レニィさんの備忘録

体力も精神力もコミュニケーション能力も低いレニィさんは、人間を辞めてモモンガになりたい…

レニィさんの備忘録

体力も精神力もコミュニケーション能力も低いレニィさんは、人間を辞めてモモンガになりたい。自称雨神さまなのです。ここはそんなレニィさんの頭の中を整理するために書いた備忘録の置き場なのです。

最近の記事

レニィさんと寄付金のその後。

反射的に、おいぬさん一匹でも、その家族でも、 悲しい思いをさせたくないと寄付した先の、 その後のニュースが追えるように、 してみたのだけれど、 あのニュースの影響で、いろいろなところから、 きっと沢山の要望が届いたのだろう。 避難してきたおいぬさんと家族への 特例措置が取られる。 というニュースに、 もやもやしてしまった。 予防接種をして、抗体がつけば、 早めに検疫施設から出ていいという、 特例措置。 少なくとも金額的負担は減るし、 離れてしまうおいぬさんも家族も、

    • レニィさんと寄付。

      広めたいと思ったので、書かせてください。 #ウクライナ緊急支援 #ウクライナ #READYFOR #クラウドファンディング きっかけは、なんとも言えないネットの記事。 内容がちょっと微妙なので、掲載はしない。 概要としては、 ウクライナから避難されてきた方が、 ペットのわんこを連れて、避難されたのだが、 日本の狂犬病予防法に基づき、 わんこさんは検疫所での検査のために しばらくは離れて暮らすしかないという。 しかしその検疫所でわんこさんの生活を守るには 一日、3,00

      • レニィさんと夜の灯り。

        幼い頃、豆電球の灯りがなければ寝られない子どもだった。 暗闇にはおばけが潜み、光の届かない場所には いつの間かおばけが来ていて、 布団から足を出したら、そこから引っ張られて 異界へ連れて行かれると思っていた。 中学の修学旅行の時に、 暗闇でも眠れるとわかった。 怖いものなどなくて、眠れると。 それからずっと経った大人は また灯りがなければ眠れないと言う。 ある意味、癖になってしまったのだと思う。 弱りきったお犬様の様子を見るために、 ずっと灯りを手元に置いて寝ていたから

        • レニィさんと雪の日

          明日は雪の予報と聞いて、 お犬様の事を思い出してしまい泣いている。 年の初めの頃に、結局お犬様は 虹の橋のふもとへ逝ってしまった。 12歳まであと数週間だった。 あの雪の日は、 近所の動物病院へ通院した日だった。 腎臓の値も心臓も悪くなっている。 大学病院で診てもらうならすぐに 予約した方がいい。 そう言われて、すぐに予約して、 明日また大きい病院だよ。良くなろうね。 と言って、リュックになっているキャリーへ 入れて家に帰った時は、雪が降っていた。 すごく寒い日だっ

        レニィさんと寄付金のその後。

          レニィさんと生きる時間の違い。

          お犬様は昨日、動物の大学病院に入院した。 近所のかかりつけの先生が、運良くそちらと関係が出来ていたので、本当に幸運な事に紹介までしていただけた。 すぐに診察もしていただけて、 悔しいけど、近所の病院よりも設備が良くて、 お犬様のお腹に水が溜まっていて、細菌が発生していることまで、たったの1時間でわかってしまった。 お犬様はそのまま緊急手術をしてもらうことになった。 コロナの影響で、わたしたち飼い主は余程のことがない限り面会ができないので、手術が終わった連絡を自宅に帰って電

          レニィさんと生きる時間の違い。

          レニィさんと犬。

          我が家には、今年11歳になる犬がいる。 犬種は、11年前流行りだったトイプードル。 赤茶の毛玉くんだった犬も、年のせいか色が薄くなっていき、毛先は若干白っぽい。 本当は、妹の中学受験合格祝いに飼い始めた犬なのに 気がつけば、何故だか常に世話をするのはわたしになっていた。 小さい頃から動物が好きだったこともあって、 積極的に関わったというのもあるけれど、 たまに、何故妹ではなくわたしが世話をしているのかと、イラッと来たりしつつも、 懐かれていることに喜んだり、 主人として厳

          レニィさんと犬。

          レニィさんと毎日更新。

          6月9日から7月31日まで。 わたしは毎日小説を書いて、Pixivに投稿していた。 公式の企画で、『雨』をテーマにした話を書こう!という物だ。 わたしのレニィというハンドルネームは、 雨女であることから来ている。 だから『雨』がテーマの企画に、ぜひ参加したいと思った。 どんな話を書こう。 悩んだわたしが思い出したのは、 高校生の頃に何となく書いていた小説だった。 高校生のわたしは、 それを特にネットにアップするでもなく。 誰に読ませるもなく。 密かに、2話ほどだけ書い

          レニィさんと毎日更新。

          レニィさんとオリンピック開会式。

          オリンピックの開会式。 結局見てしまった。 あんなに、オリンピックやらなきゃいいのに。 とか言っていて、見てしまった。 正直、最初の方はあまりいい催しとは思えなかった。 なんというか、日本特有の悲壮感を出してくる演出が嫌だった。 それにあまり、日本の事を主張してくれないのも、ちょっと悲しかった。 それを塗り替えたのは、ドラクエのBGMだった。 ドラクエをプレイしたことはない。 けど、曲は知っている。 あんなに、かっこいい入場の曲になるだなんて、 知らなかった。 そ

          レニィさんとオリンピック開会式。

          レニィさんとオリンピック

          いろんな人にとって、 オリンピックって、どんなイベントですか? 小学生までのレニィさんにとっては、4年に一度やってくる不思議なお祭りでした。 中学生ごろになると、近現代オリンピックが、遠い古代のギリシア人たちから受け継いだ祭典で、今では平和の象徴だとされるって覚えました。 高校生になって、世界史を勉強しました。 オリンピックは、世界各国の名前を覚えて、歴史を思い出す復習の場所になっていました。 ようやく、オリンピックって言うものが、面白いな。楽しいなと思ったのはこの頃

          レニィさんとオリンピック

          レニィさんとおひとりさま。

          昨年末、お付き合いさせていただいていた人とお別れした。 アラサー職なし彼氏なしである。 いろいろと、思うところはある。 でも後悔はしていない。 理由は、"おひとりさま"がわたしに案外合っているというところだろう。 元々そういう傾向はあったのだ。 人と上手く関われないので、友だちも少ない。 趣味が結構なオタクなので、職場で友だちとかもいなかった。 小学生の頃から、休み時間は読書の時間。 隙からば本を読む。給食を早く食べたのも、デザートのジャンケンに参加しないのも本を読むた

          レニィさんとおひとりさま。

          レニィさんとお薬。

          うつ病の診断が最初に出たのは、新卒でクソ会社で事務をしてた時。 仕事に行くのが嫌になっていて、でも責任だけは果たさねばと、毎朝6時半に起きて、食欲なんてそんなものないから何も食べずに、犬にご飯をあげて、トイレの始末して、ケージに戻して、バスに乗る。そんな生活。 あの時はとにかく食欲もなくて、毎食ゼリー飲料だった。 朝9時から夜19時勤務。 休憩時間は営業さんの問い合わせや、来客・面接対応なんかが常に飛び込んできて、ないようなものだった。 細々とした備品の買い出し、銀行巡りで営

          レニィさんとお薬。

          レニィさんの野望。

          わたしはあくまで趣味で文章を書いている。これが現状である。 ただこの趣味に、少なくともわたしは、本気である。 そしてわたしの望みは、通勤しない仕事に就くこと。これは理想。 全てがまかり通って、ある日突然、書くことが仕事になって、印税生活がしたい。これが戯言だ。 ただでさえ、ちょっと書いてる趣味の文字すら、認知度も何もないのに、そんな戯言が通るわけがない。 わたしはそう思う。 ただもし、その戯言を理想にして、現状まで引っ張り上げられたら。 そんな夢をみる。 そんな野望を持

          レニィさんの野望。

          レニィさんと髪を染めた話。

          齢28にして、わたしは初めて髪の毛を明るく染めた。 髪を染めるのは初めてじゃない。 元々、茶色味の強い髪色が、証明写真を撮る時に、明るすぎて染めたような茶髪に見えるからと、黒染めは二度した。 でもそれは結局、自分のことを隠すための毛染めだったなと、今なら思える。 立派な社会人。 そういう人たちは髪の毛を明るくしないものだと、思い込んでいたし。 染めるのは悪いことだとも思っていた。 でも、意外と外に出てみると、人は髪を明るくしているものだし、Twitterなんかだと、青とか銀と

          レニィさんと髪を染めた話。

          レニィさんと洋服。

          身体の線が出る服が苦手だ。 自分は女であり、女であることになんら不都合とか、乖離とかは感じていないのだけれど、女性特有の身体の凹凸が自分にあると認識させられる服が苦手だ。 女性が持つ丸みは美しいと思う。 ただそれが自分に見えるのがすごく気持ち悪く感じる。 なので自分で服を買う様になってから、なるだけ身体のラインが出ないような服を選ぶ様にしてる。 上に着る物はなるだけ1まわりか2まわり大きいサイズを、下に履くものもタイトスカートは絶対履かない。スカート丈は長くする。 数年ほど前

          レニィさんと洋服。

          レニィさんにとって書くこととは。

          物語を書くのが好きだ。 そう、思うようになったのはいつからだったんだろう。 読むことが好きになった瞬間は、今でも覚えている。6才の夏。富山の祖父母の家で、みんなが昼寝で寝静まっている時、急にアンパンマンのあいさつの絵本に書いてある文字が理解できるようになった時。 本当に不意の出来事で、自分でも驚いたことを覚えている。"お"という文字が、"お"と読むのだと、わかってから、最初から、最後までスラスラと読めるようになっていった。 これが、本を読むってことなんだって感動と感激で身体が

          レニィさんにとって書くこととは。

          レニィさんと言葉という刃。

          言葉は、刃である。 『ペンは剣よりも強し。』という、言葉が誕生したらしいのは、結構最近で、19世紀のイギリスの劇作家が作中の台詞として生み出したのが起源だという。 確かに、19世紀ともなれば、印刷技術の発展や識字率の向上から、たった一本のペンから書かれたとしても、言葉は、それこそ津波のように大きな影響力を持って、人々を薙ぎ倒していったのだろう。 だけれど、思うに、言葉が剣より強いなんてことは、古代の頃、人が思考し、なにかを伝えるようになった時からずっと、ずっと強かったんだろう

          レニィさんと言葉という刃。