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(見た記録)シソンヌライブ[dix]

シソンヌライブ、面白かった、楽しかった、です。感想を上手く言葉に出来なくてもどかしい(言いたいことは沸々と出てくるのに、喉から出てこない!)のですが、全ネタ感想を書き留めておこうと思います。まだ1回しか見ていないので雑駁かつ取り留めのないものです。ネタバレしかありません。

前回はチケット代1万、配信は全日で(基本)1000円でしたが、今回はチケット代9000円、配信は3日間で各2400円。配信がほぼ1ヶ月見れるのは本当に嬉しい。

ネタの前に。
毎回、曲がお洒落で気分上がります。

ネタ①
長谷川さんのちょっと上のおじ様キャラクターが魅力的。威厳があって良くて。じろうさんをは長谷川さんの部下役。意外と最近見ないサラリーマンコントな気がしました。最初に葬儀会社のネタを持ってくるという選択、意外だと感じてしまったのですが、ipadの使い方とか、小ネタがすごく好きでした。YouTuberが出てきたりと、トレンドネタ多めだなぁという印象(好)。じろうさん演じるキャラクターって、言動が不明だったりするのですが、何だか憎めないというか、あのあともクビにならずに働けるのではないかと思えてしまって、愛嬌たっぷりだなと。これはじろうさん自身の持つ魅力なんでしょう。

ネタ②
ネタ、とか書いてしまいましたが、特にVTRもなく、暗転のみ。めちゃくちゃかっこ良い。転換もプロジェクションマッピング?的な演出があっておしゃれでした。
恐らくみんな大好き野村青年。意図していないとは思いますが、最初の方、オリンピックネタかと思いました。始まったものは止められないし、署名なんて意味がない、と。
校長先生ネタ、前回ライブの「老後」のネタにもありましたが、かなり大好きです。印鑑押してくれて優しい。野村青年の周りの大人が何だかんだ優しいのが素敵。
スターウォーズはよく知らないと仰っていたじろうさん、(直接的なスターウォーズネタではないとはいえ)ライトセーバーが登場したこと、ちゃっかりジェダイになっていたのは嬉しい。最後の方に工事現場の中から出てくるシーン、「ローグワン」のダース・ベイダー登場のオマージュを思わせるかっこよさ。偶々でしょうが。後になって、ライトセーバーの色で考えると「マンダロリアン」最終話(このシーンはたぶんローグワンのオマージュ)だな、と余計な思いをはせてしまった。要は、絵になっていてかっこ良かったということです。
長谷川さん演じる、気の抜けた大人の感じも良かった。

ネタ③
今回の5本のネタの中で、個人的に最も不思議なネタ。どんな経緯で作られたのか知りたいと思いながら、何となく芸能人ってこんな感覚なのかな、と思います。良く知らない人から一方的に好かれる恐怖とも取れる(かも)。長谷川さんに引きずり回されて舞台を駆け回る姿には「若い!」と率直に思ってしまった。普通の顔をしているけど何だか気味が悪い、でも悪意がある訳ではない。ジャンルとしてはホラーのよう。「悪意はないけれど…」の恐ろしさ。じろうさん、眼鏡有り無しで結構印象変わるなと思いました。長谷川さんの、何だか無条件に好きになってしまう気持ち、実際分かってしまうよなぁという部分もこっそりありつつ。中と外に分かれるセットって珍しいのでは、と。じろうさん演じるキャラクターが振り回していく展開から一転長谷川さんのキャラクターが主導権を握っていくところが面白い。夜シフト入ってから昼シフト入るの体力的にしんどそう。じろうさんが着ていたステテコ(?)もお似合いでした。
先日放送されたドラマ「でっけぇ風呂場で待ってます」じろうさん担当回も若干ホラー演出があって好きだったので、勝手にホラー×コメディの相性の良さを見いだしてしまっています。

ネタ④
このネタ、かなりかなり大好きでした。どんなところから作ろうかと思い立ったのか聞いてみたい。じろうさん今回唯一の女装コント。毎回衣装コーディネートが本当に素敵。何か、大塚家具の騒動みたいな感じなんでしょうか(たぶん違う)。今まで演じてきたキャラクターは、あるあるに近いおばさんとか、やたらセクシーなおばさまとかが多かった中で、かなりまとも(勿論良い意味で)に近いキャラクターだったなという印象。確かに、前回ライブのクラブのお姉さんも明らかな挙動不審感はあまり出てなかったような気がしてきました。個人的には結構共感するセリフが多くて、一番笑ったし、こんなネタを見れるなんて!と驚きもありました。いずれまたきちんと感想を整理しておきたいなと思っていますが、女性が女性として社会に出ることの辛さを示したネタにこのタイミングであえるとは、という驚き。キツいオチが待っているのかと思っていると、結構優しいオチ。彼女の今後の仕事が上手くいって欲しいな、と願ってしまいました。

ネタ⑤
心電図の音からのスタートがかっこ良い。病院だったのでシリアス系かと思い入れきや全くそうではなく、変な髪型のおじさんがひたすら茸を食べてしにかけるだけという。オチ、好きでした。あとはきのこの山のオブジェがかわいい。人体実験させられているおじさん、恐らく騙されていそうだけれど、信念を持って、やるべきことを成し遂げたい、不思議なガッツに溢れている。それを長谷川さんが止めることもなく、むしろ食レポを褒めたりしていて、良いコンビになっていたのが面白い。見ながら、正直「このおじさん、いつ死んでしまうのだろうか」と考えながら見てしまっていて、ただ、長谷川さん(演じるキャラクター)もたぶんそう考えていて、そう思わせるキャラクターの作り方って面白いなと思いました。

かなりざっくりと、ただ浮かんだ順に書き殴ってしまいました。
特に4つ目の株主総会のネタはかなり好きで、何度も見返していつかもっときちんと書きたいなと思っています。
ただ一つだけ欲を言えば、グッズ展開がもっとあればたくさん買うのに…という気持ちが。メガネがワンポイント入っているだけでも、メガネケースでも、ボーダーシャツでも…。多少高くても出たらきっと買ってしまいそうです。
チケット代と配信で元が取れているのであれば、それは興行として大成功しているということではあるので、良いことなのですが。

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