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深読み

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少し考えた時の記録です。回顧、反省なども。 他には、クリヤヨーガやヴェーダに関する書籍の読書記録も。
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2021年7月の記事一覧

深読み:B'zの歌詞で好きなフレーズ

B'zの歌詞で好きなフレーズ

1. もしもあなたの心が 身軽なものなら 
そこに長居は無用さ baby, here we go!
「孤独のRunaway」

この頃のB'zは、松本さんのギターがすごかった。リミックスでより一層ギターを引き立てた編集になった。この曲に関して言えば、稲葉さんのボーカルが隠れないようにうまくアレンジしているように思う。でも、下手すると、ヘヴィメタになってしまうので、

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深読み:健康診断の結果

健康診断の結果が返ってきました。
今年は昨年よりもよくなっていました。
昨年の結果では、尿酸値(若干高かった)と貧血(ヘモグロビン量がやや低かった)に関して、「要経過観察」とありました。
今年はそれも改善されており、よい傾向がみられました。

個人の健康っていうのは、実験と違って対照区を設けることができないので、要因を特定するのは難しいです。またどの食べ物でも取り過ぎも取らなさ過ぎもよくないです。

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時事:バクテリアの大群が地雷検知のために光りを放つ

原題は、「An Army of Bacteria Glows To Detect Land Mines」New York Times Intl. Weekly. July 4, 2021

・エルサレム・ヘブライ大学の研究者らは、ここ10年間、E. coli(大腸菌)を用いた生物地雷センサーを研究開発してきた。研究グループリーダーである微生物学者Shimshon Belkin博士は、遺伝子工学の技

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時事:セミが食卓に出現。新しい味覚と栄養を付加する

原題は「Cicadas Emerge on the Menu, Adding Both Nuance and Nutrition」 New York Times. July 4, 2021

・セミは、メキシコ、タイ、コンゴなど多くの国で食されている。タンパク質に富み、肉類よりも安価である。大量に発生するため種の存在を脅かすこともなく、土地への負担も少ない。

アメリカはコネチカット州ニューヘイヴ

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TV:徳川家康の遺訓

大河ドラマの「青天を衝け」を毎週楽しくみております。徳川家康の遺訓が出てきたのでメモします。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

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時事:彼は枝、彼女は葉。二人はカップルだったことが判明した(2020年12月13日NYTimes記事)

原題は、「He Was a Stick, She Was a Leaf. It Turned Out They Were a Match」 New York Times Intl. Weekly (December 13, 2020)

・パプアニューギニア産のナナフシ目コノハムシ科の一種Phyllium asekienseは、frondosumグループ(雌が広い葉状の形態を持つ種の総称)に属する

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時事:火星へ、月へ、さらなるミッションが予定される (2021年1月21日NYTimes記事)

原題は、「Missions To Mars, The Moon And More」 New York Times Intl. Weekly (January 21, 2021)

・昨年夏には、アラブ首長国連邦、中国、アメリカが無人探査機(ロボット型宇宙船)を火星へ向けて打ち上げた。2年おきに各国の無人探査機の打ち上げを実行したのには、地球と火星との距離が最も近くなる期間であったため、飛行時間の短

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時事:金星に生命体は存在するのか?予想図は時間の経過とともに不明瞭になる(2021年2月21日NYTimes記事)

タイトルは、「Does Life Exist on Venus? The Picture Becomes Cloudier With Time. New York Times Intl. Weekly」 (February 21, 2021)

・2019年秋、イギリス・ウェールズにあるカーディフ大学のJane Greaves氏らの研究グループは金星の大気からホスフィンが検出されたことを発表した。

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時事:テクノロジーによって悩まされるバッタの大群(2021年5月29日NYTimes記事)

原題は、「Locust Swarms Plagued By Tech」New York Times Intl. Weelky (May 9, 2021)

・サバクトビバッタは、アフリカ北部・東南アジア・中東では、通常、個体ごとに距離を保って生活しているが(孤独相)、雨季の訪れとともに体色が薄茶色から鮮やかな黄色に変化し(群生相)、1平方kmあたり600万個体以上の密度の群れをなす。一つの大群によ

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時事:人間に見落とされがちなアリたちを称賛する(2021年6月27日NYTimes記事)

原題:「Celebration the Ants, Often Overlooked by Humans」New York Times Intl. Weekly June 27, 2021

・地球上には、少なくとも15,000種のアリが記録されているが、実際にはもっと多いことが予想される。アマゾンの熱帯雨林に生息する全動物を重量に換算すると、アリの総重量はその4分の1以上にもなる。

・アリは、

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深読み:自己をならう

月一回の座禅会に参加しました。

お寺の掲示板に、

「仏道をならうというは、自己をならうなり。」

とありました。
道元『正法眼蔵(しょうぼうげんそう)』 の「現成公案(げんじょうこうあん)」の一節です。

道元は先に引用した言葉に続いて、「自己をならうというは、自己をわするるなり。自己をわするるというは、万法に証せらるるなり」と述べています。ここでいう「自己をわするる」とは、決して自分を喪失す

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