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今まで言えなかった気持ち。


お久しぶりの投稿です🌸

少し長いし、ちょと暗い話ですが、書ける元気が出てきたので、最近までの私を綴ります。

SNSが今までみたいに出来なくなったり、会員制にした理由なども含めて、伝えられていなかった部分を書きました。

読んで下さる人には、全てを読んで頂きたいので、あえて、目次は作っていません。(画像まで入れると読み進めるのも重たくなるので、文章のみにしました。)


会員希望の方がいましたら、最後までお読み頂いた上でご連絡頂けますと幸いです。


実は最近、というよりも、思えば去年独立する前からかなぁ。自分の体力的な限界に気づけず、がむしゃらに頑張り続けた結果、心身ともに疲弊が祟り、一般的にいう、おそらく、鬱のような状態になってしまっていました。(当時は精神科などにかかれば良いのかも分からないし、なんか自分をそうだと認めたくもないし、何か言われるのも怖くて、弱音を吐いたり弱気になってる場合じゃないって、思ってしまっていました。)



上京した4年前から、時間さえあれば、Twitterを主軸としてお客様やフォロワーさんのために髪の毛の悩みを改善するための方法や、人生で起こってしまったモヤモヤをどう対応したらいいのかなど、伝えていました。

それはもうディズニーで並んでる時も、電車に乗る時も、歩いてる時も、もう文字を打てる暇があれば、いつでも。時間が限られている中で、いかにその時間を作れるかが勝負でした。


その頑張りを応援してくれる人が増え、そんなミオさんにお願いしたいと思ってくれる人が増え、瞬く間に予約はどんどん増え続けてくれました。
予約はずっとパンパンで、どうしても時間の都合が合わないお客様がいれば、本来の営業時間外にも予約を受け入れて、本来ある定休日も予約を受入れて、繁忙期と言われるお客様の美の意識が高まる12月には、上京してから4年間毎年、朝9:00〜24:00まで予約を開放して、朝から終電ギリギリまでお客様の施術をしていました。


上京当時は『髪の毛や身体など、見た目にコンプレックスを抱えている人や、自己肯定感が低いと悩んでいる人を、少しでも解放してあげたい。美容師として、1人の人間として、力になれたら...。』という気持ちと、独立しないと所得が低い美容師のイメージや、一般的に女性はなかなか出世できないなどのイメージを払拭したくて『希望を失ってる人の励みになりたい。誰にでも可能性はあるって、証明したい。希望になりたい。』という気持ちや、自分がパンセクシャルであったり、胸に対する他人からの扱いに対して思っていたことを誰かの役に立てたらなんて気持ちも、持っていました。


結果的に、女性美容師として沢山のお客様にご支持を頂き、月の売り上げは専属アシスタント1名に手伝って頂きながらでも最高720万を越えて、1:1(お客様と私だけの施術タイプ=マンツーマン)で対応していた最初の3年間の中でも、月間売り上げは最高420万円を超えていました。

それに伴って、頂けるお給料は120万円を超えることもあり、上京する前に比べたら所得は約10倍くらいに増えました。
やればやるだけ、結果が出て、努力すればするほど、お客様に喜んで頂けて、使いたいところにお金を使えて、自分がやりたかった叶えたかったことは、全て叶っていきました。
(100万もするブランド物も買えたし、ディズニーの最上級スイートルームにも泊まれたり、自分で稼いだお金でやりたいことを叶えられる自由さを手に入れることができました。)


自分が憧れ尊敬していた有名人やインフルエンサーに施術をお任せ頂けることあって、それは私のもっと応えられる人間になるために頑張りたいというエネルギーにもなっていきました。


それはそれは、本当に嬉しかった4年間でした。


その間に献身的に支えてくれる優しい夫と出会い事実婚も経て、幸せな毎日を送っています。


4年所属していたサロンでやれることは全部やり切ったので、今度は独立して会社を設立し、もっとお客様と深く関わりながら特別な空間を作りたいという気持ちと、上京して4年で28歳女性美容師が独立と会社を設立することで同じような境遇から一歩踏み出せない人の希望になりたいと思い、独立を決意したのが昨年、2021年の1月でした。すぐに気持ちを伝えるべく、社長へ相談していました。


会社設立とサロンオープンの準備に取り掛かりたかったので、3月末には退職希望と伝えましたが、泣きながらの話し合いの結果、同年の6月、縮毛矯正や髪質改善に特化している美容師にとっての繁忙期である6月までは残ってほしいという社長の希望と、より多くのお客様の施術をするにはアシスタントに手伝ってもらった方がお客様のためにも良いだろうという社長からの提案を尊重し、6月末に退社をすることになりました。あったはずの有給で、もう少し早めたかった気持ちもあり伝えたところ、難しいと言われたため、それも会社と社長の意向を尊重し受け入れることに。



私が借りたかったサロンの場所は、小規模でサロンをオープンしたいビューティシャンのために作られたTHE SALONS(以下略:サロンズ)というビューティモールで、5月にオープンした新店舗の中の一画でした。表参道という好立地の場所だったために申し込み時点で競争率が高く、3月には申し込みを済ませ、審査が通ったら補償金約150万円をサロンズへ入金して、サロンズが賃貸可能になる5月末から私のサロンがオープンする7月15日までの家賃総額約70万円を支払わなければなりませんでした。


自分が疲労してても、自分で決めたことだし、私なら死ぬ気で頑張れば何とかなる!とどうにかこうにか、前の職場で働きながらも営業時間外や休日にお客様との予約管理をしながらSNSの発信もしながら、サロンオープンと会社設立の準備も並行して進めていました。

これが意外と大変で(これを話すとみんなそりゃ当たり前ですよwwwと言われましたが)、会社設立に必要な申請手続きや、法人銀行口座開設、保健所とのやりとり、決済端末や書類準備、サロンの中に必要なインテリア探し、商材などを揃えたり、美容師が普段やってこなかったことを全てやることになるので、ただでさえ大変なのに慣れないことによる疲弊が凄かったです。


店内のインテリアは海外からセレクトして輸入したり、鏡はどうしても自分がイメージしていた物が見つからなかったのでデザインしたものを特注したり、施術に使う椅子もベビーピンクのものが無かったので特注したり。

6月末に退社してからも、7月15日のオープンまでの2週間に、発注したものの受け取りや梱包の開封と、組み立てや設置も女性1人の力だけだとかなり大変で、泣く泣く友人に助けを求めて手伝って貰ったりもしてました。



海外から届いたものが破損してしまっていて、再送してもらったりもいうトラブルや、店内の照明の明るさも最初に準備していたものでは思ったより暗くて、足したり、位置を変えたり。

届いた商材をどこにどんな感じに収納するかも、実際やってみると意外と思っていたようにいかず微調整を繰り返して。

時間を忘れて没頭し、気がついたら朝7:00とかもあり、夫に連絡するのも忘れてさすがに怒られて喧嘩してました。(集中しすぎると一直線タイプ...)


(プロの業者さんに頼むと何百万も莫大なお金がかかるので、今回は手伝ってくれた友人とどうにかこうにか頑張りました。友人には本当に感謝です。)


なんとかオープンしてからは、安定するまで(価格をお得にした前売り施術チケットを販売していたため)週6日営業にし、朝10:00〜22:00まで予約を受け付けていたので、いざ営業がスタートして分かった微調整は営業後にやる必要があったので、そこからも1人で深夜残っていました。

その営業を2.5ヶ月半して、10月からやっと、美容師業は週4日10:00〜19:00、週3日は他にやりたい事業内容をする働き方に変えることが出来ました。

様子がおかしくなったのを感じたのは、丁度その頃でした。

プツッと何かが切れたような感覚で、やりたいことは山ほどあるのに、いざしようとしても、身体と心が鉛のように重くなって動かなくなりました。

今まで出来ていたSNSも、やろうとすればするほど苦しくなって、いつもならスラスラ湧いてくる言葉が、簡単に出てこなくなりました。

お客様に紹介して頂いたチャネリング(半信半疑で行ってみましたが、怪しいものではありませんでした)で言われたことが、図星すぎて大号泣したり、心を寄せて下さる優しいお客様や友人に心境を話そうとすると、声が震えて、涙が溢れ出てしまうようになりました。


たまたま通って下さっていたお客様の中にカウンセリングが上手な方がいて、今思うと、そのお客様が私を見兼ねて、上手く私の中に隠れていた気付かぬ内に溜まっいた気持ちを、引きずり出してくれたんだと思います。ある日、そのお客様の髪にカラー剤を塗布しながら、そのお客様に掛けられた言葉に答えようとする度に、涙がどんどん溢れてしまい、号泣してしまいました。

(今はそのお客様のカウンセリングを定期的に受けて、思考転換することが出来るようになったり、きちんと休みを休むことができるようになってから、やっと落ち着きました。)


よく、母と喧嘩した時に『泣けば許される訳ないから』と言われたことがあるのが脳裏に残っています。

本当は泣きたい訳じゃないし、泣いたからって許されたり、優しくされたい訳でもなくて、心配されたいとか、同情してほしい訳でも無かったし、むしろそんな風に思わせてしまったらダメだと思っているので、泣きたくなんて無かったし、弱音も吐きたくなかった。

ましてや、お客様や夫にすら、弱ってる自分を見せて幻滅させたくなんて無かった。

私は誰かの役に立つ人間でいたいし、誰かの希望になっていたいし、そういう人間でいなければ、と今思えばおかしな使命感で、ずっと生きてきたので、そう感じさせられない自分でいることが許せなかったし、誰にも見せることが出来なかったんです。


30歳を目前にして、年齢のせいにしたくないし、女性だからとか言いたくないし、体力がとか、言いたくなくて。

高校卒業してから、12年間美容師業をしている間、ずっと腰や肩や手が疲労で辛かったりしたけれど、それが嫌で美容師を辞める人もいる中、マッサージやストレッチをしたり、薬で凌いできて、体が悲鳴を上げていても、何とかなるって言い聞かせてきました。

無理なんてないって、証明したかったし、可能性は無限大って証明したかったから。


お客様やフォロワーさんが『ミオさんが志を常に高く頑張っている姿を見て、私ももっと頑張ろうと思えました!これからも応援してます!』と言ってくれる度に、私も励みにしていたし、頑張ろうと思えてました。だから、すごく烏滸がましい考えだったのかもと今は思うけれど、私が頑張ることでお客様やフォロワーさん達の人生がより豊かになるなら!と更に頑張ろうとしていました。


でも頑張り方に、持続性がなかったんですね。結果、限界があったんです。

そんな事ないって思いたかったけれど、屈む度に腰は激痛で、心が先だったのか体が先だったのか分からないけれど、気がついたら自然に生まれていたエネルギーが空っぽになっていました。


応援して下さっていたお客様の期待を裏切ってしまうと思うと、それを伝えることが怖くて、言い出せなくて、働き方を変えて営業時間を短くしたり、営業時間外に予約を受け付けられなくなったことを伝えるのも辛くて。

でもこれ以上同じことをしていたら、身体も心もどうしようもなくて、勿論自殺したいとまでは思っていなくても、芸能人の自殺報道を聞くたびに実際分かりきれたわけないけれど、止めれないものを停めるためにした気持ちはわかるなぁと思ってしまう自分がいました。

このまま永くは続けられない。美容師をすることが、辛すぎて嫌になってしまう日が来してしまう、と。


たまにSNSで活躍するインフルエンサーの方たちが、『体調を崩し活動を休止することになりました』という知らせを目にして心配になっていたのに、自分は店舗もあるし、有り難いことに2ヶ月先まで予約が埋まっていたので、完全に休むことが出来ず、まさか自分がそんなふうに思う状態がくるなんて、思っていなくて。


最早、頑張りすぎたり、全力でやり過ぎるのは、性格というか、思考の癖です。
手を抜けないし、責任を全うしたいし、期待に応えたいし、完璧になれなくてもせめて姿勢や行動を尽くしたいし、自分がやらなきゃ誰がやるんだ精神。
仕事は人の役に立って初めて対価を得られるとか。
女性だって自立できるし、1人でも生きていけるし、専業主婦にならなくたってとか、やりたいことで生きていけるしとか、人にされて嫌なことは人にしないし、むしろ先手だって守れるなら守ってあげたいと思ってしまう。
もうそれはそれは幼少期から一度シングルマザーになった母に教育されてきたり、今まで生きてきた人生で経験した体験から得た思考で、生きてきたんです。


気がついたら、時間や体力、精神や肉体を限界突破してまで、削ってまで、やってしまっていました。


結果的に、それが今までの人生にプラスに転じたこともあるし、結果的に自分を犠牲に壊してしまったんだと、今では解ります。


最近、公式LINEでは先行してお知らせしたのですが、年会費の20万円を施術・商品代として使える会員制にすることにした理由に、実は、そんな自分を一度ストップしたかったのもあります。

有り難いことに予約受け付けは開けたら開けた分先まで埋まってゆくし、お客様からは予約がなかなか取れないと言われるようになる中で、より多くの沢山の人の人生を幸せに、豊かにしたい気持ちは、元気になったので、今でもあります。

なので、そんな中で受け入れられるお客様を制限してしまうことは、めちゃくちゃ悩んで、苦しみました。20万円を一度にお支払いできる人も沢山いる訳じゃない。

ただ、私は自分を犠牲にしながら、お客様のことを優先してしまい過ぎてたんですね。本来なら人と人はリスペクトし合い、対等な関係性を築いてゆけることが出来るのに。お客様から私に対してのリスペクトを素直に頂いたって良いのに。

だから身体と心が限界を迎えてしまったのだと思います。


初めて会員制をお知らせした時、実はその時もまだちょっと、正直カッコつけてました。
会員制にすることへの理由には、商品開発のためなどとポジティブなことしか、伝えられなかったんです。応援してくれたお客様が沢山いた中で、こちらの都合を伝えることが、申し訳なさすぎたし、この気持ちを伝える体力や精神も残っていなくて。美容師業をすることだけで精一杯になっていました。


直接お会いできていた予約のお客様には、涙ぐみながらも事情をお話し出来ていて、お客様も一緒に涙ぐんで下さって『ミオさん大丈夫ですよ。分かってくれるお客様は沢山いますし、今までミオさんが頑張ってくれたおかげで幸せになれた人たちが沢山いると思うので、きっと咎めたりなんかしないですよ。無理に文章にして伝えなくても大丈夫です。そんなことよりも、ミオさんが楽しそうに幸せに生きてくれたりすることをみんな願ってるはずなので。それに直接ミオさんの施術で幸せにする人数は限られてしまうけど、ミオさんが永く生きてくれるだけで、商品開発とか他の活動をしたとしても、それによってまた違う方法で、幸せになる人も増えますし!』と優しい言葉を掛けてくださり、結局私は泣いてました。

会員制のお知らせにすぐに『会員希望です!』と送って下さったお客様も『予約パンパンだったのを見てたので、新体制とてもいと思いますし、勿論今後も全力で応援させて頂きます!』と連絡を下さって、かなり救われていました。


今思うと、ずっと生きてきた人生の中で、私ははっきり言いたいことを言えていると思っていたのに、意外と、気づかないようにしていたのか、気付かぬうちに、ある場面では自分が頑張れば済む、感謝の気持ちもあるし相手の方を尊重しよう、と、自分のことを犠牲にして、相手のことを尊重し過ぎてしまっていたみたいです。(カウンセリングを受けて初めて気付きました。)

Twitterでも、お客様にも、相談される度に沢山“自分を犠牲にせずとも、尊重してくれる人を大切に”“自分の身はじぶんで守る”と話してきたのに、今まで自分のことになると、意外と伝えたりすることができてなかったり、伝えても最終的に百歩譲ってしまったりしていたんだと気づけました。


本当は美容師としても、1人の人間としても、尊重され大切にされることは当たり前であっていいはずで、生きているだけで素晴らしいことなのに。


幸い、今では勇気を出して、周りの人たちに話せるようになったり(しかも泣かずに)、こうして文章に書ける気力も湧いてくるようになったので、こうして生きれていること自体に感謝しています。


また、会員制になることに加えて、腰のことと商品開発や活動の幅を広げることも考慮した上で、4月から週4日8:00〜12:30までを美容師業に充てることにしました。これも正直かなり悩みました。お客様に申し訳なく思ってしまって。

ただ、立ち仕事の時間が減ることで腰や肩は格段に楽になるし、長生きができる上に、美容師業以外の時間が増えることで、商品開発やSNSを使ってより多くの人の役に立つこともできるようになり、私の新しい目標や夢にもチャレンジすることができるようになります。

現時点での会員メンバー数は、正直なところ1年分の店舗家賃と材料費を払えるギリギリで、利益はほぼ0となっております。(笑)
決済手数料や振り込み手数料もお客様から頂戴しているのですが、それは決済代行会社に払われるものになります。

まだ、予約枠的に少し余裕があるので少数ではありますが、再募集致します。人数を超えたらストップしますので、前回応募が間に合わなかった人は、再度公式LINEからご連絡頂ければ幸いです。詳細をお送り致します。


私はこれから、私を尊重し大切に想って下さる人を大切に、思い合える対等な関係性を築ける人と関係を紡いでゆきたいと思っています。

自分を微塵も犠牲にせずに、未来が苦しいものは選びません。

必ず、自分の感覚を尊重し、未来がワクワク楽しそうなものを選びます。

そして、私と関わることで互いがwinwinになることだけをして生きます。

これからも、誰かの希望になり続けられるような、持続性のある選択を。

そんな私と関わってくれる人に感謝を込めて。


最後まで私の気持ちを読んで下さり、ありがとうございました。𝓁𝑜𝓋𝑒


MUSE.inc代表 カワイミオ


p.s
少しずつですが、各SNSを再始動させてゆきますので、今後の活動に期待と応援して下さる方たちは、フォローして下さると嬉しいです。

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