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【就活コラム】面接の前後が重要

就活生の面接力は、数年前と比べて格段に向上しました。理由はキャリアセンターやハローワーク、就職情報会社主催の「面接セミナー」が増え、模擬面接受講の機会が増えたことです。就活は、知識量の勝負ではなく、経験数や練習量です。学業よりスポーツのイメージです。

そのため企業採用担当者は、面接の評価が難しくなりました。応募者は皆同じように振る舞い、質問の答え方も似通っています。新卒採用面接官は、人事部員のように採用のプロだけでなく、現場のスタッフも多く、レベルの差が激しく、応募者の見極めができない場合が見受けられます。

最近の採用面接では、実際の面接だけでなく、応募者の面接前後も評価するようになってきました。面接の受付や控室での態度や様子を評価する企業も多いです。また面接ではなく、面談と称してリクルーターや先輩社員が社外で会うことで、普段の就活生の態度や振る舞い、思考や行動を判断しています。

【大阪梅田就活スクール】受講生が受けた大手カード会社の採用面接では、面接の控室に新入社員である受付担当者が、面接の順番を待っている応募者に話しかけていました。他の応募者は自己PRや志望動機を覚えることに集中していたようで、質問にもあまり答えず、目も合わせなかったようです。そのような態度では、総合評価が下がるのは無理もありません。

また、ある人材会社の採用面接後、エレベーターで一緒になった応募者同士が大きな声で面接の様子や面接官の評価について話していました。面接の緊張感から開放され、気が緩んだのでしょう。たまたまそのエレベーター同乗していた会社の専務は、エレベーターが1階に到着して応募者が帰った後、人事部採用担当者に電話をして今面接を受けた学生を落とすように指示しました。応募企業の社内では、誰が見ているかわかりません。面接を受けた会社から離れるまでは、電話やメールも控えるべきです。

さらに言うと、面接のお礼をメールで送信する人は、ほとんどいません。ビジネスの世界では、お礼のメールは常識です。就活生が誰も送らないお礼のメール送ると、採用担当者の印象が良くなるのは間違いありません。【大阪梅田就活スクール】受講生には、就活スタート時から出会った採用担当者や社員には、必ずお礼のメールを送信するようにアドバイスをしています。そうすることで、自分の名前を覚えてもらうことができ、他の就活生より一歩リードすることができます。

就活生の経験や能力の差は、ほとんどありません。社会人と同じで、「気配り・心配り」ができる就活生が第一志望企業から内定を得ることができます。【大阪梅田就活スクール】受講生は、確実に結果を出しています。

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