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裏金の金額使途明かせ
政治資金パーティーを巡る裏金事件で、疑惑の渦中にいた議員は『捜査に影響を与えてはいけない』と説明を拒んだのには納得がいかなかったが、起訴されれば法廷で真実が明らかになるのだと思って、ぐっと我慢してきた。
しかし、会計責任者との共謀が立証できないとの理由で、派閥幹部らの立件見送られた。
こんなことが許されるのだろうか。安倍政権以降、議員は違法行為はしないという大前提が崩れ、違法でもばれなければい
ヤジと民主主義に思う
参議院議員補欠選挙の関する報道で「徳島では、首相の演説中に「増税メガネ」などとやじを飛ばした男性が、会場を追い出される一幕も」という記事を目にしたが「追い出される一幕」で済ませて良いことなのか。
2019年夏の参院選で、札幌市で演説中の安倍晋三氏にやじを飛ばした市民2人が「警察官に排除され、憲法が保障する表現の自由を侵害された」などとして、北海道に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決では、1人につい
馳浩知事の態度に怒り
馳浩石川県知事の五輪招致をめぐる発言とその後の対応に怒りが収まらない。東京五輪招致活動を巡り、自身がその役割にあった当時にIOC役員105人に1冊20万円のアルバムを贈った、しかも、それは官房機密費を使ったものだと講演で明かしたのだ。
これだけでも金で五輪を招致したのかとげんなりするが、馳知事はこの発言の真意について会見で問われると、どのような角度からの質問に対しても「すでに発言を撤回した」と取
真実追う記者魂に感銘
「1年5か月、答えてこなかったじゃないですか」。
細田博之前衆院議長が記者会見を「今まで十分に答えた」として途中で打ち切ろうとした際に、記者が発した言葉だ。これを見た時、心が震えた。
旧統一教会との関係が発覚して以来、記者会見をせず、説明責任を果たさない細田氏に対して、この記者は諦めずに取材を続けていたのだろう。どんなに問いかけても、無視されたにも関わらず。そして、やっと会見の場が設けられたの
旧統一教会問題 解明を
旧統一教会と政府、自民党との関係が次々に明らかになっている。釈明する議員は「関係があるとは知らなかった」と異口同音に繰り返している。本当に知らなかったとして、何が問題だったのかをはっきりと説明しないのだ。
岸田総理も「当該団体との関係をそれぞれ点検し、適正に見直してもらいたい」としか言わない。社会的な問題であって、政府、自民党の問題ではないと言いたいのか。適正に見直すだけであって、関係を断たない
権力者の顧問を名乗るメディアとは
安倍元総理がインタビューに応じた雑誌社に対して、発売前に誌面を見せるように求めた新聞社の編集委員に関する報道があり、慄然とした。
インタビューに応じた者が事前に記事をチェックするということは一定程度は許されるものとしても、権力者をチェックすべき役割を持つメディアが、権力者の求めに応じて、他社の記事をチェックする側にまわるとは、何かの冗談ではないかと目を疑ったのだ。
なぜ、安倍元総理側が当該雑誌社で