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【戒め】数字ばっかり見るな

どうもこんばんは。ぬるっと思いつきで書いております。

さて、なぜ私がこんなことをいきなり書き出したかというと、今久々にnoteに舞い戻ってきて自分の過去記事をさらっと見た時に数字を無意識に見ている自分がいたからです。
いいねのパイオニアことFacebookがいいね機能を導入してからだいぶ久しく、今やどのメジャーなソーシャルメディアもいいね機能がデフォルトみたいになっていますが、やっぱりこの「いいね」の数って気になりますよね。私は気になります。

数字のパワー

「いいね」を押してもらえると、自分が認められた気になります。その数が増えれば増えるほど、なんだか自分のバックに応援団がいるような、そんな気分になります。つまり、承認欲求を満たしてくれるんですよね。
逆にいいねに慣れてしまって、いいねが少なかったり、もはやなかったりすると、投稿内容について「これはダメなのか・・・」と思ってしまったり。もはや現代病ですね。今は数字などの反応に応じて出すコンテンツを変えるクリエイター、インフルエンサーの方も多いでしょうからまさに数字はパワーだと思います。

私はポッドキャスト配信をしているんですが、最近、自分以外の都合で全く更新ができない状況にあります。私自身はいつでも万全の状態で、発信したくてたまらないのにできないもどかしさというのを感じつつ、更新していないことで必然的にどんどん減っていく数字を見て、ただただ焦りが募っているというのが正直な現状です。

また、私も一端の発信者として、より多くの人にリーチして欲しいとの思いから一生懸命フォロワー獲得に奔走した時期もありましたし、それが全くの無駄だとは思いません。実際フォローしていただくのはいつも本当に嬉しいです。ただ、その「数字」の裏には血の通った人間がいることも忘れてはならないと思います。自分のコンテンツを心から好きになってくれて、もっと見たい、聞きたいと思ってフォローしてくれたのか、何も知らないけどとりあえずフォローしてみたのかの違いはとても大きいのに、数字上は同じ"1"なのです。先に述べたポッドキャストの再生数しかり、本当に大切にすべきは数字ではなくそういった「好き」の部分ではないかな、と私は思うのです。

信念を貫く難しさ

この記事もいいねが目的ではなく、本質を考え、自分を戒めるという目的で書いています。ただ、きっとこの記事にいいねがつかなかったら私はそれなりに落ち込むでしょう。だから公開時には必死にハッシュタグを付けると思います。他人の反応に良くも悪くも惑わされず、自分を貫くって想像以上に大変なことです。

今日もたまたまウォーレン・バフェットの投資術について書かれた記事を目にしましたが、世界一の投資家と呼ばれる彼の最終的な強みは何かと言ったら、アメリカ市場は成長し続けるという確固たる信念にあるという結論が書かれていました。個人的には「投資の世界でも個人の思いってのは大きな要素なんだな」と目から鱗でした。正直、投資の世界こそ数字が全てなのかと思っていたので。

私は個人のものも含め複数のソーシャルメディアを運用しているので、それぞれでフォロワーやいいね、コメントなど数字をどうしても気にしてしまいます。でもそれよりも先にもっと気にするべきはコンテンツ、ひいては自分がそれを始めるに至った動機であり信念にきちんと沿ったことをしているかどうかなんじゃないかと思います。最初から「数字」が目的になっている手段が目的になってしまっている場合は除き、時間が経つにつれ、そこらへんが曖昧になっているパターンは意外と多いのではないでしょうか?「初志貫徹」ってまさしく言うは易く行うは難しではないでしょうか?

私自身の場合、長期目線で見た際の自分の行動には全てきちんと目的があります。例えばここ1年半の目的は知識の蓄積だったので、それに沿って日々行動してきました。もちろん細かい日常の行動一つひとつには無駄も多いと自分でも思います。それでも長期的に俯瞰して見た場合、しっかりと目標には向かっていると今振り返っても思います。

何が言いたいかというと、数字ばかりを追いかけて無駄に気分を上下させるよりも、己の信念を見続けましょうということです。そうすれば、おのずとそれを理解してくださる人はついてきてくれます。(と自分に言い聞かせています。笑)

本日は以上です。アデュー