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知らないと損をする!?「錯覚資産」

今回ご紹介するのは
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

感想

私が小学生の頃から思春期ぐらいまでに
ずっと疑問を持って、大人を試してきていたことの
結論なような気がします。

小学生の頃から
・なぜ、あの子は贔屓をされるのか?
・なぜ、あの子は良くて、私はダメなのか?
・なぜ、いい学校を出ていると「すごい!」と、大人は言うのか?
などなど…

そんなところに疑問を持ち、
その境界線はどこなんだろう?と
怒られる境界線を探るような子供時代を過ごしていました。

小学校、中学校では
贔屓される側に入ることが少なかったのですが
高校に入ると、一転、
贔屓される側になりました。

それは、女子の数が圧倒的に少ない高校だったからです。
女子というだけで、先生方みんなが甘いのです。

結果、誰もが分かるような
境界線があるわけではなく
境界線は人によって移動するということを覚えました(笑)

「女子は悪いことをしない(少ない)」と言う
先生方の思い込みがありました。
この本で言う「錯覚資産」が大きく影響していたんでしょうね。

それを持って
「錯覚資産」を悪用しようとは思いませんでしたが
「錯覚資産」を悪用する人に対して
他の人より、敏感かもしれないな~とは感じています。

内容

「思考の錯覚」とは
プラスのイメージを引き起こすものであれば、
なんでも「全体的に優秀」と考えてしまうこと。

しかも、その「思考の錯覚」は
本人も気がつかず、全く悪気がないほど
無意識の中で行われる。

そして、時系列的に不整合にならないように
過去の記憶まで書き換えてしまうのだとか…

人々の無意識は、意識が知らないところで、どんどん我々の記憶を書き換えているという証拠が出てきた。
相手のプラス属性を見ると、その人の実力評価が書きかわる。
誰かが成功すると、「その人は昔から優秀だった」と、過去の記憶が書き換わる。
その人に好感を持つと、その人のなにもかもがよくて、悪いところなんてほとんどないって記憶に書き換わる。
失敗すると、なんでも悪い方に解釈され、ダメな奴はなにをやってもダメということにされてしまう。

「自分に都合のいい思考の錯覚」は、
一種の資産であり、「錯覚資産」とも言える。
この「錯覚資産」を上手に活用していこうという内容であり
「思考の錯覚」を悪用しよう!と言うのではない。

おすすめ度

こんな人にはぜひ、読んでほしい本です!
 ✅ 自分のことをアピールするのが苦手な人
 ✅ 自慢してると思われたくない人
 ✅ 「運」も「実力」のうちと思っている人

読後感想 評価


京本の読書記録

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