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バチェロレッテ・當間ローズさんがロスフワラーを児童養護施設に届ける理由とは?

「バチェロレッテ」セカンドシーズンが7月7日の今日、Amazonプライムで始まりましたね!シーズン1で注目を集めた當間ローズさんに当時のこと、子どもの頃のこと、家族への愛情が深いワケ、捨てられてしまうロスフワラーを児童養護施設に届ける活動についてなど、お話を聞いてみました。當間さんのこれまでの生い立ちを聞いていたら、「バチェロレッテ」での行動の裏にあった”一貫した愛”が見えてきました……。CHANTO WEB取材より。

「愛してる」とは、言葉だけじゃなく、行動で示す

才色兼備の独身女性が、たくさんの男性候補者から1人のフィアンセを選ぶ、婚活リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』。當間ローズのひとシーンはかなり衝撃的で、萌子さんを始め視聴者の人の中にも引いた人がいたかも? あの時のことを聞いてみました。

記事には書けなかったのですが、ローズさんが萌子さんを連れて通っていた小学校の体育館で歌を歌うシーン。あのときローズさんは、萌子さんに気持ちを伝えるために、たった一晩で自身で歌を作詞作曲したそうです。
「スタッフさんがいる横で、その時だけパソコンを貸してもらって書きあげました。萌子さんへの思いは、萌子さんに会うたびにノートに書き留めていたので」

歌手であるローズさん、普段は作詞作曲するのに1カ月近くかかることもあるそうですが、そのときはすぐにメロディーも歌詞も思い浮かび、曲ができたそうです。

話はバチェロレッテから家族のことへ。ローズさん、なかでもお父さんからお母さんの愛がとても深く、「将来は両親みたいな家庭を築きたい」とのことでした。

この間、お父さんがお母さんにこう言ってたんです。「もし、あなたが100年生きるとしたら、僕は99年364日生きたい。あなたと死ぬまで一緒にいたいけど、あなたより後に逝くのは耐えられない」って。僕は、その話を聞いて泣いてしまいました。(本文より)

CHANTO WEB


「いじめのアザを見た母の言葉」で怖いものがなくなった

「愛」に対して積極的な當間ローズさんですが、実はそれには生い立ちに関係することがあったのだと言います。5歳でブラジルから日本に移住した當間さん。日本に来たばかりのときは日本語がまったく話せず、両親は仕事で忙しく、遊ぶ友達もいない。

友達と遊びたくて、初めて覚えた日本語は「仲間に入れて」だったといいます。積極的にいかないと誰も遊んでくれない。友達がいないから家でテレビを見ることで気持ちを紛らわし、その過程で日本語を覚えていったといいます。

私も英語をやっているからわかりますが、言葉が通じない、まったく違う土地で生活しなければいけない。家族は仕事で忙しい。しかも自分は5歳となったら、相当不安だと思います。さらに、学校では見た目が違うからといじめられ、体にあざができるまで……となったら。

當間さんは4人兄弟だそうですが、弟たちが生まれたのはもっと後になってからなので、兄弟もいないなか、本当に大変だったと思います。両親が仕事で忙しいのもわかっているから、ずっと親がわりになって弟たちの面倒をみてきたそう。学校の三者面談も當間さんがいったというからびっくりですね!先生も「バチェロレッテに出演していた當間ローズ」がいきなり、サン者面談に訪れたらびっくりするわけで……(笑)


「小学生以来、怒った記憶がない」

優しい印象がある當間ローズさんですが、実際に超優しいです!マネージャーさんいわく「重い荷物があると持ってくれようとするし、いつもいろんなことに気を使ってくれる」とのこと。実は、當間さん、小学生以来怒った記憶がないのだとか……。

「バチェロレッテのときは、黄君が萌子さんにあいまいな態度を取っているからそれはちゃんと気持ちを伝えるべきだと言いましたが、それは本音でぶつかり合える相手だからこそ」と。
「怒って気持ちを発散させてすっきりする人もいるかもしれませんが、僕は逆。怒ることがストレスになるんです」。當間さんが怒らないのは、怒る前になぜこういうことになったのか、今どんな気持ちなのか、どう伝えたらわかってもらえるのかなど、いろいろ考えてから話そうとするから、自然とクールダウンしてくるのだそう。むしろ、怒るよりも悲しい気持ちになるのだそう。

実は、この感情の揺れが少ないのもお父さんの影響じゃないかと言っていました。「父はすごくピースフルな人で、怒ったことがないんです。いつも母や僕たちきょうだいのことを優しく受け入れてくれます」とお話されていました。育った家庭環境が人格に与える影響は、かなり大きいなと、改めて思いました。「もしも付き合っている彼女が浮気をしたら?」という話になり……。


実は、取材当日、私と編集の方とカメラマン3人に、當間ローズさんが1人1本ずつ白いバラの花をくれたのです。このバラの花こそが本来捨てられてしまうはずだった「ロスフラワー」です。當間さん、愛知県の園芸農家から毎月100本以上のロスフラワーを買い取り、児童養護施設などに届ける活動をしているそうです。

私がこの活動を知ったのは、萌子さんのインスタの投稿を見たから。當間さんのことはバチェロレッテの「萌子さんへの歌を作ったところ」から好きだったのでインスタをフォローしてみていたのですが、ロスフワラーを児童養護施設に届けている話は知らなくて……。

インタビューの合間にその話を伝えたら「ほんとですか? 萌子さんの投稿がこうやって今日のインタビューにつながっているんですね。嬉しいです」とお話されていました。

ところで、當間さんとロスフワラーとの出会いは? 浜松の児童養護施設に届ける活動につながったワケは……? このインタビューを通して、「當間ローズ」さんがどのような方なのか、なぜバチェロレッテで初対面の萌子さんに、まわりが引くほどのアプローチをしたのか、アフターローズで最後まで萌子さんを守ろうとしたわけ、いろんな行動の元となる考え方や感じ方が少しずつわかってきた気がします。

このnoteの書き出しのところにも書きましたが、すべて「愛」でつながっているのだと、改めて感じました。単なる好きとか嫌いとかの「愛」ではなく、もっと深いところからの家族や友達、かかわる人達への愛情。それは人だけじゃなく花や、そのほかのものにもつながっているんだろうなと思います。當間さんの活動が、一人でも多くの人に伝わり、児童養護施設で生活する子どもたちや、捨てられてしまうロスフワラーに目が行くようになるといいなと思い、この記事を書きました。

當間さんから頂いた白いバラのロスフワラー、3週間近くたった今も、枯れてはいますが、綺麗に咲いています。花びらが茶色くならず、ほとんど白のまま咲いているんです。一枚も落ちず。私も何度かバラの花を買って花瓶に飾ったことがありますが、こんなに長持ちするバラは初めてです。

また當間さんにお会いする機会があったら、そのことを聞いてみたいと思います。


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