中山求一郎

1992年5月16日生まれ。埼玉県出身。

中山求一郎

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noteを始めてみたいと思います。 僕の名前は、中山求一郎です。 なかやまきゅういちろうです。 きゅうちゃん、とよく呼ばれます。 球一郎と、よく誤字変換されます。 凄く球技が好きそうですが、サッカーは好きです。 まずは、プロフィールを載せます。 しかし、プロフィールとは、自己紹介でも何でもなく、ただの経歴なのです。 1992年5月16日生まれ。 埼玉県出身。 映画 『恋人たち』(橋口亮輔監督/15) 『何者』(三浦大輔監督/16) 『少女邂逅』(枝優花監

    • もうすぐ『ドードーが落下する』ことについての覚え書き

      稽古序盤、なぜか『ハリー・ポッターと呪いの子』の座組みの中に自分がいる夢をよく見た。はて。 あのチームは、竪山隼太さんや門田宗大くんという情熱のある顔見知りの役者さんが中心にいるからか親近感なのか何なのかは分からないが、とにかく仲はとても良さそうだけどプロフェッショナルで、迸る熱量と、作品愛を強く感じさせてくれて、それって良いなあ羨ましいなあと憧れていた自分が潜在的にいたんだと思う。 橋本菜摘さんという、舞台ハリポタの出演者のお一人のブログが素晴らしくて、つい全部読んでし

      • 城山羊の会、『ワクチンの夜』終演。

        城山羊の会『ワクチンの夜』が終演しました。 これから関係者やお客様から感染者が出ないことが重要ですが、全公演を終えました。  ご来場頂いた皆様、関係者の皆様、気に掛けていただいた皆様、本当にありがとうございました。 三鷹市芸術文化センター。 素晴らしい劇場でした。 毎日、ホワイトボードに手書きのメッセージが書いてあり、それも日替わり。 館長の森元さんによるものだと思います。 ホスピタリティー溢れる劇場。 ホスピタリティーは、愛ですね。 劇場までの道のりも、劇場の空間も、何

        • 大きな声で

          大きな声で 歌えば届くかと 出来るだけ歌うんだ というフジファブリックの歌の歌詞が、沁みる。 自分と何の関係もない、なんの知り合いも出ていない、さして僕のSNSにも流れてきていない映画を観ようと、たまたま観に行った『リスペクト』という映画で、似た台詞があって驚いた。 出来るだけ、大きな声で、歌うのよ。 最近どう?と、話そう。 どう?の範囲が広すぎるか。限定しよう。 言葉を持ち寄ろう。 分かり合う為に、仕草を尽くそう。 分からないことを前提に話そう。 相手のこ

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          孤狼の血 LEVEL2

          映画『孤狼の血 LEVEL2』について。   ハッシュタグは、 #夏はコロウ らしいです。 7月20日のプレミア上映で初号試写ぶりに観た。 今度、新しい映画を作る若者と共に。 ワクワクしてくれていた。 映画を観る前には、ワクワクしていたい。 「さて、どんなものを見せてくれるんじゃい」という鑑賞態度では、実りは少ない。 (監督や演出家や作家は別にしよう。 監督や演出家や作家は、他の人の作品に感動ばかりしていたら、新しいものなんて作れないんじゃないか。) 上林(うえばやし

          孤狼の血 LEVEL2

          僕はこの感情を知っているから大丈夫だ、と時折思う。

          いや、大丈夫。 だからあなたもきっと、大丈夫。 僕には大切にしている原風景とそれにまつわる感情が幾つかあって、それが心にある限り、指針にある限り、きっと僕は大丈夫。 いや、そんなの分からない。 目を瞑って、好きな自分を思い出す。 そうすると、ちょっと楽になる。 春になったから、無意識に春の歌を口ずさんでいる。 自然と、口ずさんでいる。 しかし、「はるのうた」って題名の歌が、いっぱい。 おくびもないのが、素直に凄いよなあと思う。 世の中に沢山「はるのうた」があるのにま

          僕はこの感情を知っているから大丈夫だ、と時折思う。

          生き延びた

          2020年を振り返って、まとめる言葉が見つからない。 12月になってから街や撮影現場で強く思ったのは、 「あ、僕は生き延びたんだ。」 ということだった。 この文章を書けている僕も読めているあなたも、 2020年、 あんなにも、こんなにも、ひどいことが重なったのに、 でも、生きてる。 ただそれだけ。 それだけでしかない。 でも、それだけで良いと思う。 本当に、誰にとっても大変な一年だった。 苦しみ疲れた一年だった。 同時に暗いことな辛いことや直視出来ない事を、考えないよ

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          摘み取って捧げたら人に笑われそうな

          トップの最初の写真は、一年前、薬丸翔さんと映画を撮ったときのものだ。 大友律さんと、長友郁真くんがいる。 楽しそうだし、僕も、楽しかった。ずっと爆笑していた。 誰かへ。 こんどさ、思いっきり、頭の中に浮かんでいることを、 べつにオチなんてなくていいから、順番に、 十分でも一時間でも三時間でも朝まででもいいから、話してみようよ。 なんだか色々と気にしすぎなのよ。 尺とかも、いいんだよ。 聞くから。 最近、読んだ戯曲の中に、こうあった。 「走ろう」 「どこへ?」 「走

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          空っぽの人間

          自分を空っぽの人間だなあと、つくづく思っている。 僕は何か物事を継続してやったことがほぼなく、このnoteも、始めたそばからもうやめたくなっている。 ちょっと書いてみる。 心豊かに映画をそのまま味わい、享受することは、むつかしい。(さくらももこさんの影響で、むずかしいをむつかしいと書いている。) 映画や演劇を観ても、音楽を聞いても、心が本当は全く動いていないような気がしてならない。 僕は、何かとごちゃごちゃと御託を並べることが得意なのだけど、本当の芯は、どこにあるのか。

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          ミスチル桜井さんとロンドンで握手をした話

          カラオケ、好きです。 カラオケ、行きたいですね。 昔から小林武史さんとミスチルが好きだった。 いつからだろう。恐らく、中学生の頃から。 僕は中学生の時、全く恋愛をしていなかった。 いや正確には「ちゃんと好きにならない限り、付き合ったり好きとか言ったりするのは不貞行為である」と思っていた。 当時、友達と自転車で下校している時「求一郎は全く恋愛しないのに、"Sign"とか聞いて、何で感動できんの?」と言われてショックだった。うるせえ。いいだろ別に感動しても。 彼は

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          「誰かが私を待っている」…と、言いながら誰かを待ってました

          題名は、毛皮のマリーズ『ビューティフル』の歌詞から。 言葉に出来ないことがあるんだからこの道を選んでいるのであって、ここで何もかも言葉にしちゃってたら、それはそれで違うよね。という前提。 つくづく自分のことが嫌いである。好きになろう。すこしは。 いつか、純粋なものを信じることが出来ない人は駄目だよ、と話す俳優がいて、素敵だなと思った。 彼の名前は、森優作。 with重岡漠さん。 ここからはイメージの話。 イメージの断層。本。詩。詩情。歌詞。慕情。台詞。文

          「誰かが私を待っている」…と、言いながら誰かを待ってました

          想像力の欠如

          朝のニュース番組をザッピングして観る。 テレビを避けていたけど、久し振りに。 語られていることの専門家でないゲストコメンテーターが出て来て発言をした瞬間にチャンネルを変える。 博多華丸大吉さんの意見は聞く。 パッパッとチャンネルを変える。 甲子園球児の涙が心に痛い。 人生の全てを賭けて望んでいたイベントが眼前で理不尽に消滅する。 本当に可哀想だ。 同情しようにもしきれない。 2020年5月20日放送の『グッとラック!』を観た。 ホリプロ堀社長のインタビューの後、エン

          想像力の欠如

          緊急事態宣言前の野晒しの文章

          4/7に書いていた文章、緊急事態宣言はまだ。 劇団た組のインターネット公演もまだ。 パルコ・プロデュース『裏切りの街』もまだ上演予定だったとき。 ―――――――――――― この不透明で未曾有の状況、何を信じたらいいのか、どう生きるべきなのか、改めて突き付けられている中で、急に周りが"この危機を逆手に何を打ち出そうか競争あるいはキャンペーン"のように見えてきて怖い。 こんなことが起きる前からぐるぐる回っている僕の頭はとてもじゃないけどついていけない。 毎日、情報が入れ替わり

          緊急事態宣言前の野晒しの文章