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  • シソンヌが出た、書いた、の感想まとめ

    シソンヌが出た、書いた、の感想まとめ

  • ドラマ「でっけぇ風呂場で待ってます」感想まとめ

    「でっけぇ風呂場で待ってます」全話感想です。 1万字以上ありますので、ごゆっくりどうぞ。 もし良ければ♥️スキいただけると嬉しいです。

  • おしみんまるのライブまとめ

    おしみんまるのライブ

最近の記事

『Why don’t you SWING BY?』観劇メモ

『Why don’t you SWING BY?』 観劇しました。 詳しい内容の話はしませんが、曲名なども含め、ネタバレありです。感想というより殴り書きですみません。 ・「愛の賛歌」大好き人間としては、夢か?(ドラマか?)と思った。じろうさんの歌が上手すぎる+好きな歌だ!の感動で、顔に100億点ですって出ちゃってたと思う。感極まった。 ・翻訳ミュージカルっぽい感じのコント一番好きだった。ミュージカルのヘアスプレーみたいで楽しい。この前の舞台では三浦宏規さんもリンク役で出て

    • 夜は人を壊す。『No Activity/本日も異状なし』(第3話感想)

      No Activity/本日も異状なし 第3話を見ました。 今回の脚本はシソンヌじろうさん単独クレジット。 3話のテーマは「行動」。2話までは、「○○して欲しい」「○○した方が良いのではないか」と思っていたことが、3話では実際に行動に移されていくという点が特徴的でした。 このドラマ、刑事ものというベースでは作られているものの、実際には「お仕事もの」のドラマとは一線を画しています。それは、いわゆる「お仕事あるある」のような、共感や感情移入というものを想定せずに作られているから

      • 今のところ、全てが異状。『No Activity/本日も異状なし』(第2話感想)

        No Activity/本日も異状なし 第2話を見ました。 今回は後輩組の性格にクローズアップ。1話ではめちゃくちゃな先輩の話を聞く立場で、2話で性格の異常さが実は先輩組を上回ることが分かるという展開になるのが面白かったです。もはや彼らが逮捕しようとする大麻の売人よりも異常ですらあります。 登場キャラクターの中で最も目立った狂気を放っているのは、無線室で新人教育係を務める里見美里(木村佳乃)。1話では、次々に新人が辞めていく、と若者の仕事に対する価値観の変化を嘆いていたわ

        • 「株主総会」行ってきました。~シソンヌライブ「dix」より~

          先日、WOWOWにてシソンヌライブ「dix」が放送されました。面白かった中でも、株主総会を設定としたコントがとても衝撃的で、好きでした。あまりに好きだったので、心の中で温めたりしていたのですが、少しだけ言葉にしてみようと思います。 内容は、ある会社の株主総会において、社長(長谷川)から、新役員として花沢香織(じろう)が紹介されるが、自分の役員選出は実力なのか、時代の風なのか教えて欲しいと問う、というもの。 一番好きだったのは、(「女性らしい、とされる」仕事を)「やりたいわ

        『Why don’t you SWING BY?』観劇メモ

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        • シソンヌが出た、書いた、の感想まとめ
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          異状ありました。『No Activity/本日も異状なし』(第1話感想)

          『No Activity/本日も異状なし』第1話を見ました。もともとはオーストラリアのドラマだそうで、アメリカなどいくつかの国でリメイクされているとのこと。元のドラマは未見なので、どの程度影響を受けているのか分かりません。シソンヌファンなので、じろうさんの脚本楽しみにしていました。 第1話(全6話一斉に配信されていますが、1話だけ見た段階で書いています。1話までのネタバレ有です)は、物語の設定説明と各キャラクターの紹介が中心。それだけではなく、今回のテーマは「世代間ギャップ

          異状ありました。『No Activity/本日も異状なし』(第1話感想)

          走り出したおばさんを捕まえて。(つまりシソンヌの演技が好きな話。)

          シソンヌについて書くとき、憑依という言葉を使って演技を褒めてしまうことがある。 間違ってはいない気がするが、シソンヌじろう氏(注1)を「憑依型」ではない言葉で表現したい。 憑依という言葉は、全く違う人格や性格が乗り移ったり、乗り移りにいったりするような印象を与える。じろう氏は自分で台本を書き、自分で演じる。憑依よりもっと良い言葉があるような気がしていた。 それに対するヒントを、堀井憲一郎著「いますぐ書け、の文章法」の中に見つけた。(注2)この本では、文章を書くときに起こる

          走り出したおばさんを捕まえて。(つまりシソンヌの演技が好きな話。)

          (見た記録)ドラマ「ロキ」感想

          ディズニープラスで毎週放送されていた「ロキ」を見終わった。 エンドゲームまでのロキに関するネタバレはもう隠す時期ではないと思うが、今回のドラマについてのオチまでは書かずに。ただ、ストーリーや新キャラクターについては触れるスタンスで。 ドラマ「ロキ」で行われたことについて、自分では3つの点から考えている。 「ロキとは何か」「マルチバースとは何か」「トム・ヒドルストンという宇宙資源について」 一つ目「ロキとは何か」。単独作が3作制作されているソーの弟ロキ。それに象徴されるよう

          (見た記録)ドラマ「ロキ」感想

          (見た記録)シソンヌライブ[dix]

          シソンヌライブ、面白かった、楽しかった、です。感想を上手く言葉に出来なくてもどかしい(言いたいことは沸々と出てくるのに、喉から出てこない!)のですが、全ネタ感想を書き留めておこうと思います。まだ1回しか見ていないので雑駁かつ取り留めのないものです。ネタバレしかありません。 前回はチケット代1万、配信は全日で(基本)1000円でしたが、今回はチケット代9000円、配信は3日間で各2400円。配信がほぼ1ヶ月見れるのは本当に嬉しい。 ネタの前に。 毎回、曲がお洒落で気分上がり

          (見た記録)シソンヌライブ[dix]

          何か意外と細かい課金いっぱいあるのよ、シソンヌ。

          何か、は完全に口癖です。 タイトルの「細かい」というのは、安いの意味です。 友人とサブスクサービスで何を登録してるか、という話になり、意外とシソンヌサブスク(厳密にはサブスクではなく課金)があるような気がしてきました。せっかくなのでまとめておこうと思いました。 ①CHIRATTO(月500円) https://chiratto.net/ 月1本、じろうさんの書き物を読むことができる。毎月じろうさんがあるジャンルに秀でた方と対談している。(説明が難しい) ②東奥日報「シソ

          何か意外と細かい課金いっぱいあるのよ、シソンヌ。

          女装綺麗時代のコント考

          最近やっと気がついた。コントの中で女装して綺麗な人が増えている。というか、メイクだったり、服装だったりを研究して、綺麗になる努力をしている人が多くなってきた。それに、そういった努力を好きで進んでやっている人もいる。 これまで、女装の笑いは、その「似合ってなさ」から来るものであったと思う。けれど、今は一方を完全に女性として見せて、男女の関係性の中に笑いがある感じだ。 今パッと思い付くのはよしもと所属の「レインボー」。女装が綺麗で、でも笑いを生むのは女性に振り回される男性、とい

          女装綺麗時代のコント考

          メトロンズ「副担任会議」

          メトロンズ「副担任会議」を見てきた。 赤坂REDシアター、もしかしたら10年以上ぶりかもしれない。あの小劇場独特のにおいが好きっていうところがある。演劇ユニットとか、演劇的な展開が個人的に好きなので、とても楽しみにしている企画。 6人全員のキャラクターが立っていて面白かった。全員好きだった。この6人でやっていくぞ、という気概。 直前イベントで言われていて気になっていたこと。コントユニットでもなく、劇団でもない(意訳)という意味が、少し分かった様な気がした。役はそれぞれある

          メトロンズ「副担任会議」

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第10話]

          最終話『鵬の湯の日』脚本担当はシソンヌじろうさん。 ついに来てしまった最終話。色んなことがあって、でもあっという間。じろうさんの脚本でスペシャル感満載。 今回、かなり主演お二人の技量に任せる場面が多く、期待と重圧がのし掛かっていたのだろうな、と。個人的に端本夫婦の描き方を楽しみにしていたので、最後のシーンで端本妻(平田さん)が端本夫(野間口さん)に「ケンちゃん格好良いー!」と野次を飛ばしていてほっこり。じろうさんの描くこの夫婦はお互いが一番、という感じで好きでした。 最終話

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第10話]

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第9話]

          第9話『松見の母ちゃんと光石研』脚本担当はかが屋の賀屋さん。(3回目) いつもドラマを見終わって公式HPでタイトルを確認するのが一つの楽しみですが、今回はかなりストレートなタイトル。「母ちゃん」使いの(松見)芯さんっぽさと、もはやタイトルに入っていた光石研さん。「松見の」と入れているところが面白い。「母ちゃんと光石研」であれば、芯さん目線になるところで、松見の、と入れることでそれを見ている人目線になるというか。 今回もやはり思ったのは、端本夫婦の描き方に個性が出ていること。

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第9話]

          どうせ選ぶのならば、一つ上のシソンヌライブを。

          シソンヌライブ「neuf」DVDはコードレスの掃除機と似ている気がする。 持っているだけで部屋が少しおしゃれに見えてくるし、何だか人生のステージが上がったような気になる。迷いなく買える値段ではないけれど、買うと決めたら何とか頑張れそう。もしもコード付きの掃除機を持っていたらすぐに必要になるものではないけれども、あれば嬉しい。 そんな気持ちでDVDを待っていた。 このDVDを買った理由の1つ。劇場で見た時に衝撃を受けた1シーンを見るため。客席にいて声が出せず、急に沸いた力が目

          どうせ選ぶのならば、一つ上のシソンヌライブを。

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第8話]

          だんだんと話も後半になってきました。 第8話『お風呂の神様』空気階段水川かたまりさん脚本回。 前回の水川さん担当回は人情派の内容でしたが、今回はファンタジー。毎回思うところではありますが、本当に皆さんの才能の幅広さを感じます。1週目はキャラクター紹介、2週目でファンタジー(6話の未来が見えるようになる回とのシリーズ感もあり)、あと2話で終わりへ向かっていく形でしょうか。全体のバランスが良いとつくづく思います。今回は一発芸披露やアドリブのような、お祭り回でもあって、そこで光る

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第8話]

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第7話]

          第7話「銭湯の正しい入り方」 ハナコ秋山さん担当回。 ハナコ秋山さん2周目。構成的なこだわりとか、やりたいことだとかが前回との比較で分かって面白かったです。確かに、同じシチュエーションで複数話書くというのは(普段のコントなどでは)なかなか見ることができず、このドラマ企画の醍醐味だな、と思いながら見ています。もうそろそろ終わりが見えてきて寂しい。 最初に、登場人物たちが作った「銭湯の正しい入り方」の映像。前回は劇中劇をしていて、今回は映像を作っているというのは面白い発想だと

          (見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第7話]