見出し画像

心は傷つかない!?メンタルが強くなる「コトダマ」10選

noteも、本業も、中立を感じている時が1番バランスが取れている。

心がざわつかない中立でいれば、双方とも程よい仕事ができる。

そんなことを時々感じています🎵

共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「心は傷つかない」

このように主張する著者や人物に筆者は複数会ってきました。

相手を誹謗中傷するような言葉であっても、

その言葉を傷つく言葉だと解釈をして、自分の脳内で反芻するのは自分自身である、と。

そのような方々は、様々な言葉の解釈を変えたり、捉え方を変えたりする工夫をしています。

筆者自身も、「言葉」はとても気をつけるようにしています。

まだまだ

「心は傷つかない」

と言えるレベルではありませんが、様々な「言葉の工夫」をしてきたことにより、人生をより豊かに捉えられるようになったと感じています。

この記事では、自分のメンタルを保つためや、人生をよりよりものにしていくために工夫してきた「コトダマ」の数々を10個に絞ってお伝えします。

言葉1つとっても、こんなに多様な捉え方があるのかという発見につながると思いますので、是非、最後までご覧ください。



メンタルが強くなる「コトダマ」10選

それでは、まず10選を公開します。

分かりやすく括るために「メンタルが強くなる」と言っていますが、「人生が豊かになる」に重点を置いているものもありますので、そこはご承知おきください。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

❶気愛
❷顔晴る
❸あきら(かになが)める
❹必死⇔余裕
❺大変=大きく変わる
❻なるほど、そうきましたか!
❼おかしい!
❽上気元
❾無敵
❿「どうしよう」ではなく「こうしよう」

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢


❶気愛

普通は「気合」ですね。

一方、筆者は「気に愛を込める『気愛』」を好んで使ってきました。

学級通信に何回もこの言葉を書くと、

「先生、これ漢字が間違っているんじゃないですか?」

とご指摘をくださる場合があります笑

その時は、

「事前に説明しておけばよかったな笑」

と思い、次年度から書くようにしていましたが・・・

「気合を入れていきましょう!」

よりも

「気愛を入れていきましょう!」

の方が、愛情が溢れる感じが筆者はします。

教師という職業は、愛情をベースとして子どもに接していく仕事。

だからこそ、愛を絶やさないようにしようという意味合いを込めて、この「気愛」を使っていたのです。


❷顔晴る

「がんばる」=「頑張る」と普通は表記されますね。

ただ、「頑張る」というのは、「頑なに張る」という意味なので、柔軟さに欠け、他者の意見を受け入れることができないという意味が含まれます。

自分がやってきたことが間違っていたとしても、「頑な」にやり続けてしまうイメージがある。

うつ病の人に「がんばらなくてよい」と声を掛けるのは、真面目であるが故に、「頑張る」人が多いからだと思っています。

筆者もかつてはそうでした。

なので、「がんばりましょう」と表記したり、声を掛けたりするときは、

「晴れやかな顔の表情=笑顔でいこう」

という「顔晴る」を使っていました。

「気愛」とダブルコンボで使えば、

「気合を入れて頑張ろう」

「気愛を入れて顔晴ろう」

になります。

どうでしょうか?

何だか心持ちが変わり、ワクワク、楽しくなってきませんか?笑


❸あきら(かになが)める

普通は「あきらめる」は「諦める」と表記されます。

多くの方がマイナスのイメージを抱く言葉になっているかもしれません。

一方で、筆者は「あきらめる=明らかに眺める」と解釈しています。

現状の自分を一歩外から捉えて、じーっとながめるのです。

すると、次に自分が何をすべきかが見えてきます。

よく

「目標を諦める=悪いこと」

と捉えられることがあります。

しかし、それはこの「あきらめる」では違うのです。

「現状の目標が自分に適していたのか、自分が本当に心から望んだことなのか」

と一歩引いたところからじっと眺めて、

「やっぱりこれは違ったんだ」

とすっぱり別の道に切り替えるための「あきらめる」になるのです。

同じ「あきらめる」でも、全く別の解釈になると思います。

この前提を説明せずに、

「僕はあきらめることを大事にしていますよ。」

と言うと、

「え?何で?」

となって、話が広がり、盛り上がります笑


❹必死⇔余裕

「必死」は「必ず死ぬ」と書きます。

よく「必死にやる」という表現が使われることがありますが、

必ず死んでしまうほどの「必死」になっているのは「自分の設計ミス」だと捉えることができるのです。

「余裕」がある人というのは、準備を怠りません。

突発的な仕事や事件が起こったとしても、「物理的な準備」、様々な状況を想定しておく「心の準備」をしているため、時間も、心も、スペースがある「余裕」が生まれます。

「準備が9割」

とも言われるので、日ごろからそれを心掛けている人は、「必死」にはならないということですね。

筆者は「必死」になったら、反省して改善するようにしていると共に、

「追い込まれているな」

と思ったら、

「余裕や!」

と口に出し、冷静さを取り戻すようにしています笑


❺大変=大きく変わる

「大変だ・・・!」とつい口に出している時は、追い込まれている時でもあり、目の前の課題を自分に害を為すものと捉えている言葉な気がします。

しかし、

「大変」は「大きく変わる」

と漢字上は表記されています。

つまり、

「その課題をクリアした時は、大きく成長して変わっている自分がいる」

と捉えられる言葉であるということなのです。

そう考えると、目の前の課題に対し、少しはワクワクする気持ちを起こし、行動をする原動力にすることができます。

子どもたちによく伝えていたのは、

「ピンチはチャンス!」

という言葉。

この言葉と合わせて、「大変」という言葉の解釈も伝えてあげるとより面白いかもしれませんね。


❻なるほど、そうきましたか!

対人間である職業というものは突発的な事件が起こり得ます。

ましては、その相手が子どもであれば尚更。

大怪我をしてしまう。
予想外の生徒指導案件が発生する。

多忙な日常業務に追われていながらも、そのような案件が起こった時は、思わずパニックになってしまいそうになります。

その時に、

「なるほど、そうきましたか!」

とつぶやくと、心の中に「空白=余裕」が生まれるのです笑

すると、冷静な思考に戻り、現状できるマストな方法は何かを模索することができます。

この「思わず笑ってしまうような台詞」を口にしながらも、強制的に自分を余裕感のある場所に位置づける。

この言葉に、何度も救われてきました。


❼おかしい!

これは、自分の潜在意識に働きかける言葉です。

例えば、一心に努力をしているのに成果が出なかったとします。

そのような場合に、

「こんなに努力しているのに、成果が出ないのは『おかしい』」

と自分の脳に聞かせるのです。

すると、その矛盾を解決するための答えを脳が導き出してくれます。

筆者も、一時期メンタルバランスが崩れていた時期がありました。

その時も、

「こんなに勉強して、こんなに働いているのに、自分が幸福でないのは『おかしい』」

と吹き込み、

自分の現状を打破する方法を脳に勝手に考えさせていたのです。

その結果が、様々な心理について探求していくきっかけになったと思っています。


❽上気元

「自分の機嫌ぐらい自分で保ちなさい」

ということを筆者はこれまで様々な方から学んできました。

自分の機嫌を保っていれば、周囲のマイナスな空気につられず、逆に明るい雰囲気に引っ張り上げることができる、と。

ただ、「機嫌」という言葉面は「機を嫌う」となっているので、マイナスな色合いをもちがちです。

なので、「元気になる=気元」という言葉面にし、

「上気元=元気になって気が上向く」

と解釈していたのです。

脳内で言葉面をイメージしただけでも、腹から元気が湧く気がしてきます。


❾無敵

「無敵」という言葉は、皆さんはどのような意味合いで使われるでしょうか。

「無敵」は普通は、

「周囲に敵がいなくなるほど誰よりも強くなる」

といった意味合いをもっているような気がします。

確かに、「敵」がいない人生は理想的です。

ただ、相手を負かし続け、競争に勝ち続けて「敵」をなくすのではなく、

別の方法で「敵」をなくすこともできるのです。

それが、

人を褒めたり、
笑顔でいたり、
相手に共感したり、
自分が上気元でいたり

することです。

そして、何をしても嫌なことを言ってきたり、してきたりする人はスルー。

そのようにしているといつの間にか、

周囲に「敵」がいない「無敵の人生」を歩むことができます。


❿「どうしよう」ではなく「こうしよう」

筆者は心の師匠と思っている中学校教師に、

「『悩む』のではなく『考えよう』」

と教わってきました。

「悩む」ということは、現状の状態をどうしてよいか分からずに立ち止まってしまうこと。

「考える」ということは、現状の課題はあるのだけれど、それを解決するために思考を巡らせ、思いついたことを行動するということ。

だから

「どうしよう」

と立ち止まっている状態ではなく、

「こうしよう」

と現状を改善する行動を促す言葉として、この「コトダマ」を使っていました。

何もしないよりも、まず行動。

これからも心掛けていきたい言葉です。


まとめ

「言葉1つ」で、人間は如何様にも自分の在り様を変えることができるし、

「言葉1つ」で、相手によい影響を与えることもできるし、悪い影響を与えることもできる。

やはり、「言葉」は大切です。

この記事に書かれているような「言葉」は、人から教えてもらったものもありますし、本を読んで学んだものもあります。

「本を読むのは、まだ見ぬ言葉と出会う為」

というフレーズも存在するので、「人生を豊かにする言葉」に出会うために、読書をすることも1つの楽しみになるのかなと思います。

皆さんの中で意識している「言葉」や「コトダマ」があれば、是非、教えてください。


この記事の内容が少しでも「よかった」「ためになった」と思われた方は、「スキ」や「フォロー」をしてくださるとうれしいです!

「コメント」も残してくださる有難いです!コメントを読んだ方々が、より教育についての知見が深めることができる図書館でありたいと思います。

いつもいつも、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!

明日の記事は

きみたちは「20代」をどう生きるか? 20代の修行法(一部有料)

です。

社会人人生の基盤は20代につくられる。その20代をどう過ごすかを、あえて「修行」という視点から筆者がやってきたこと、学んできたことを紹介していこうと思います。

是非、楽しみにしていてください🎵

皆さんの今日・明日がよき1日でありますように😊


2023年12月1日から共同運営マガジンをスタートしました!

開始して間もないですが、早速たくさんの方々にご参加いただいています。

共に手を取り合い、共に成長していきませんか?

ご参加希望の方は、気軽に上記の記事にコメントしてください🎵


📘今週のLIBRARYのラインナップ📗

(2023.12.4~12.10)

【月曜日】
先生、バレンタインデーにチョコを持っていくぐらい・・・いいでしょ?
【火曜日】
心は傷つかない!?メンタルが強くなる「コトダマ」10選
【水曜日】
きみたちは「20代」をどう生きるか? 20代の修行法(一部有料)
【木曜日】
あなたは小学生に勝てるか!?論理的思考力が急上昇する国語の教え方
【金曜日】
実はそこまでレアではない?10人に1人はいるギフテッド教育の実態
【土曜日】
あなたの人生が「山あり谷あり」なのにはカラクリがある+謎を解く方法とは?
【日曜日】
企画力・イベント運営力はこう育てる!子どもの主体性を引き出す「会社活動」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?