株式会社京谷商会(大阪府太子町の地域商社)のネタ帳

社会問題をビジネスとして解決し、地方創生をビジネスとして実現するために、地域商社として…

株式会社京谷商会(大阪府太子町の地域商社)のネタ帳

社会問題をビジネスとして解決し、地方創生をビジネスとして実現するために、地域商社として出来ることを考え、そして実践していることを記録するためにnoteをやってます。地方創生サロン運営。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

地域商社として太子町で出来ること

大阪府太子町を拠点とした地域商社として活動を開始した株式会社京谷商会では現在、太子町および南河内エリアの地域産品や観光スポット、社会問題などについて情報を集約しています。 地域産品については地域外へと販売できるモノやサービスを探しています。また、観光スポットについては地域外の人々への訴求が可能な場所やアクティビティを探しています。 社会問題については、地域の人々からの需要があると捉え、ビジネスとして解決可能な手段を模索します。 地域商社として私たちができることについてま

    • 音声入力でnoteを更新してみる

      これからは文章を音声録音で書いていきたいと考えています。そこでこの今使っているGoogle Pixel6の音声の入力の精度について見ていただきたいので、この文章を書きながら録画も一緒にしているような形です。 どうして文章を録画しながら書くのかというと、やっぱり情報の発信力です。同時に文章も出したいし、動画も出したいんです。それをいかに効率よくしていくかということを考えた時に、もう文章を書きながら録画するしかないなという風に考えまして、このような形式を考えました。 やっぱり

      • ノルディックウォーク事業の目標設定

        ノルディックウォークによる太子町の観光及び健康増進の取り組みについては、これまでに何度かノートにも記載させていただいています。 本日、具体的にどのようなことをすべきかについて考える中で目標数字を決めましたので発表いたします。 それはノルディックウォークを目的として、太子町を訪れる人の数を1 日あたり、1000人を超える数にすることです。 1000人という人数について、数えることをの方法については、まだまだこれから検討しなければならないことがありますが、株式会社京谷紹介が

        • PR TIMESにプレスリリースを出してみて分かったこと

          情報化社会というのは「情報が何でも簡単に手に入って便利な社会」であると感じる一方では、「情報が次々と舞い込んできて困る社会」でもあります。 表題の件、まずプレスリリースを出してみて分かったことのひとつは、とにかく企業や団体は山のように次々とプレスリリースを発行しまくっているということでした。 決して安くないプレスリリースの発行単価起業から2年以内でスタートアップだと認定された企業は、PR TIMESでの月1回のプレスリリースの配信が無料でできます。今回はこの制度を利用して

        • 固定された記事

        マガジン

        • ローカルマーケティング
          3本

        記事

          地方創生のコンサルタントに何の価値も感じない理由

          そもそもコンサルタントを名乗ってる人たちのことは好きではないんだけど、特に地方創生に関しては、コンサルタントなんていう存在が必要だと思えない。 はっきり言うと、コンサルタントなんて合法な詐欺だと思ってる。 まぁ、特定のとある地方創生コンサルタントを名乗る人物にイラついてて、坊主も袈裟もまとめて憎んでるだけですけど… 地方創生と人材地方創生の難しさのひとつは、とにかく地方には人材が足りないということです。あらゆる業種や業態の、あらゆる階層の仕事で、都会と比べると圧倒的に人

          地方創生のコンサルタントに何の価値も感じない理由

          地域限定15分デリバリーの実現を目指す

          株式会社京谷商会は、高齢者向けの配食(お弁当デリバリー)をスタートさせた創業から1年を迎え、地域に根ざした飲食や農業などに取り組んでまいりました。 そして現在、お弁当の戸別宅配については一定の成果が出ています。これを受け、来年以降に目指すべきプロジェクトのひとつとして「地域限定15分デリバリー」について検討に入りました。 太子町内での15分デリバリーを実現させる大阪府太子町は人口1万4000人弱の小さな町で、正方形に近いことからデリバリーが行いやすい場所です。 日本最初

          地方創生のメモ帳 vol.2

          株式会社京谷商会のやってること、やりたいことのメモ帳です。 地域にないモノ、ないコトを埋める地方創生にかかわる事業を始めると、どうしても地域に既にある企業や取り組みとの衝突が発生して、いわゆる抵抗勢力によって事業の成長が阻害されてしまいます。 世の中には、さまざまな業種や業態があるように思えますが、現実的に「地域しばり」のあるなかで事業を考えてみると、地域特性を活かしたいくつかの業種や業態しか選べないケースが多いです。 しかし、地方創生を掲げる以上は、「地域にないモノ、

          太子町の写真を撮りに出かけよう

          株式会社京谷商会では、太子町を拠点とする地域商社としての活動のひとつとして、太子町への観光客の誘致や、太子町内での観光産業の創出のための取り組みをスタートさせました。 そのひとつは先日もnoteに書いたノルディックウォークによる地方創生の取り組みで、こちらは段階的に進めていく計画です。 ただ、このような取り組みを始めてみると、改めて太子町について知らないことが数多くあるなぁとも実感します。 太子町のイメージを再構築するこれまでの太子町の観光客の誘致の取り組みが決して成功

          ノルディックウォークで地方創生

          このところ株式会社京谷商会の公式Twitterでは「太子町の不便なところ」を頻繁に書いているのですが、まぁ何かと不便です。 特に不便だと感じるのが交通の便、そもそも町全体が坂だらけなので移動することそのものが苦痛だったりします。 地方創生では「不便を売りにする」というテーマで語られることが多いですが、この交通の不便さや坂だらけであることを活かせる方法として、ノルディックウォークに辿り着きました。 ノルディックウォークとはノルディックウォークとは、冬季オリンピックでおなじ

          地方で起業する「少量多品種」戦略

          ひとつの畑にさまざまな野菜を植えて育てる農業スタイルのことを「少量多品種」栽培といいます。 少しずつ多くの種類の野菜を育てることによって、すべての作物が病気などで枯れてしまうリスクを抑えたり、地域内で消費可能な数量での生産に留めたり、作物の組み合わせによっては病害虫の発生を抑える効果があります。 地方で起業する際には、ひとつの会社であっても業種や業態をひとつだけに限定するのではなく、小さな利益の業種を組み合わせることによる「少量多品種」経営が好ましいです。 地方の経済規

          電話対応のコストが高すぎる…

          20年近くずっと海外で生活をしていて日本に戻ってきて会社をやってるわけですが、とにかく日本は電話対応にかかるコストが高すぎるんですよね。 時給1000円のスタッフが10分間の電話対応をすれば、単純計算で160円のコストが発生していて、もし何かの受注ができたとしても利益から160円が奪われていることになります。 もちろん企業としてはコストを販売代金に乗せざるを得ないので、電話対応が増えるものの販売については全体的に値上げせざるを得ません。 電話対応は高級サービスである世界

          ふるさと納税を腐らせる者たちへ

          国が行う施策の大半は、国が設計した意図とは全く異なる形で展開されていくものですが、その最たる例が「ふるさと納税」です。 地域を活性化させるというような美しい企業理念を掲げ、単なるECサイトを作っただけで偉そうに自治体に営業をかけている会社の話を聞いて、とんでもない腐臭に気分が悪くなりました。 どこの誰だか知らない相手に返礼品ふるさと納税を扱う某サイトでは、返礼品を送る事業者に対して寄付者の氏名などの個人情報を一切明かさない設計になっています。 個人情報を扱わなくても良い

          黙って雇用を作ってれば良い

          地方創生サロンを作るって計画を発表したばかりですが、正直なところ「地方創生」という言葉には良い印象を持ってなくて、何なら嫌悪感さえあります。 地方創生に関わるプレイヤーの多くが「地方創生には価値がある」「地方創生はとても大切だ」と偉そうに言うんだけど、ボランティア活動ばかりしているケースが目立ちます。 ボランティア活動が悪いとは言わないけど、ボランティア活動からは地方創生に繋がる芽は出ないとは思っています。 付加価値が高い仕事からは雇用が生まれる社会問題を解決したり、地

          地方創生のメモ帳 vol.1

          株式会社京谷商会でやってること、やりたいことのメモ帳です。 事業の定義の再構築現在の京谷商会は、ITソリューション事業部、地域コミュニティ事業部、スマートアグリ事業部という3つの機能別事業部制ですが、 ・ウェルスツーリズム事業 ・ラストワンマイル事業 ・マーケティングPR事業 のように目的別の事業に対して、各事業部の責任範囲を定めるような組織への再構築をする必要があるなと感じています。 現在行っている事業のすべてが事業部横断的であるため、責任範囲が分かりにくく、それぞ

          地域商社がオンラインサロンをはじめます

          株式会社京谷商会では、「大阪府太子町発!地方創生サロン」という名のオンラインサロンの開設に向けて準備を進めています。うまく行けば今月中にオープンの予定。 月額課金の有料オンラインサロンですので限られたメンバーでの交流になりますが、太子町での株式会社京谷商会の取り組みを紹介するとともに、日本各地での地方創生にも活かせるアイデアや情報の交換ができればと思います。 LINEベースのオンラインサロン今回、オンラインサロンの運営に当たっては、既存のサロンで数多く採用されているFac

          地域商社がオンラインサロンをはじめます

          有機JASの取得に向けて準備を始めます

          株式会社京谷商会ではこの度、すでに耕作を開始している圃場を含めた全1ヘクタールにつきまして、有機JAS認証の取得のための手続きを開始することとしました。 有機栽培に対しては、既存の農業(慣行農業)を否定するような文脈で語られたり、唯一の素晴らしい農法だと半ば神聖化する思想もありますが、私たちは経済的な競争力を維持することを重視して、有機JAS取得による農業を展開いたします。 有機栽培とはここで有機栽培や有機JASについて改めて整理します。 有機栽培とは一般の消費者の方が