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ダウンタウンをこんな形で終わらせないために
「ごっつええ感じ」の全盛期、私は中学生だった。
ダウンタウンの出ている番組は必ず見ていたし
文化祭でごっつのコントのまねをしたり
コントを見ながらノートに書き起こしたり
雑誌の切り抜きをファイリングしたり
とにかくダウンタウンが大好きで
彼らが出ているテレビ番組をずっと見ていたくて
中学生なりに考えた結果
将来はダウンタウンがいるテレビの世界で働こうと決めた。
高校生になって「遺書」が発売され
私たちは生きているだけで、それだけで良いんだってこと。
友人が兄を亡くした。
随分前から家を出ていて
それも家出というか失踪のような形で
家族が連絡が取れる状態にはなかった。
亡くなったという連絡は
家に突然一枚の紙が届いたとのこと。
彼女が最後に兄に会ったのは
1年以上前、突然実家に帰ってきて
そしてまた出て行ったっきりだった。
今はまだ突然のことで
現実がのみこめていないようだった。
私は父を亡くしている。
癌で闘病していた父は
最後は