見出し画像

厄災級の美少女とデートせよ!『デート・ア・ライブ』感想

デート。

良いものですよね。

男性と女性とが、お互いに磨きをかけて。

外に出かける。

まあ今の時代。

男性と男性とであったり。

女性同士であったりもしますが。

手を繋いで、良い気分で歩くだけでもテンションが上がります。

……え、私ですか?

もう何年も経験していませんが何か?(涙目)

皆さんは、デート、していますか?


というわけで。

本日、ご紹介するライトノベルは、橘公司『デート・ア・ライブ』(2011年3月刊行)です。アニメ化もしていますね。

なおこの他に、橘公司先生の他作品の感想文(※)も書いておりますので、是非、見てみてくださいね。

……デート、したいなぁ。


※『蒼穹のカルマ』については、こちら。


※『魔術探偵・時崎狂三の事件簿』はこちら。





あらすじをどうぞ

今回もまた、「BOOK☆WALKER」さんより、あらすじを引用させていただきます。

世界を殺す少女を救う方法は――デートして、デレさせること!?

「――君、は……」
「……名か。そんなものは、ない」
四月一〇日。
五河士道は精霊と呼ばれる少女と出会った。
世界から否定される少女。
だけど自分だけは少女を肯定したいと願った。
新世代ボーイ・ミーツ・ガール!!

デート・ア・ライブ 十香デッドエンド - ライトノベル(ラノベ) 橘公司/つなこ(富士見ファンタジア文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER - (bookwalker.jp)


というわけで。

あらすじとしては、非常に短いですが。

今回のテーマは、「デート」となっております。



あらすじの補足を

この作品の舞台は、近未来の日本です。

しかし。普通の近未来ではありません。

出現するだけで、厄災級の災害を起こしてしまう、通称「精霊」によって被害が被られている、社会であったのです。

精霊に対して、様々な対策をするも、一向に状況は良くなりませんでした。

そんな中、高校生の主人公、五河士道が、ひょんな事から精霊と出会います。

精霊の正体。

それは、かわいい女の子だったのです。

しかし、すぐに士道は、妹によって身柄を回収されます。

回収された先は、巨大な空中戦艦の中。

実は、とある部隊の司令官であった妹は、士道にこう命令します。

「精霊とデートして、デレされろ」と。

そして、それは士道にしか出来ないことだったのです。

はてさて。

とある部隊が全面的にサポートをしてくれるとはいえ。

厄災級の美少女とのデート。

士道の命運はどうなってしまうのか――。

といった所が、話の大筋になっております。


この作品の面白い所

厄災を引き起こしてしまう美少女とのデートに、とある部隊が全力で応援する所かなと。

言ってしまえば、皆で和気あいあいと、恋愛シュミレーションゲームをやっている感覚に近いです。

しかも、それをやるのが、部隊って……。

といった所です。


また、この作品。

それぞれの巻に、テーマとなる精霊(美少女)がいるのですが。

彼女らの持っている葛藤も、魅力の一つです。

そうした葛藤に対して、主人公の士道がどういったアプローチをしてくのか。

また、どういった過程を経て、精霊達が、士道に惚れていくのか。

その道筋を楽しめるのも、良いところかなと思います。



この作品の欠点について

一巻だけでは、ほとんどの謎が回収されないままとなっている所です。

言ってしまえば。

本編だけで二十巻以上あるため。

それを追いかけなくてはならない所ですかね。

ただ、この作品。

それを見越して作られているため。

結果として。

私は、追いかけていくことになってしまいましたね。

それくらい魅力のある作品となっております。



最後に

この作品。

シリアスとコメディがちょうど良い塩梅となっており。

かなり見やすい作品となっております。

キャラクター達も、かわいいですし。

ライトノベルを初めて読む人などには。

かなりとっつきやすいのではないかと思います。



さて。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

この作品に、ご興味がありましたら、是非、手に取ってみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?