本には交流があるPー2 戯作11 縄文海進
下流部の景色。
一面の田園地帯を大きく蛇行しながら広い河川敷をともないながら河口に向かって流れる川しもの景色です。
高い堤防に守られ辺り一面に田圃が広がっている光景ができる前は、いったい、どんな所だったのだろうと、子どもたちに混じって図書館で学んだ知識を元に老人は空想、夢想する。老人の遊びとしては面白い。
遙か遙か遠い縄文海進のころを想像する。そうだ、ここは黒潮が列島近くをまっすぐに流れていた温暖な縄文の時代の河口や海だったんだ。海辺近くの丘陵に貝塚があることからも、自然から