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言語学 その1~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 至近の形式言語(人工言語の一種)の発達に比べると、残念なことに自然言語の進化は見えてこないというのが正直な印象です。

 過去の進化に関しては、例えば日本語であれば2002年の資料ですが、良くまとまった資料が有りますのでそちらを参考になさって下さい。

NHKブックス No.941 日本語は進化する 情意表現から論理表現へ | NHK出版(2002年05月30日)

 自然言語に対して人工言語という言葉が使われています。(私としてはどちらもレベルの差は有るものの人工言語だと素直に感じるのですが。)

人工言語には2種有って

①国際補助語
②形式言語

 国際補助語というのは、エスペラント (Esperanto) など共通の母語を持たない人々間の意思伝達の為の言語です。詳細は以下を参考になさって下さい。

 そして形式言語がとてもホットです。

①コンピュータ言語
 コンピュータで用いられる人工言語。
②プログラミング言語
 コンピュータ上で動作するプログラムを作成する言語。
③データ記述言語
 主に複雑なデータを格納することを目的とする言語。
④マークアップ言語など。

 例えば、プログラミング言語を見てみると、私が1980年頃に馴染んたFORTRANとその簡易版のBasicもルーツの一つとして今でも健在。そこからの発展は、以下に譲りますが、自然言語に比して圧倒的な進化を遂げています。

【プログラミング言語全般のまとめ】

【プログラミング言語進化に絞ったまとめ】

第1回 サルでも分かるプログラミング言語の新潮流【前篇】:プログラミング言語の進化を追え(1/2 ページ) - ITmedia エンタープライズ


第2回 サルでも分かるプログラミング言語の新潮流【後編】:プログラミング言語の進化を追え(1/3 ページ) - ITmedia エンタープライズ

 ということで、私としては人工言語の最新の進化を自然言語に取り込む事を今後の余生のテーマの一つにしていきたいと考えています。

 特に構造化言語は取っ付き易いかと思っています。

続く


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