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最近見たVtuber関連の面白かった記事と雑感あれこれ(2022年7月後半~8月頃)後編
直近で読んで面白かったWebメディアの記事などを中心にご紹介する、Vtuber好きフォロワーさん向けnote、今回は先日の続きになります。
<前回はコチラ>
前回にじさんじ関連記事を紹介したので、今回はホロライブとそれ以外のVtuber事務所を取り扱った記事が中心。かなりの分量になってますがご容赦ください。
カバー社関連のWeb記事いろいろ
とりあえず最初はホロライブプロダクション・カバー社関連のWebメディア記事からご紹介。
ホロライブプロダクションも、前回紹介したにじさんじ同様にタイアップ関連のグッズ広告記事が毎日のようにWebメディアに掲載されていましたが、それ以外のWeb記事の傾向としてホロライブプロダクションの場合は、企業としてのPRインタビューやコラム記事形式の記事も一部メディアではいくつか見られ、またスタッフや作曲家等Vtuber以外の人物にコンテンツを語らせるタイプの記事も今夏は目立ったような気がしました。
カバー社のスタッフインタビュー記事いろいろ
まずはスタッフさんがインタビューされてる系の記事から。
こちらはMoguLiveに7月末掲載の「hololive ERROR」企画担当ディレクターへのインタビュー記事。
記事内では「本来は去年の夏の時点で、ホラー企画自体が終了する予定でしたが、諸々の事情から計画自体が変更となり、2022年の夏までに完結するプロジェクトとして進行することになりました。」等、「hololive ERROR」という企画自体についての推移や手ごたえなどについてかなり赤裸々に語られていて、読み物としても面白い記事でした。
こちらはKAI-YOU.net掲載の、コミックマーケット100に出展したホロライブブースに関して企業ブース担当者にも触れたレポート記事。「ホロライブサマー」がテーマの展示物等の画像も多数まとまっている記事です。
あと、こちらはカバー社のCTOの福田一行氏がインタビューに答えている、会社訪問アプリ「WANTEDLY VISIT」という求人媒体掲載のカバー社の自社紹介記事。別に面白い記事という訳ではないですが、こういった自社紹介にこれまでのようにYAGOOことCEOの谷郷元昭氏が出てこなかったのがちょっと珍しく感じたので記録がてら貼っておきます。
ホロライブPR記事いろいろ
続いて楽曲・イベントPR系の記事をご紹介。ここでは記事にPR表記があるものだけを取り上げています。
こちらはどれもRealSound掲載の記事。上から星街すいせいとのユニット「Midnight Grand Orchestra」の曲作りにも触れたTAKU INOUEの音楽ソフトウェアに関するインタビュー記事、湊あくあの新曲「未だ、青い」製作とインターネットを主軸にした音楽の発展について語るじんのPRインタビュー記事、hololive EN所属IRyS(アイリス)の7月発売のEP『Quarter Bravery』収録の各楽曲について製作背景を語るElements GardenのPRインタビュー記事、となっています。
こういう楽曲製作話のPR記事は現状Vtuber界隈ではホロライブプロダクション以外ではあまり見ないので、ちょっと面白い取り組みだなと思って読んでいます。
また7月のMori Calliopeのライブ「New Underworld Order」の前後や、先日の「ホロライブサマー2022」の際には、RealSound誌にPRコラムが掲載されたり、PRTIMESを利用したプレスリリースでライブオフィシャルレポートを公開したりと、各所で文章量多めのイベントPR用Web記事が見られるところもホロライブならでは、のような気がしています。
私はこういったカバー社のWebメディア広告展開に「オリジナルソングを大量に製作・宣伝し、その楽曲を生かして頻繁に開催する有料・無料3Dライブを軸に自社の技術宣伝とVtuberの支持層を獲得する」という、最近のホロライブプロダクションの事業方針が見えるような気がしているのですが、さて、実際のところはどうなのでしょうか?
ホロライブプロダクション関連の記事あれこれ
あとはWebメディア記事で読み物として気になった記事をいくつかご紹介。
こちらはPANORA掲載の、ときのそらへ4枚目のアルバム「Sign」についてのインタビューを行った記事。デビュー5周年の振り返りからアルバム収録曲についてまで、色々なことに答えているインタビューです。
続いてこちらはSPICE掲載の、Midnight Grand Orchestra 1st LIVE『Overture』のライブレポート記事。映像美の凄さが目立ったライブのレポート記事らしい、画像多めの色鮮やかなレポートになっています。
こちらは電撃ホビーウェブで始まった「ホロライブプロダクションメンバーが好きなものについて語るコラム」企画の第1回で、夏色まつりが「ポケモンカードゲーム」を語っている記事。なんと構築デッキまで載ってます。どういう層を狙った企画なのか私にはまだイマイチピンと来てませんが、今後は凄く気になるWebメディア企画です。
こちらはINSIDE掲載の連載コラム「バーチャルタレント名鑑」から2記事。
ライターは草野虹氏。こちらは毎回ホロライブのVtuberとそのゲーム配信を題材にコラム記事を書くという面白い企画になっています。今後どういったメンバーとどういったゲームでVtuberコラム記事が作られていくのか、今後が楽しみな連載コラムです。
こちらはどちらもファミ通.comの記事。上は湊あくあのゲーム『あくありうむ。』についてのインタビュー記事で文章量が多くて読み応えのある記事。下は『妖怪ウォッチぷにぷに』ホロライブコラボの驚きの収益結果に簡潔に触れた記事。どちらもゲーム誌らしい内容になっています。
ちなみにファミ通.comでは今後ホロライブメンバーによるコラム掲載もあるそうなので、今後どういった記事が出てくるか、ちょっと楽しみにしています。連載するのはシルエットから見て鷹嶺ルイ、常闇トワ、獅白ぼたん、アキ・ローゼンタールでしょうか?
前述の電撃ホビーウェブ、INSIDEもそうですが、ゲーム寄りのWebメディアにホロライブのコラムが激増してるのはちょっと面白い動きです。
こちらはKAI-YOU.net掲載のホロライブ関連コラム。どちらもKAI-YOU.netのユーザー投稿記事で投稿された記事です。ホロライブ関連記事で通常配信に着目したコラムというのは案件やイベント関連記事が増えすぎたせいか最近ちょっと少なめなので、実はちょっと貴重だなと思っていたりします。
こちらは前編のにじさんじの紹介記事でも触れた『「今」のトレンドがわかる』Webメディア「カルチャ」の特集コラム、ホロライブ分をまとめて。ライトな読み味のコラムで読みやすい入門的な記事です。
こちらはredbull.comに掲載された、7/24開催、湊あくあ・獅白ぼたん参加のイベント「レッドブル トークショー」のレポート。レッドブルキャンペーンの当選者30名限定参加というすごくレアなイベントの様子がちょっとだけ掲載されています。
ちなみにredbull.comは2人のショートコラムもそれぞれ毎月1日、15日に掲載中。一応下に直近のリンクを貼っておくのでファンの方はどうぞ。
「湊あくあ 【連載コラム Vol3】7/1分、【Vol4】8/1分、【Vol5】9/1分】」
「獅白ぼたん【連載コラム Vol3】7/15分、【Vol4】8/15分」
こちらはホロスターズ関連。
上はRealSound掲載のコラムで夕刻ロベル・律可・影山シエン、そして先日デビューしたホロスターズEnglish「TEMPUS」に触れた内容。
下は6月末のホロスターズの3周年イベント「HOLOSTARS 3RISE SUPER FAN MEETING 〜FLAGSHIP~」のイベントレポート記事になります。
こちらは電撃オンライン掲載のUPROAR!!4人についてのインタビュー記事。彼らが3月にデビューして以降、いろんなWebメディア記事で彼らの姿をちょいちょい見ていますが、いつ見ても不思議な取り合わせの4人組だなぁと妙な関心をしてしまっています。
あとはちょっと変わったところで、個人的に好きだった記事を。
HatenaBlogに投稿の記事で、ライターの泉信行氏と黒影海老氏による「ホロライブの3Dライブで使用されている3Dステージのまとめと歴史」というまとめなのですが、非常に面白く集計されている記事でおススメです。
汎用ステージから特設ステージに変化していく様子とかを振り返っているとちょっと懐かしい気持ちになります。
さて今回はここまで見切り発車気味に、自身の過去のブックマークを見ながらこのnoteを書いているのですが、今数えたらホロ関連で既に39記事紹介……と、ちょっと量がとんでもないことになってきました。
という訳で、ホロ関連は一旦このあたりにしておきます。
その他、読んで興味があったVtuber関連記事
ここからはにじホロ以外で読んで面白かった記事や興味深かった記事をご紹介していきます。noteの文字数もかさんできたので割とざっくり行きます。
ぶいすぽっ!記事あれこれ
まずはぶいすぽっ!関連から。
こちらは日経クロストレンド掲載のVtuberインタビュー企画「-voice of virtual entertainer-」に掲載された胡桃のあのインタビュー記事。
ぶいすぽっ!関連のインタビュー記事はまだ割と珍しく、私が知る範囲では過去にも一ノ瀬うるはの記事と、おれあぽ(Kamito、橘ひなの)の記事ぐらいしか記憶に無かったので、そういう意味でも新鮮な記事でした。
こちらは8/11~8/14に開催されたオフラインイベント、「ぶいすぽっ!」×「神田明神納涼祭り」に関するレポート記事。上はINSIDEの記事で当日のよ状況を細かく取材したレポート、下はUpStationの記事で画像が多めのレポートになります。両方見ると当時の様子がだいぶ分かって良かったです。
KAMITSUBAKI STUDIO関連記事あれこれ
続いてKAMITSUBAKI STUDIO関連の話題。
こちらは記事ではなく話題として気になったのですが、バーチャルシンガー花譜がフォーブスジャパンの企画「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2022」で、2022年の「世界を変える30歳未満30人」に選出された件。こちらの企画はVtuber関連だと、2020年の際にANYCOLOR社の田角陸社長が選出されていたりする企画だったりします。
こういった一般的な有名人をチョイスする企画にバーチャルシンガーが入ってくるという所に、時代の移り変わりを感じます。
こちらは日本武道館で8/24に行われた花譜のライブ「不可解参(狂)」のライブレポートとレビュー記事。
1つ目のレポートはライブ・エンタメマガジンのDI:GA ONLINE掲載のスタンダードなレポート記事、2つ目のレポートはKAI-YOU.net掲載のもので画像が非常に豊富なレポート記事なのですが、それに対して3つ目のレビューはMoguLive掲載の記事で、Vtuber界隈で名前を聞くことのある複数のレビュアーによる感想をまとめて掲載するという、ちょっと一風変わったライブ記事になっています。
それぞれの記事を読むと、同じライブの見え方が少しずつ違って見える感じがして、それがちょっと面白かったです。
また内容量がそうでもないのでここでは文章で紹介するにとどめますが、花譜のライブ「不可解参(狂)」のWeb記事については、日頃Vtuberという話題を取り上げない音楽系Webメディアが紹介記事を出しているケースも多く、そういった部分にKAMITSUBAKI STUDIOの独自性を強く感じます。
こちらは先ほどホロライブ関連でもご紹介したINSIDEのバーチャルタレント名鑑という連載企画の花譜紹介コラム。彼女の複数の楽曲紹介をしながら情報量を絞って花譜の入門編といった感じに綺麗にまとめてある、技ありのコラムです。
その他
その他、Vtuber関連記事で気になったのをいくつか。
こちらはUp-Stationの記事で、7/1にV-Clan公式YouTubeチャンネルで配信された無料ライブ「VTuber Fes. BPM[Blinks Per Minute]powered by ロート製薬」のレポート。MCはロート製薬公式VTuberの根羽清ココロで、出演陣がGEMS COMPANY水科葵、ライブユニオンHACHI、RIOT MUSIC芦澤サキ、KAMITSUBAKI STUDIOから理芽と花譜という豪華な布陣の同社のライブの様子を丁寧に伝えています。
今年は他にもサントリー公式Vtuberの燦鳥ノムがゲストにホロライブから複数名迎えて「ウィンターminiライブ」(ときのそら・雪花ラミイ)「サマーminiライブ」(白上フブキ・角巻わため)を開催した例もあるように、企業所属Vtuberが有名な他社Vtuberをゲストに呼んで広報活動としての無料ライブを行うというケースがちらほら現れていますが、いずれもWebメディアが話題で取り上げているケースはあまり多くなく、私はそのことをちょっと勿体ないなと思っています。
有名企業のスポンサー付きでのライブがもっと注目され、メタバース等の進歩と相まって頻繁に開催されるようになれば、歌系Vtuberの新たな収入源や3Dアバターの技術を持つ企業の宣伝としても期待できそうな気がするだけに、こういう記事はもっと頻繁に出てほしいと個人的には思うところです。
こちらはコミックナタリーの企画「Vがマンガを語る枠」第4回、犬山たまきの回。読みごたえも結構あって楽しいこの企画は、これまでにじさんじ(月ノ美兎)、あにまーれ(因幡はねる)、ホロライブ(角巻わため)、のりプロといろんな事務所のVtuberに話が回ってるので、次は誰が来るのかも結構楽しみに見てます。
こちらはINSIDEに8月末に掲載された記事。昨年のクリスマス以降ちょいちょいこの曲の話題は、誰かの雑談だったり、批評だったり、ラジオだったりで見聞きしているのですが、春が過ぎ、梅雨も明け、夏の終わりになってもまだ語られ続けているのがちょっと面白いです。
MVは現在560万再生、なかなかすごいロングヒット楽曲ですね。
こちらはImpressのAV Watch掲載の記事。
タイトルだけ読むと「Vtuberと切り抜き動画」について色々と語った記事のように見えますし、実際色々と書かれているんですが……。
記事の後半から急にライターさんのおススメVtuber語りが、大量の動画紹介と共に凄い熱量で書かれていて、それが妙に面白かった記事でもありました。個人的にこういう推し語り記事大好きです。
最近読んだVtuber関連の個人的おススメnote
では最後は前回やって割と好評だった、個人的に読んで面白かったり興味深かったりしたVtuber関連のnoteを、ほんの一部ですがご紹介して終わりたいと思います。相変わらずタグ検索が微妙なVtuber関連読み物note選びの参考になれば幸いです。
(掲載順はテキトー、おひとり様一記事で乗っけてます。もし紹介してほしくなかった方いらっしゃいましたら、削除しますのでご一報ください)
最後になりますが、前回の7月前半のnote以降に紹介しようと思ったWeb記事等を、今回1度にまとめて放出しようと試みてみましたが、やはりだいぶ分量的に無理があったなと今、この締めの文章を書きながら少し反省しています。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
次回はもう少しサボらないようにするか、ある程度紹介するものをまとめるか絞るかの、どれかをもう少し頑張りたいと思います。
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