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私の背中を「エイッ!」と押してくれた一冊

昨日、日本語を教えている私が、日本語学校を退職したことを書いた。

正直、学校をやめるまでに、やはり心の中でさまざまな葛藤があった。「新学期が始まったばかりでやめるのは、迷惑ではないのか」「非常勤とはいえ、一応学校に所属している。やめると全くのフリーになるけど、それでもいいのか」などなど、グルグル悩みが渦巻き、荒波の中に放り込まれ、迷路の中に入り込んだ気分だった。

そんなとき、フォロー中のjuncoさんのこちらの文章に遭遇。

最初のころのやる気やパワーが減ってきたら
立ち止まってみるのもいいかもしれません。
自分の気持ちに正直になれないとき
どこかで「無理」しているとき
なんだかんだと続ける言い訳をしているとき
やめてもいいのだと思います。

juncoさんは、偶然にもそのときの私の気持ちそのままを書いてくださっていて、思わずドキリ!

そして、この中で紹介されていた

こちらの本を早速、手に入れ、読んでみた。

目からウロコの連続!

筆者はマレーシア在住。マレーシアでは、子どもの学校が合わない、また職場や仕事が向いていないなどがあれば、すぐに次なる場所を探す。やめることを恐れない。「自分で決めて、自分で選択する」ことの大切さが自身の経験も交えて、わかりやすく述べられていた。

トライ&エラーを繰り返しながら、「最終的に自分が楽しく生きる」ことがまず第一!ということだ。

ちょっと気持ちが楽になった。人生は1回きり。自分に与えられたこの人生を、自分なりに楽しみながら、仕事を通して、少しでも困っている人の役に立てたらな・・・と思えてきた。

今は、まさに大海原に漕ぎ出す瞬間なのかもしれない。どうなろうとも、この人生生きるのは私。ならば前を向いて、いろいろ楽しんで、歩むべし!だな。

この本は、人生のターニングポイントに立つ私に、力を与えてくれた。「負けるな、進め!」エイッ!と背中を押してくれた。これからの新たな出会いにワクワクする。

本を紹介してくださったjuncoさん、それに昨日の拙文に温かいコメントをくださった皆様、本当にありがとうございます!

まずは今、受け持っているプライベートレッスンを、より充実させていくことにしよう!




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