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読書記録_本

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読書(漫画以外)の記録。 名前が覚えられないため、外国の本があまり読めない。まほろ市出身。 Instagramにも載せています。 https://www.instagram.co…
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#ダイヤモンド社

『自分の時間を取り戻そう』 ちきりん

『自分の時間を取り戻そう』 ちきりん

時間さえあれば、例えば人が不死であれば大抵のものは叶うんじゃないか、人生で最も大切なものは時間である、と書いている人がいて、私もそうだと思うようになった。この限られた「時間」を自分の思い通りに使えていない人が多いのではないか、そうであればどうしたら自分の時間を取り戻せるのかというお話。

管理職になったもののマネジメントに時間を取られるようになった正樹、家庭と仕事の両立に悩むケイコ、就職難のタイミ

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『自分のアタマで考えよう』 ちきりん

『自分のアタマで考えよう』 ちきりん

「ボーっと生きてんじゃねーよ」というチコちゃんが世間を賑わせていたのは、うっすら自分は「ボーっと生きている」という自覚がある人が多かったからじゃないだろうか。私は「ボーっと生きてきたな」とこの本を読んで思った。

ちきりんさん曰く、「知識」と「思考」は違う。「考える」とはインプットをアウトプットに変換すること、らしい。本を読んで私なりに解釈すると、チコちゃんの番組を毎週ただ見るのは「知識」を増やす

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『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』 ちきりん

『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』 ちきりん

リノベする予定も、家を買う予定も、引っ越す予定もない。でもなぜこの本を読んだかと言えば、Twitterでちきりんさんが、「スーツケースを広げるために玄関の土足スペースを増やした」というリノベの話を書いていたからだ。まあ!なんて便利!それいい!!と思ったのだ。私は、駅はじめ、近所の道など外界を転がってきたスーツケースを家の中に上げるのに抵抗がある。

ちきりんさんが20年住むマンションをリノベする話

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『読みたいことを、書けばいい。』 田中泰延

『読みたいことを、書けばいい。』 田中泰延

私は田中さんのことをあんまり知らない。電通で24年間コピーライターをしていたけれど辞めて文章を書いているらしい。今年4月、彼による伊藤若冲展のRetweet記事を読んで、有給をとって福島まで若冲展を見に行って、それから本人のTwitterをフォローしている。

ぷっ、と吹き出すようなゆるい例が織り込まれた文章の書き方の本。字も大きいしサクサク読めるのだが、とてつもない智恵というか熱量というか尋常な

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『マーケット感覚を身につけよう』 ちきりん

『マーケット感覚を身につけよう』 ちきりん

マーケット感覚?どういうこと?それがあると生き残れてお金も稼げるっぽい、じゃ読んでみよう!ということで読んでみた。

「はじめに」によると"マーケット感覚"と対になるのが"論理的思考"だそう。“思考”と“感覚”は何となく逆な気がするけれど今ひとつわかんないなと思って本編へ。最初に出てきた例で引き込まれる。「ANAの競合は?」まず最初に思い浮かぶのはJAL、British Airways、LCCなん

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