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9月がピーク!7年に1度のお祭り「小宮御柱祭」に参加したらこうなった

こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。
諏訪大社の大規模の御柱祭を春に終え、今、各地域では、その地域に祀られる神社の御柱祭が、9月にピークを迎え、各地で繰り広げられています。

これを「小宮祭」と呼んでいます。

地域ごとに行う「小宮祭」。
これは実に大変な行事なんです。

諏訪大社は 数千人規模の人数で行うことに対して、数十人、百人単位の人数で行うことから、とにもかくにも人手が必要なんです。

大木を動かすには、人の力が結集して、はじめて動き出すからなんです。この祭りには、故郷を離れていた若者や、子供たちも、この御柱のために帰郷をして、お祭りに参加します。

早朝6時集合から、7時半には御柱を動かしはじめます。地元、町内の狭い道を、約12メートル大木を引き回すのも醍醐味です。

重い柱(大木)に人が乗り、左右に揺さぶりながら進むのが御柱の特徴です。

90度に曲がる道を人力で回すところは、力の結集の技です。前と後ろの掛け声、左右、前方に引く力のバランスが問われる場面です。

途中水の掛け合いもあり、好天に恵まれ、楽しく7年に一度の「小宮御柱祭」を迎えました。

地域にある神社の御柱祭の特徴としては、「子供たちがお祭りに関心を寄せる」いい機会になっています。

諏訪大社の大規模な御柱祭とは違い、規模が小さい分、安全面からも子供が参加しやすくなるように、大人たちも工夫をしています。

目処テコと呼ぶ、両側に伸びるつのも意図的に短く(高さをあまり出しません)作ってあります。

それから、御柱には不思議な伝統もあり、女人禁止(柱に乗ったり触れたり)だったのですが、最近は女性の参加者も多く、時代背景からも、そのような伝統もなくてってきています。

2日目の祭りが始まりました

伝統の騎馬行列から、2日目の祭りが始まりました。
町内を練り歩き、神社に向かいます。

2日目の見せ場は「階段あげ」巨木を人力で引き上げます。ここの急な階段を上げるのが、見せ所。柱を並べて一斉にスタートさせるのです。

一説によると、チンタラとあげていたら、力の集結もままならないことから、いつしか競走のように、合図とともに引き上げを行うようになったとか。

諏訪市長さん、県議さんも激励にきてくださいました(自らの木やり歌で、盛り上げていただきました)

至難な階段を上げたあとは、境内に柱を建立。
高齢化なのか。コロナ禍のせいか、前回に比べて見物者も減っていますが、伝統行事は怪我人も出ることなく、無事に終えることができました。

御柱祭を終えて感じることは、過去、私たちに指導や、一緒にお祭りを楽しんでききた年配の方が、沿道で椅子に座って見守る姿です。年月の経過を感じます。

沿道にいる年配の方に声をかけられ、昔懐かしい話を聞いたりするのも、このお祭りの特徴です。7年に一度しかないお祭り、世代の方は違えども、それぞれの胸には、それぞれの祭りへの思い出があるようです。

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追伸


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