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連載:「チューリングの哲学」【第1回】ナチス・ドイツを敗北に導いた「超天才」チューリングの波乱万丈な人生と不幸な「死の謎」

2024年9月1日より、「講談社Web現代新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。お楽しみいただけたら幸い!

『天才の光と影』に登場するノーベル賞受賞者たちを超えて、21世紀の現代社会に計り知れない影響を与え続けている「超天才」が3人存在する。その3人とは、ジョン・フォン・ノイマン、クルト・ゲーデル、アラン・チューリングである。

この3人は、20世紀のほぼ同じ時代に生きて、各々が独自のアプローチで人間理性の限界に迫り、まるで螺旋状に絡まるように人生の幾つかの重要な接点でお互いに何度か交差している。

彼らの代表的な講演・論文については拙著『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)に訳出してあるので、ご参照いただけたら幸いである。

さらに、ノイマンについては『フォン・ノイマンの哲学』(講談社現代新書)、ゲーデルについては『ゲーデルの哲学』(講談社現代新書)に新書化して上梓した。

本連載では3人目の「超天才」チューリングがどのような生涯をおくり、いかなる思想に到達し、21世紀に生きる私たちに何を遺したのか、その意味を探究するつもりである。

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