♯013 咀嚼。
〜咀嚼回数〜
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決断忌避や誤った選択をしないように
決断疲れの原因となる
脳疲労を軽減する方法、それは
よく噛むこと。
噛むことで、脳への血流促進につながり
大脳の右側背側前頭前野を含む多様な部位を活性化させます。
現代人は過去例のないほど
噛む回数が少ないです。
理由は昔に比べ、食べ物が柔らかくなったからです。
現在、一食に噛む回数の平均は
約600回といわれます。
では過去の日本人はどうでしょうか?
江戸時代 1000回
鎌倉時代 3000回
弥生時代 4000回
年々少なくなっているのが分かります。
現代人は
一口、10〜20回ほどしか咀嚼しないと言われています。
目安は30回、プラス10回程度を目指していくと良いでしょう。
噛む理由としては
子供のころですと顎の発育や、味覚の発達にも効果があります。
▶︎病気予防
咀嚼により、唾液の分泌が促進され、
唾液中に「ベルオキシターゼ」が含まれており
発がん性物質が作り出す活性酸素を消す働きがあります
咀嚼回数を増やして、唾液をたくさん分泌させることで
がんの予防効果が得られると考えられます。
がんだけでなく、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症予防にも有効です。
▶︎免疫力
噛むことで、副交感神経を刺激し、白血球中のリンパ球をコントロールする役目のある副交感神経を優位にすることで、リンパ球を増やし、免疫力を高めます。
▶︎肥満防止
噛むことで、味覚が刺激され、ノルアドレナリンが分泌され
全身の細胞の働きが活発になり、熱エネルギーが出やすく、太りにくい身体になります
肥満防止に効果的のため、ダイエット中の方ほどよく噛んで食事をすることが大切です。
脳内ホルモン「ヒスタミン」の分泌が促され、満腹中枢を刺激。
副交換神経が刺激を受け、内臓脂肪の分解も促進されダイエット効果が期待できます
▼アレルギー
アレルギー性の病気予防
未消化のまま腸管に届いた食べ物が抗原となり、アレルギー発症
唾液とよく混ぜて消化することで、抗体の反応を抑えられる
良く噛むことで、腸内の状態もよくなるので、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症予防
▼口臭予防
唾液が減少することで、歯垢や食べかすなどが最近によって分解され、その際に生じる揮発性のガスが原因で口臭となります。咀嚼回数を増やし、唾液の分泌を促すことで、唾液の消臭・殺菌効果により、口臭予防につながります
このように、よく噛むことで、病気の予防やその他の利点が多くて、健康につながるのであれば
病気になって時間やお金をかける前に出来る
非常に簡単な病気予防法といえます。
今日から出来る、脳の活性化につながる行動を
実践することで、常に正しい選択の出来る
脳作りにつながることでしょう。
ぜひ脳や身体のために、よく噛んであげましょう!
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