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魅惑の竹生島

急に朝晩が涼しくなってまいりましたが、皆様お変わりございませんか?
筆者はこの夏、いつになく家電が壊れまくったのを皮切りに、雑事が次々と押し寄せ、こんなことばっかやってられっかとプチ避暑に出かけたりもして仕事以外でもいつもより余計にちょこまかした結果、9月になってました…
え( ゚Д゚)!!???
って感じです。←

そうなる前のまだそこまでは暑くなかった初夏の頃に遠足に行ってたので、今回はそちらを記事にまとめながら、ガイドを務めさせていただこうかと🚩それでは皆様、本日はどうぞよろしくお願いいたします〜^^

さて、ではどこに足を運んだかと申しますと…
筆者の中では、行こうとすれば行けるはずが実際はこれまでなかなか機会が見い出せなかった、滋賀県の琵琶湖に鎮座まします竹生島ちくぶしま!ぼんやり一度は行ってみたいな~と思っていて、少し調べてみたりもしていた時に、友人にその話をしたところ、自分も行きたいと言ってくれて🥺そこからはさくさく事が動きました。しかもフェリー乗り場まで車を出してくれるというので、本当にありがたい限り。現地の弁才天様や他の神々を拝む前に、友人たちを拝みましたね笑

ちなみに、筆者は車の免許を所持しておりません。ある時きょうだいが、「姉御のような上の空の者が車の運転なぞするのは社会の迷惑ですぞ」と親に言っていたらしく、それを又聞きして「ほほぅなるほどそのとおりだ」と思い、今までゴーカートしか運転したことがないという。←

◎竹生島の由緒◎

初めに、ざっと島のことや祀られているご神仏の概要を。
管轄としては、長浜市に属するんですね。琵琶湖にはいくつかの島がありますが、二番目の大きさになるのだとか。また、いただいたガイドによると、島名の由来は以下です。

島の名前は「(神を)いつく島」に由来し、その中の「いつくしま」が「つくぶしま」と変じ「竹生島」になりました。

竹生島で配布のパンフレットより

そして、竹生島といえば何といっても弁才天様✨(もうシンボルですよね) 竹生島宝厳寺ほうごんじの本堂(弁才天堂)のご本尊であらせられます。

本尊の大弁才天は、江の島・宮島と並ぶ「日本三大弁天」の一つで、その中で最も古い弁才天です。そのため当山のみ「大」の字をつけ、大弁才天と称します。開山時(724年)聖武天皇の勅命を受け、僧行基が開眼したものです。本堂は、昭和17年に再建され、現在の本尊の弁才天像を安置しています。

竹生島で配布のパンフレットより

さらに、竹生島神社には八大龍王の黒龍様たちもいらっしゃり、行く前からなにやらドキドキの筆者でした🐉
宝厳寺のホームページ、トップの映像が感動的ですので、ぜひ見てみて!

***

当日は、フェリーが行き来する時間や便数が決まっているのもあり、朝から出かけることに。家まで車で迎えに来てもらって、至れり尽くせりの出発。さっそく遠足のお供に準備しておいた都こんぶ(例のアレ的酢昆布)を配ります笑
竹生島は湖の中にあるため、現地にはフェリーでないと行けないのですが、そちらへ着く船が出る港が3カ所あり(今津港・長浜港・彦根港)、我々は今津港から乗る計画でした。というわけで、まずはそこを目指します🚐💨

平日の午前中に参加者全員の都合がつけられたので、道がスイスイ。しかも今回は身内の晴れ女ではなく友人の晴れ女がついている遠足。お天気も実に晴れやか、マジ救世主😇島内では小高いところ登ったりしそうだからな…。それなりの距離を走ってもらいましたが、無事午前中に目的地に到着です!ありがたや~🙏🏻

今津港の乗船所内
すっきりしてて清潔感のある雰囲気でした^^
☝🏻こちらは時刻表と料金表
この下のカウンターで発券していただきます
筆者は旅先でスタンプを集めていて
ここで係のかたにあるかどうか伺ってみると…
ジャーン!
こんなにいろんなのが🎶
網羅してきたやつ←
やった~うれしい
ありがとうございました🥰
ついでに乗船所でいただいた今津まち歩きマップ
え~めちゃ楽しそう!
そのうち町の散策もできたらな~
さて、室内から港を撮ってみた📸
フェリー停泊中
外に出てみたところ
すがすがし~👒
(昼前で日差しは強かったけど…笑)
ちなみに右手前にある△は石碑
『琵琶湖周航の歌』が刻まれてます
周辺の風景
見て、この青い空と湖^^
広々として麗らかでした🎈

そうこうしているうちに、我々が乗るフェリーの出港時刻が迫ってきます! 

今津航路を往来する高速船“いんたーらーけん”
白い船体がまぶしいぜ…😎
ところどころに入ってる花のマーク
これ実はある戦国武将の家紋なんです
どなたのものかおわかりになりますか^^?
船内への入口
ドアにも桔梗紋、そして記名があるよ
正解は明智光秀公でした~💡

2020年のNHK大河『麒麟がくる』の放映時期、
滋賀にゆかりがある主人公の明智光秀や戦国時代にちなんだ
イベント“戦国ワンダーランド”が県で開催となり、
そのキャンペーンに伴ってリニューアルされたとか
愛称は『びわ湖光秀号』だそうです❀

では、さっそく光秀号に乗り込みましょう!いよいよ出航です。わくわく❣️

クルーズ中の一階キャビンではVTRが流れるんだぜ
着くまでに見どころなどが予習できるシステム
無駄がない笑
しばらく湖面を走るのを見ていると
あらためて琵琶湖って大きいんだな~と😳
日本最大だもんね
それにしてもよい気分♬
わあ~~~島が見えてきた!
ん、木々の上に鳥がいっぱいいるぞ…🧐
(カワウだそう)
どんどん近づいていきます
もうすぐだよ🚩
無事、竹生島に到着⚓
船体側面の浅葱色がさわやか
光秀号ありがとう~👋🏻
初上陸!
竹生島港です
別の方角
しかしマジいい天気
雨ふらしとしては、にわかに信じられん←
歓迎にうれしがる一行
この近くにおみやげ屋さんと軽食の売店あり
広場の一角で記念撮影してもらいました
あっ、奥にフライングで国宝が🙈

ひとしきり竹生島港の周辺を観光したら、ここからはガチの島内散策です💨

参道マップ看板が現れた!

帰りの船便の時間があるため、一応それをリミットに竹生島全体を拝観の上おみやげも見るつもりで行動開始。ただ今回、参加者全員、当地に来るのが初めてで、正直そううまく運ぶのかはわかりません笑 とりあえず、まずは弁才天様を拝むべく、券売機で拝観チケットを購入して、参道を上ります✊🏻

ここが分岐点
向かって右方面が竹生島神社
左方面が宝厳寺なんですね
それでは弁天さんのおられる左方面から!
鳥居には“竹生島神社”とありますが
くぐって石段を上った先は宝厳寺です📝
(元が神仏習合の島だからかな)
勾配が意外と急で、のっけからそう甘くないぞ…
予定時間内に巡れるか!?
おお、碑だ
まだ階段は続いてますが、もう少しですよ~
手水舎
造りがかっこよくて🤩
そして千社札がいっぱい
(島内の別の場所では「貼ってくれるな」という掲示を見た気がするけど^^;)

あ、ついに本堂のある場所が見えてきました!

竹生島宝厳寺の本堂前
白い燈籠の清楚な美しさが際立ちます

少し休憩をとって落ち着いてから堂内に入り、念願の弁才天様に拝謁🙏🏻✨
本堂でも物販をされてたので、ここでそこそこおみやげも入手できました^^

本堂のあるエリアからまた石段を上っていくと
宝厳寺三重塔も仰ぎ見ることができます
それがこちら!
写真見たら光みたいなのが差してるの
瑞兆かもと思うと慶ばしい

ここから竹生島神社のほうへ向かうのですが、神社へ行くまでにも宝厳寺に関連する見どころが満載!あとの道は下りになりますよ、参りましょう~。

来た道と別方向へずっと歩いて降りていくと…
わぁ、石段の左に見えてきた!
これも見たかったんだよな~
国宝唐門です
う~ん、艶麗
まさに桃山様式の代表という感じ
立て看板には、豊臣秀吉が建てた大阪城で唯一
現存する遺構であることが記載されています
ここに移築されて残っているんですね
ちなみに竹生島に移築を命じたのは豊臣秀頼だそう
歴史が感じられます
唐門を入ると重文の観音堂があると伝える看板
そこが西国三十三所観音霊場巡りの札所なんだ
三十番となってます

建物内には、観音堂と竹生島神社をつないでいる重要文化財もありました。

それが“舟廊下”と呼ばれる、ここ!
観音堂を通って進むと現れます
秀吉の御座船の部材を使って建てられたよう
趣がありますね…
木の格子から陽光が入り、ほどよい明るさ
廊下を渡って外へ抜けたところ
都久夫須麻神社(竹生島神社)です🙏🏻
真ん中が本殿
なるほど…ということは
最初の分岐点で右方向に行くとここに着くんだ
わぁ、茅の輪!
確かにちょうど夏越の祓の期間でした
せっかくなのでくぐってきたよ💫
茅の輪を通った先の到達地点
奥に進むと八大龍王さまがおられますぞ〜🐉

そして、実はこの先の景観が今回の見出し画像となります。よろしければあらためてトップをご覧くださいませ。心が洗われる眺めでございましょう🥺小皿を投げて願掛けをする“かわらけ投げ”もそこで行なえます。皿が鳥居をくぐれば、願いごとが叶うらしい。もし機会があれば挑戦してみますか^^?

道中のご案内はここまでです。皆様、大変お疲れさまでございましたm(_ _)m
しかし、いてお帰りになるのはちょっと待った!
我々も実は神仏の足止めにあい?、フェリーを一便見送って、次の便に乗ることになったんだよ!(やっぱりか) まあゆっくりしていきなさいなって思し召しだったということで…笑 皆様もごゆっくりどうぞ~。(道連れ)
さあお立ち会い、ここからは当秘境恒例ご当地みやげ情報のコーナーです🤗

まずは鳥さんの土鈴
振るとコロコロ音がします🎵
見た瞬間即決
鳥の名は“舎利”
元々は九官鳥に似てるみたい
(土鈴はちょっと何とも言えないけど笑)
このとおり西国三十三所の札所の中でも
滋賀県内の6カ所のみで授与される限定品
巡礼して集めたらコンプリートできるよ
👇🏻に札所情報を掲載させていただくので
興味のあるかたはご参照あれ^^


お次は、見るだけでもありがたい?お茶🍵
霊験があらたかすぎる…
彫刻昆布ってナニ!?
渋さが逆にまばゆい笑
お湯を注ぐだけで観音様が顕現されるとは
そんなことが許されるのに衝撃
続いて、いわゆるミルクまんじゅう
ねがいだるま💛
かわゆい弁天さんがパッケージ
美味しかった^^
おまけにこんなものまで…
誘惑に抗えず(煩悩!)
取り出してみた
猫の型押し、見えます?
ちなみに左のチラリは前からうちにいるニャー
お醤油を入れると…
なるほどこういうことか!
え〜かわいい~( *´艸`)
ムダに何か注いでしまいそうな予感しかない

***

最後までお付き合いただいた皆様に、あらためて御礼申し上げますm(_ _)m
筆者にとっては念願の竹生島訪問が叶い、参拝以外にものんびりおみやげを見たり風景を楽しんだり小腹を満たしたりと観光もできて、一石二鳥以上の遠足でした^^ 初めての訪れだったため把握しきれていないこともあって、午前中から行動しておいて正解だったかなと。一度行ってよくわかったので帰りの道中で「また来たいね~」なんて、友人とすでに話していたぐらい、様々な充電ができるところだと思います。

え…帰ってきてから次々と家電が壊れていったのって…まさか、持ち帰ったパワー強すぎたんじゃあるまいな💥!?

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