『Why don’t you SWING BY?』観劇メモ

『Why don’t you SWING BY?』
観劇しました。
詳しい内容の話はしませんが、曲名なども含め、ネタバレありです。感想というより殴り書きですみません。


・「愛の賛歌」大好き人間としては、夢か?(ドラマか?)と思った。じろうさんの歌が上手すぎる+好きな歌だ!の感動で、顔に100億点ですって出ちゃってたと思う。感極まった。

・翻訳ミュージカルっぽい感じのコント一番好きだった。ミュージカルのヘアスプレーみたいで楽しい。この前の舞台では三浦宏規さんもリンク役で出ていて、格好良かった…!
(小声)いつかじろうさんもヘアスプレーのトレイシーママ役で出れると思う。トレイシー役渡辺直美さんとの組み合わせ、最高なので再演お願いします。
長谷川さんのアワアワ演技好き。

・三浦宏規さんのダンス良かった…まず、かっこよすぎる。三浦さんは何度か舞台でお見かけしているけれど、今回が一番近い席で、「芸能人!!」と思った。歌のイメージを持っていたけれど、ダンス凄く良かった。

・ディズニーシーのBBBを想起させる大人な空間。Night & Dayの選曲も。(ここの原田優一さんの歌声素敵。声量がすごい。)将来シソンヌで、コットンクラブとかブルーノートでのディナーショー(ディナーコント?)を見たい。

・鈴木拡樹さん→自転車が似合いすぎてる。アニメから飛び出してきたみたい。泥棒(兄)良いキャラクターで大好き。

・アイドルのファンもやっているので、ペンライト振れたのはめちゃくちゃ楽しすぎた。シソンヌ現場でのペンライト解禁、ドラマか?と思った。

(追記)
・シソンヌは演技がうまい…。しみじみしてしまうほど。二人の掛け合いのリズムが気持ち良い、良すぎる。長谷川さんの、一瞬受け入れてみたものの、やっぱり違うわ、というツッコミの間が好き。じろうさんは女装コント以外も素晴らしいと常々思っているものの、女性役をする時の仕草が特に良かった…!座りながら、爪先を上げてトントンとするところとか、歩き方まで、所作の整い具合が極まっている。伝統芸能として末永く語られるべき。

・じろうさんの愛の賛歌歌唱。曲の間にトークを挟んで、バッチリタイミングで曲に合わせるの、さらっとやっていたけれどすごい技術。
スパマロットでは限界高音歌唱でしたが、今回は低音でしっとりと。いつか、シソンヌミュージカルを…!
(追記終わり)

・その他
シソンヌの作り出す世界は、やっぱり愛だなーと思いながら帰った。たくさん笑ったし、ペンライト振り回していましたが、(じろうさんの歌う)愛の賛歌。そうだよな、シソンヌは愛のグループだよな、と思った。

面白いとか、好きなフレーズとか、もちろんお笑い芸人として好きなコンビではあるけれども、それを超えた、生きることへの肯定や人に向けられた愛、良いところも悪いところも全て包んだ愛が感じられて、それがシソンヌが好き、の根底にあるものだな、と。(※インタビューによると、1本目と3本目がじろうさん脚本とのこと。)
言い過ぎとは自覚しつつ、シソンヌの作り出す世界を見ることは、不完全(それはもう本当に不完全)な人間である自分自身を受け入れていく過程の様な気もしている。

舞台を続けているということも、本心は伺い知れないけれど、そこにシソンヌの二人が立っていて、それを見ている自分がいて、というのは自分にとって生きていくことの肯定であると思う。

シソンヌがいる世界だから、というだけでなく、シソンヌがいるこの世界で、「自分はどうあろうか?」という問いの中で生きていくのだ、と勝手に感じてしまう。大きな話にしたい(推しって宇宙なので)のはオタクの性ですからね…。
だから、お笑いコンビに掛ける言葉としてはふさわしくないかもしれないけれど、「いつもたくさんの愛をありがとう」という気持ちでいっぱいになりながら帰った。

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