行った映画や全国的な社会現象にまでなった映画など、こういったものを知っておかないと「その映画を知らない私」が会話の主題になってしまい、何だか知人達に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。 

『君の名は。』
『天気の子』
『アナと雪の女王』
『ハリーポッター』
『もののけ姫』
『ターミネーター』
『マトリックス』
『パイレーツ・オ

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雑記#11『ラジオ体操』

 怪しい集団に包囲されたことはあるだろうか。私はない。恐らく、多くの人はそのような経験をしたことがないだろう。
 しかし興味はある。誰かに洗脳された人たちに囲まれて、自分まで洗脳されてしまうかのような雰囲気を味わってみたい。そんな時におすすめなのが、ラジオ体操だ。小学生の夏休みや高校の体育祭なんかでやる、あの体操だ。工場や倉庫に勤務している人は、大人になってからもやったことがあるだろう。
 やり方

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雑記#10『苗字』

雑記#10『苗字』

 苗字の最後が「し」や「け」で終わる人は「氏」や「家」を後ろにつけられたことがあるのだろうか。
 例えば、高橋氏とか小池家みたいに。同じ仮名が連続して登場するため少々言いづらくなってしまう。

 同様に「く」や「さ」で終わると、「くん」とか「さん」をつけた時に言いづらくなる。賀来くん、高久くん、湯浅さん、小笹さん……。筆者はここで自身のペンネームを思い出した。

 そう考えると、「ヨドバ氏」という

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雑記#9『アリバイ』

 少し前に、栃木県の小山市に足を運んできた。
 観光地なり展覧会なりに1人で行くことが度々あるが、私は自撮りをしない性分であるため、自分が写っている旅先での写真を理論上残せない。だから、撮った写真は全てインターネットから拾ってきた画像のようになってしまう。

 「ここ行ったんだよね〜。」ができない。
 そして今後、殺人事件の容疑者としてリストアップされても、ネットで拾えるような写真しかないから、ア

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雑記#8『近似』

 最近、視野狭窄という単語を目にした。何気なく読んでいたが、ふと声に出して読んでみるとあることに気が付いた。島耕作に似ているのだ。

 しやきょうさく Shiyakyousaku
 しま こ うさく Shimakousaku

 誰か他にこの衝撃の事実に気付いた人はいないかと、ネットで検索してみたところ、結構な数がヒットする。みんな、考えることは同じようだ。

 学生 視野狭窄
 ヤング視野狭

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雑記#7『じゃんけん必勝法』

 とんでもない大発見をしてしまった。今まで運と心の読み合いだけのゲームだと思われてきたじゃんけんに、攻略法を見出すことに成功したのだ。
 先に述べておくと、この攻略法を用いてもじゃんけんに勝利することはできない。しかし、ほぼ確実に敗退の道を選べるのだ。これさえマスターすれば、勝った方が逆に損をする可能性が高い、所謂「男気じゃんけん」なんかでは無敵である。

 しかしながら、その方法自体は既に広く知

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雑記#6『恐怖心』

 恐怖を構成する要素のうち、半分以上は「雰囲気」が占めているのではないかと考えている。
 例えば、人里離れた山小屋に住む老婆が夜中に包丁を研いでいる様子は、誰が見ても怖いと感じるだろう。しかしそれが電動の砥石で研いでいたとなれば、本来の怖さは発揮されるのだろうか。
 「シュコ.........シュコ.........シュコ……。」という音には、これから起こるであろう最悪の事態を想像させる効果がある

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雑記#5『ふ頭・ド級・草なぎ剛』

 本来なら漢字で記せる部分が仮名になっている単語に対し、言葉では言い表せないムズムズとした感情を抱いてしまう。
 ふ頭、ド級、フッ素、でん粉、まん延、ひっ迫、けん引、改ざん…………。常用外漢字だから仕方ないのかもれないが、一つの単語の中に平仮名・片仮名・漢字が混在していると、かえって読みづらく思えてしまう。
 埠頭、弩級、弗素、澱粉、蔓延、逼迫、牽引、改竄。こちらの方がスッキリしていて、見ていても

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雑記#4『小説の舞台』

 読んでいる本の舞台が地元だと、内容以外の別の部分に意識が向いてしまう。都道府県や市区町村単位での一致ではよくあることだが、先日購入した小説は自宅から半径5km以内の場所が舞台となっていた。内容が面白くないというわけではないが、作中の建物の描写が自分が見てきたものと全く同じであるため、「知ってる知ってる。」と思わず心の中で呟いてしまう。
 X市、Y駅、Z警察署などなど、地名や施設名がイニシャルで登

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雑記#3『犬のウィリー』

 大型犬を散歩できる人は尊敬に値する。腰の曲がった老人や小学生なんかが1人で散歩している様子を街中で見かけることがあるが、あれは中々の度胸がないと出来ることではない。
 今日、隣の家て買われている大型犬が家の敷地から飛び出すところに遭遇した。一瞬飼い主の姿が見えず、本当に鎖を噛みちぎって脱走してきたのかと思う程に迫力があった。
 特に怖いのが、犬が前進する勢いを飼い主がリードで鎮めようとした時に生

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