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【西武ライオンズ 今日の見どころ】「LEGEND GAME 2024」観てみたい対決・共演

「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」
3月16日(土)12:00開場/14:00試合開始
会場:ベルーナドーム
配信:パーソル パ・リーグTV
放送:BS朝日(翌日録画放送)

いよいよ本日、ベルーナドームで西武ライオンズ初のOB戦「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」が開催されます。願わくば、今日の試合で実現して欲しい、夢の対決や時代を越えた共演をピックアップしていきます。

●東尾修対大田卓司 同級生対決
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#3 大田卓司編でも紹介したが、東尾と大田は1969年にそろってライオンズに入団して以来、18年間一緒にプレーした同級生。余談だが、両選手とも実家がミカン農家を営んでいた。今月1日に行われた「OB戦ドラフト会議」で、大田が「TEAM LIONS」入りしたことで、「TEAM SEIBU」の監督を務める東尾との対決が可能になった。福岡時代からライオンズを支えた投打の両雄の対決を観てみたい。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#1 東尾修編

●「背番号7」の二遊間
西武ライオンズの「背番号7」と言えば、石毛宏典、松井稼頭央、片岡易之と受け継がれた「チームの顔」と呼ぶべき番号だ。今回、石毛と片岡が同じ「TEAM LIONS」のメンバーになっている。とくれば、セカンド片岡、ショートに石毛と、両選手が並び立つ姿が観たくなる。この機会だからこそ、時代を越えた「背番号7」の二遊間コンビの実現を期待したい。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#6 石毛宏典編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#48 片岡易之編

●松沼兄弟リレー
松沼博久、雅之兄弟が、そろって「TEAM LIONS」入り。当然兄弟がマウンド上でボールを手渡す、直結の投手リレーが観たいところだ。オールドファンからすれば、Lビジョンの選手表記や場内アナウンスは「松沼兄」「松沼弟」バージョンを期待したいのでは…。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#7 松沼博久編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#8 松沼雅之編

●名球会対決
今回出場する63選手のなかで、名球会入りしているのが、投手では東尾修、工藤公康、打者では土井正博、山崎裕之、秋山幸二の5人。チーム分けの関係で、対戦の可能性がある組み合わせは、東尾対山崎、秋山。工藤対山崎、秋山の4パターン。このなかで東尾対秋山、工藤対山崎は、現役時代に実現していない。

工藤対秋山なら、ホークスの元監督同士の顔合わせ。この両者は現役時代に、1993年のレギュラーシーズンと、2000年ON対決の日本シリーズで、それぞれ対戦している。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#13 工藤公康編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#4 土井正博編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#5 山崎裕之編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#15 秋山幸二編

●ドラフト同期生&先輩後輩対決
冒頭の東尾、大田のケースのように、同時にライオンズに入りした投手と野手が、ちょうど良く「TEAM SEIBU」と「TEAM LIONS」に振り分けわれた例は、それほど多くなかった。

今回対戦の可能性がある組み合わせは、1980年ドラフト組の杉本正対岡村隆則、広橋公寿。同じく1980年組の小野和幸対石毛宏典、駒崎幸一。1989年ドラフト組の潮崎哲也対大塚光二。2011年ドラフト組の十亀剣対田代将太郎。この7パターンだ。

また、アマチュア時代の先輩後輩だと、新谷博対石毛宏典、高木浩之(駒澤大)。石井丈裕対G.G.佐藤(法政大)、松沼博久対大友進(東京ガス)の4パターン。はたしてこのなかから、いくつの対戦が実現するだろうか。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#10 杉本正編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#19 岡村隆則編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#12 広橋公寿編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#14 小野和幸編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#17 駒崎幸一編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#27 潮崎哲也編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#33 大塚光二編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#51 十亀剣編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#59 田代将太郎編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#30 新谷博編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#34 高木浩之編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#29 石井丈裕編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#47 G.G.佐藤編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#36 大友進編

●サンフレッチェ継投再び
1994年に始まった鹿取義隆、潮崎哲也、杉山賢人の3人による勝ちパターン継投、いわゆる「サンフレッチェ」のうち、今回、鹿取と潮崎が「TEAM SEIBU」のメンバーになっている。この両サイドハンドの継投が再現されたなら、特に当時は少年少女だった、現在30~40代のファンは、胸を熱くするのではないだろうか。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#26 鹿取義隆編

●プリンスホテル出身左腕 ワンポイント継投
継投で言えば、今回奇しくも橋本武広、土肥義弘、星野智樹と、3人のプリンスホテル出身のリリーフ左腕が「TEAM LIONS」に顔を揃えた。永射保に始まった左打者キラーの左腕リリーフは、西武ライオンズの伝統だ。橋本、土肥、星野の3投手が1イニングに一人一殺、3人続けて登板する―。そんな「LEGEND GAME」でなければ、ありえない投手リレーも観てみたい。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#38 橋本武広編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#40 土肥義弘編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#41 星野智樹編

●浦和学院出身 天才バッターの共演
鈴木健と石井義人。この両選手の共通点と言えば、地元埼玉生まれで、浦和学院高出身。左打ちの内野手で、どちらも現役時代「バットコントロールが天才的」と評されていた。今回「TEAM SEIBU」のチームメイトとなった9歳違いの天才バッターを、比較して観るのも面白いだろう。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#32 鈴木健編
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#44 石井義人編

●伝説の走塁、再現なるか
西武ライオンズには、後世まで語り継がれている「伝説の走塁」がいくつかある。1987年日本シリーズ第6戦、センター前ヒットで一塁からホームに返った辻󠄀発彦。92年日本シリーズ第6戦、同じく一塁から生還した大塚光二。そして2008年日本シリーズ第7戦、三塁から同点のギャンブルスタートを切った片岡易之。伝説の当事者3人が、今回一堂に介している。

さすがに一塁からの長駆ホームインは難しくても、三塁からのスタートだったら可能だろう。交代自由だけに、ランナー三塁になったら、代走片岡を起用して、名場面の再現を期待したい。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#23 辻󠄀発彦編

●「キモティー」「メヒア様さまやぁ」のそろい踏み
いまのライオンズでは、外崎修汰の「アップルパ~ンチ」が、お立ち台を締めくくる“お約束”になっているが、数年前には、メヒアの「メヒア様さまやぁ~」。もうひと世代前には、G.G.佐藤の「キモティー」が、それぞれ定番になっていた。ふたりの雄叫びが、久々にベルーナドームに響き渡るか。
カウントダウン「LEGEND GAME 2024」#61 メヒア編

TEAM  SEIBU 出場選手
TEAM  LIONS 出場選手 (★入団は87年)

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