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動画【パラドックス#10】自意識のパラドックス!

古代ギリシャ時代から現在に至る多種多彩な「パラドックス」を解説する【パラドックス】シリーズを、YouTube チャンネル「高橋昌一郎」で開始した。お楽しみいただけたら幸い!

第10回「自意識のパラドックス!」

ブラジルの首都を考えてみよう。19世紀からずっと「リオ・デ・ジャネイロ」が首都だったが、1960年に遷都が行われて「ブラジリア」が新たな首都となった。

さて、Aは「ブラジリア」が首都であることを知っているが、故意に自分の信念に反して「ブラジルの首都は、リオ・デ・ジャネイロだ」と発言すれば、Aが嘘つきであることは明白である。しかし、Bは「ブラジルの首都は、リオ・デ・ジャネイロだ」と心の底から信じていて、その自分の信念にしたがって正直に「リオ・デ・ジャネイロ」と答えた場合は、どうなるのだろうか。つまり、Aの嘘は「意識的」であり、Bの嘘は「無意識的」であるとき、それをどのように解釈すればよいのだろうか?

高橋昌一郎(監修)『パラドックス大図鑑』ニュートンプレス、pp. 118-119.

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