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VTuber花ノ木まるはどこまでも彗星を追う ~異世界転生という新たな旅立ちに歌う星の歌~
聞きながら色々なことを感じた歌ってみた動画、でした。 「ぶいすぽっ!」や「RIOT MUSIC」「Palette Project」「HIMEHINA」などをはじめとした、様々なVTuberグループを世に送り出し続けている株式会社Brave groupが、今回新しく始動させた「異世界VTuberプロジェクト『ゆにれいど!』。 その1期生としてデビューしたVTuber6人の内の1人に、2021年11月から個人勢VTuberとして活躍していた「花ノ木まる」が、「和風の狸っぽい猫」の姿から、「中華風の猫又ヒーラー」といった具合に、姿形を新たに変えて参加していたのですが。 その彼女が、今回の自身の「異世界転生」デビュー配信の直後に公開した歌ってみた動画が、今回紹介するこの「Stellar Stellar」になります。 【参考 ゆにれいど!関連プレスリリースURL】 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000044525.html https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000044525.html 今回のデビュー配信以前の、個人勢VTuberとして活動していた頃の「花ノ木まる」にとって、この楽曲「Stellar Stellar」の本来の歌手、元個人勢で現在はホロライブ所属の企業勢VTuber「星街すいせい」という存在に色々な思いがあることは、ファン側にも以前より見て取れていました。 例えばそれは、元々「花ノ木まる」自身が、以前より配信でたびたび、自身がホロライブのファンであることや、VTuberを目指すきっかけであったことを公言していること、などにも表れていましたし。 また、「花ノ木まる」がかつて個人勢のグループ「ぶいせん」で活動していた際に迎えた、通称「たぬきバブル」と呼ばれるバズりで、それまで2000人弱だった自身のYouTubeチャンネル登録者数を数万人に伸ばした切っ掛けが配信等での「星街すいせい」との関わりであったこと、などについては。 これまで「花ノ木まる」を追いかけていた方なら多くの方が、既にご存じのエピソードなのではないかな?と思います。 そして、そんな彼女が今回、自身の転機を迎えるにあたって、あらためて「星街すいせい」の歌を選んで歌うという選択をしたというところには、また何か色々な思いが見て取れるような気がします。 【参考 ぶいせん「たぬきバブル」関連記事URL】 https://note.com/laterfestival/n/n0a0a2cc2f44c https://togetter.com/li/1852207 さて、今回の歌ってみた動画「Stellar Stellar」の概要欄には「いつまでも、どこまでも、一筋の流れ星を追いかけます。」という「花ノ木まる」のメッセージが載せられていますが。 そのメッセージから私はなんとなくですが、かつて「星街すいせい」というVTuberが通った「個人勢のVtuberであったところから、自身の名前を変えずにそのまま企業所属になる」という珍しい道程を、今回の「花ノ木まる」もまた、所属先こそ違うけれど、同じく今回通ることになったことが重なって、そこにちょっとしたロマンみたいなものを感じてしまいます。 「Stellar Stellar」という、「私は待ってるヒロインじゃない、その手を伸ばして誰かに届くように、歌うヒーローなんだ」という強い意思の込められた歌を歌いながら、憧れの星と同じ軌跡をなぞり、追いかける彼女が、これからいったいどんなことをやってくれるのか。 色々と楽しみだなと思います。
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85%の女の子に向けて、長尾景が麻雀をアイドルとかで説明する姿が面白かった
タイトルで8割がた内容を説明しているような気もしますが、4/12に配信された長尾景の麻雀配信『【雀魂】景成長痛【長尾景/にじさんじ】』が、とにかく妙に斬新な内容だったので、ご紹介を。 この配信は、先日開催された「神域リーグ2024ドラフト」で「チームヘラクレス」での参戦が決定した、にじさんじ所属の長尾景が、自身の視聴者層に向けてあらためて麻雀というゲームのルールを説明する、という内容だったのですが。 本人いわく「女の子率が85%」の彼のファン層に対して、どうやって「未経験者に麻雀ってゲームを優しく説明するか?」という問題に、この配信で彼が取った手法が、 「『麻雀』を痛バ作り、アイドルユニット、オーディション、にじさんじなどのオタク知識に例える」 という、ものすごく特定世代にだけぶっ刺さるような、逆に麻雀おじさん達はちょっと戸惑うような方法だったのが、妙に可笑しかった配信でした。 ここで内容のちょっとした例をあげますと。 ・麻雀はガチャ(ツモ)をひたすら回して缶バッジ集めて痛バ作るゲーム ただしあなたの痛バにカスタムできる缶バッジは14個まで ・VΔLZとボルタとクロノワとヒーローズ集めましょうみたいなのが役 VΔLZ集めたらVΔLZボーナス、みたいなユニットボーナスがあるの ・国士無双の痛バはにじさんじSEEDs1期生と2期生を全員揃えるようなもん フェスでガチャ回して全員揃えるとか大変だろ? ・長尾プロダクションではソロ活動で売れてない子(ういている牌)は 解雇しないといけない ・チー、ポン、カンは他の友達の痛バから缶バッジ盗む行為なので犯罪です 初心者はやると勝てないのでしなくて大丈夫 ・ツモはスカウトボーナス、ドラはシークレット枠のサイン入りグッズ ……などなど。 とにかく終始この配信では、比喩の良し悪しはさておき、長尾景の言語化能力の高さと難しい要素をかみ砕いて説明する能力の巧みさには、本当に終始感心させられました。 そういえば以前、実況パワフルプロ野球というゲームを使った、「にじさんじ甲子園」という箱企画の開催前の時期にも、長尾景は「野球のルールを知らない人に最低限の知識を説明する」講座的な配信をやっていましたが。 とにかくこのような「今さら誰に聞いたらいいのかわからない」と視聴者が思いそうなコンテンツの初歩的な事柄について、ちゃんとその場その場でフォロー的な動きを出来るというのもまた、長尾景というライバーの凄いところ、という気が個人的にはします。 今後「神域リーグ2024」に参戦し、確実に麻雀配信が増えることになる長尾景ですが、果たして彼はどんな麻雀を見せてくれるのか?そして彼に麻雀を教えられたファン達は、彼の麻雀配信枠にどんなコメントを残すのか。 色々と今後も楽しみだなと思います。
少し暖かくなってきたあたりに読んだVtuber関連の気になったWeb記事と雑感あれこれ(2023年2月中旬~2024年3月後半頃)
主にnoteのフォロワー様向けの、私が気になった読み物っぽいVtuber関連のWebメディア記事等をまとめて紹介する企画。 今回はだいたい2月の中頃から3月後半頃(主に2/16~3/26あたり)の期間で、私が読んだWeb記事の中で興味深かったものを中心にご紹介していこうと思います。 例によって宣伝・物販販促系記事やイベント告知のようなWeb記事等は極力スルーし、ニュース記事は内容が重複しているものは省いていますので紹介記事数には偏りがあります。ご了承ください。 ちなみに
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IRySの100万人耐久配信には、懐かしい感動があった
本当に久しぶりに手に汗握る、そして感動のある耐久配信でした。 hololive EN「-Promise-」所属のIRySのYouTubeチャンネル登録者数100万人を目標にした歌枠耐久配信『【KARAOKE / 耐久歌枠】 1 MILLION ENDURANCE VERTICAL KARAOKE & BIRTHDAY COUNTDOWN! 』は、100万人まで残り7000人登録弱、という所からスタート。 翌日は自身の誕生日で、自身初となるバースデー3D Liveを配信予定という事もあり、この所のホロライブで行われる耐久配信と比較すると、やや残り人数の多いところからのスタートになったこの耐久配信は、その結果として200分、全28曲を歌うという、ボリュームたっぷりの長い歌枠になりました。 最近のホロライブ関連のチャンネル登録者数などの記録にまつわる耐久配信といえば、どちらかと言えば「配信開始すぐか、何なら配信開始前に記録を達成してしまうケース」というのが非常に多かっただけに、今回の様に「いつ達成するんだろう」をドキドキしながら見守る体験というのは久しぶりで、なんならちょっと懐かしい感じすらする、なかなか楽しい時間でした。 かつて、音楽特化型のプロジェクト「Project:HOPE」としてソロデビューしながらも、その後の運営によるプロデュースが上手く固まらず、結果として雑談やゲーム配信、仲間達とのコラボ配信、といった他のホロライブメンバーの活動に寄せた形へとシフトチェンジする必要に迫られた彼女。 そんなある意味苦労人の彼女の耐久配信は、綺麗な生歌を1曲歌うごとに英語と日本語でそれぞれのファンに雑談っぽくフランクに語りかけ、そのたびにコメント欄にも日本語と英語で「草」「lol」といった笑いのコメントが書きこまれる、といったいかにも彼女らしい非常に思いやりとウイットのある暖かい空気に包まれていました。 そして、その温かい空気のまま日付が変わり彼女の誕生日を迎え、いよいよ100万人登録まであと100人となった段階で彼女が歌った曲は、彼女のデビュー曲「Caesura of Despair」。 その「絶望が晴れるようにあなたのそばで歌うから、嘆きも後悔も笑い飛ばそう」という彼女のデビュー時の目標が込められているかのような歌の、ちょうどサビで迎えるドラマティックな展開の100万人登録突破と、その後に彼女が見せた涙。 そしてその時のコメント欄には、デビュー当初に彼女が望んだ形とは違ったのかもしれないのですが、しっかり彼女が目指した晴れやかな暖かい沢山の笑顔から生まれたであろう「おめでとう!」「Congratulation!!!」という言葉にあふれていて。 その光景には、私もつい目頭が熱くなる想いをしました。 そして、この配信最後の曲は同じく彼女のオリジナル曲「心臓が止まるまで」。 配信の最後のトークで「ここまできて、いろいろとやなこともあったり、いいこともあったり、両方ともともいっぱいある感じでしたけど、みんなのおかげで悪いことよりもいいことの方が多かったんで、それのおかげでこれからも頑張れるかなっていう気持ちに今すごくなってます。」と語った彼女が最後に選んで歌ったこの曲は、「何回でも何回でも間違っても、先に進む」という宣誓の歌で。 そんな彼女の選曲に、彼女の新たな決意みたいなものを感じたような気がしました。 さて、私がこのnoteを書いている今日(3/7)は冒頭にも書きましたが彼女の誕生日で、このnoteをUPした2時間後には彼女のバースデー3D Liveがあります。 100万人登録を迎えた彼女が自身の記念日に踏み出す新たな一歩が、いったいどんな素敵なものになるのか。今から楽しみにしたいと思います。 <YouTubeチャンネルURL> https://www.youtube.com/@IRyS <3D Live> 【HOPE TO THE FUTURE 3D LIVE】 IRyS 2024 Birthday Live! https://www.youtube.com/watch?v=cc5SQqswwMM