(見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想[第10話]
最終話『鵬の湯の日』脚本担当はシソンヌじろうさん。
ついに来てしまった最終話。色んなことがあって、でもあっという間。じろうさんの脚本でスペシャル感満載。
今回、かなり主演お二人の技量に任せる場面が多く、期待と重圧がのし掛かっていたのだろうな、と。個人的に端本夫婦の描き方を楽しみにしていたので、最後のシーンで端本妻(平田さん)が端本夫(野間口さん)に「ケンちゃん格好良いー!」と野次を飛ばしていてほっこり。じろうさんの描くこの夫婦はお互いが一番、という感じで好きでした。
最終話のため、もっとウェットになるかなと思いきや、しんみりのシーンが少なかったのは印象的。(シソンヌライブを見ていても、かなりウェットにできそうな展開でも控えめにしている印象があるので、このあたりはじろうさんの線引きがあるのではないかと。)
中盤、チョコレートプラネットのお二人が出てきてからの謎の大声対決には思わず笑ってしまった。映像でも伝わる圧倒的な声量。テレビで音量ボケをするのはそこそこ伝わらなリスクがあると思いますが、現場にいるかのような大音量感を得ました。面白かった。毎度様も何故か今回声量上がっていた気がします。
最後の全員で銭湯に入るシーン、じろうさんは眼鏡なし、長谷川さん水川さんは眼鏡ありの不思議。
長谷川さんについて。今回は細かいツッコミ冴え渡り、怖がる演技も良かった。何せ今回一瞬写った泣きそうな表情、すごく良かったです。やはり思ったのは、「え(驚き)」とか、バッと入ってくる時の一瞬の演技が本当に良かったなということ。身体的な瞬発力が良いのだろうと思います。この力、実は瞬時に間を読んでツッコミをする力と繋がっているのではないかと。感覚で体を瞬時にコントロールしているような気がしています。(個人的には、逆にじろうさんの演技はめちゃくちゃ計算されているのではないかと思っているのですが。)
瀧さん(長谷川さん)のバンダナを見守る回も最終回。今回も見処しかなかった。複数回見る場合は、バンダナに注目して見る楽しみがあると言っていきたい。バンダナ位置はだいたい前回と同じ。若干右(視聴者から見て左)寄り。序盤は長さが同じだったものの、パンを取り合った辺りで片方だけが長くなる状態に。その後長田さんが喧嘩するぞ、の辺りで一度同じ長さになったかと思ったら、30秒程消失(!)、また元に戻ったかと思いきや片方だけ長い。お祭りのシーンでは同じ長さに、という変遷。
撮影お疲れ様でしたと言う他ありません。
あ、祭りのシーンで後ろにちらりと写る毎度様の(お祭りを楽しみにしている)表情、すごく好き。特徴的なキャラクターはもちろん良くて、ただ、このようなモブキャラというか、キャラクターを全面に出す場合でない演技も本当に豊かで、巧いな、と思わされます。
全10話、色々なエピソードがあったので、またゆっくり見返したいと思います。来週から寂しい。
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