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【日記】3月29日〜4月4日

3月29日
誕生日。今年は年男。去年の今日は大雪だった。ところが今年は初夏のような陽気。
朝からずっとtwitterやLINEで沢山の方からお祝いしていただき嬉しい気持ちに浸りながら一日を過ごす。ありがとうございました。

年度末ということもあり、穏やかな日。話によるとミャンマーでの暴動の影響で現地の縫製工場が稼働出来なくなっているそうだ。

夜、自分が大変尊敬しているバンド"Sugar Magnolia"のTakeさんからメールをいただいたので暫しやり取り。"基本的にレコードで音楽を聴く自分にとってCDや配信はリファレンスでしかない"という言葉に触れて思わず頷く。

3月30日
倉庫にある税込価格表記のない値札を取り替える作業に終始する。半分くらいは終わった、のか。全体的な進捗がよく分からない。

夜、クイーン「ホット・スペース」を聴く。

3月31日
追加で届いた差し替え用の値札を先週に引き続き全ての店舗に振り分ける。倉庫にある商品を引っ張り出して付け替えもする。まだしばらく値札に振り回される日々が続きそう。コロナで色々あった2020年度もこれにて終了。

夜、小沢健二「刹那」を久しぶりに聴く。帰り道に近所にあるレンタルショップにあるアウトレットCDコーナーで見つけた。500円。

4月1日
新年度スタート。再び値札の付け替え作業に終始。ファー素材のストールと格闘。毛だらけになる。全部は終わらず。

夜、トーキング・ヘッズ「トゥルー・ストーリーズ」を聴く。

毎週恒例だったカタカナ配信のない初めての木曜日。どうも落ち着かないというか、なんとも不思議な感じがする。

4月2日
朝の情報番組でカラオケでの集団感染について報じているのを目にして再び色々と考える。変異株が猛威をふるい始めている今、小規模なカフェスペースで飲食しながらのライヴイベントというのはやはり非常にリスキーなのではないか、と(その後、夜に行われた某イベントでの明らかに無防備な会場の写真を見て不安な気持ちになってしまった)。

大量のバッグ、帽子、アクセサリーを発送。麦わら帽子を手にしながら早くも夏を感じる。慌ただしく一日が終わる。ケンタッキーフライドチキンを一つだけ買って帰宅。

夜、YMO「テクノデリック」を聴く。"結局、YMOで一番好きな作品はこれだな"などと呟きながら。

4月3日
花曇りからの暖かな晴れの日。午前中、靴を買いに出かける。

セルジュ・ゲンスブール「ゲンスブール・パーカッションズ」を聴く。20世紀のフランスを代表する優れたソングライターであるゲンスブールはリズムに対する追求心も人一倍強く、1964年に録音されたこの作品ではアフロビートを換骨奪胎して作られている。その後もレゲエやダブ、さらに「ラヴ・オン・ザ・ビート」ではリズムマシンを大胆に導入するなど、リズムと無邪気に戯れながら素晴らしい作品を数多く残している。

4月4日
先日放送されたドラマ「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」を見る。主役を演じる俳優は正直言って苦手。が、脚本を担当したヨーロッパ企画らしい独特の味付けが施された世界観がとても良かった。

ハニフ・クレイシ「郊外のブッダ」読了。1970年のイギリスを舞台にした小説である。
イギリスの郊外に住むインド人の父親とイギリス人の母親の間に産まれた主人公はある夜、仏教徒となった父親が沢山の人々に崇拝される特別な存在になっていることを目の当たりにする。その日から主人公を取り巻く状況は一変する。両親は離婚し、主人公は数々の経験と出会いを繰り返しながらやがて演劇の世界に飛び込み成功する。

ページを捲るごとにまるで1970年代のイギリスの空気をたっぷりと吸い込むような躍動感に満ちた描写が印象的な物語。とても面白かった。
1993年にイギリスで放送されたテレビドラマ版を見てみたい。が、残念ながら日本語版の映像ソフトは一度も発売されていない。

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