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真実追う記者魂に感銘

「1年5か月、答えてこなかったじゃないですか」。

細田博之前衆院議長が記者会見を「今まで十分に答えた」として途中で打ち切ろうとした際に、記者が発した言葉だ。これを見た時、心が震えた。

旧統一教会との関係が発覚して以来、記者会見をせず、説明責任を果たさない細田氏に対して、この記者は諦めずに取材を続けていたのだろう。どんなに問いかけても、無視されたにも関わらず。そして、やっと会見の場が設けられたのだ。冒頭の言葉は、この記者が取材を続けてきたからこそ言える怒りの言葉だったと思う。

細田氏は十分な説明をしないどころか「辞任会見だから」と逃げた。メディアの役割の一つは真実を明らかにすることだ。真実が明らかになるまで取材を続ける記者たちを応援し続けたい。

#東京新聞

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