自分の感覚に従うことで導かれてゆく(後編)~ツインレイの道
親友の結婚式。友人代表スピーチ。
ほんとうは、断るつもりでいました。。。
*この記事は、前回のnoteの続きです。
◇友人代表スピーチ
度々書いているとおり、私とツインレイの彼との出逢いは親友の結婚式でした。
出逢いの日、私は「花嫁の友人代表スピーチ」をしたのですが、これはもともと他の友人が引き受けていました。
ですが「あること」が起こり、その子が式に参列するかどうか怪しくなってきたのです。
その時点で、花嫁は私に代わりにスピーチをしてほしいと頼んでくるかもしれない、と思い始めました。
そして、もし頼まれたとしても、申し訳ないけど断ろう、というところまで決めていました。
そのことを知らない、その件に関わっていない、誰か別のお友達に頼んで、と言おうと。
*
詳細は省きますが、
「そのこと」を知りながら、知らないフリや無かったていで、明るい笑顔で『はなむけの言葉』を贈ることのできる自信が私にはなかったんです。
・・・いいえ、それは嘘です。
ほんとうは、「冷たい人間」と思われることが嫌だったんです。
「そのこと」を知っている他の友人知人から、あんなことがあったのにそんな素振りも見せず、代わって華やかなスピーチを引き受けてこなすなんて「冷たいヤツ」「薄情な子」
そんな風に思われそうな気がして、逃げようとしていたんです
いっそ、そのことも、その子のことも、いっさい知らない人が読んでくれた方が丸く収まる。そしたら自分は何も考えなくて済む。
そう思っていたんです。
*
スピーチをする予定だった友人が参列しないということがハッキリしたあと、親友と食事に行った席で、予測通り「りおかにスピーチをお願いしたいんだけど」と言われました。
頼まれても断ろう。
そう決めていたはずなのに、
いざ親友から依頼を受けた瞬間、
私の顔からは笑顔が零れてしまいました
え!ほんとうにわたしに頼んでくれるの?!
嬉しい!
その瞬間の『心の声』は、そんなかんじ
私は、それが自分のほんとうの正直な気持ちなんだな、ということを認め、「私でいいのなら喜んで」と、その場ですぐに引き受けました。
と、同時にあることも決めました。
引き受けると決めたからには、最大に明るく華やかに幸せにスピーチを贈ろう。
湿っぽいのは止めよう。
女子のスピーチにありがちな「私が辛かった時、側にいてくれてありがとう…」という類はやめよう。
あのことを匂わせるのも勿論なし。
あの子との思い出も、私たちには膨大にあって、かけがえのない時間・青春の大部分だけれども、あの子の影がちらつく「思い出を語る内容」はやめよう。
薄情だと思われてもいい。
こうなったら、潔く前に出よう。
…とするならば、スピーチで話せることって何だろう?
私が、彼女の友人代表として前に立って伝えられることは何だろう?
それをしっかり考えて、整理して、私にできることを精一杯務めよう。
◇スピーチによるギフト
そうして終えたスピーチは、有難いことにたくさんの方から『お褒めの言葉』を頂きました。
親友や親友のご両親くらいまでなら、お礼も兼ねて褒めてくれてるんだろうと、嬉しいながらも冷静に受け止めていたのですが、
新郎の家族・親戚や新郎側の友人たちからも、「スピーチの人だよね!」とわざわざ声を掛けられ「すごくよかったよ!」と褒められたので、きっと傍から見ても申し分ないスピーチだったのだと思います。
ツインレイの彼にとっても『強く印象に残る姿』だったんだろう。
と思っているのですが、実際はどうなんでしょう?
ぜひとも近いうちに、聴いてみたいです
◇オレンジの縁
前回のnoteでは、結婚式用の「オレンジ色ワンピース」を購入するまでのお話をしました。
結婚式でツイン彼との出逢いを果たしたあと、私たちは即日でサイレントに突入し、直接連絡が取れないどころか、彼に関する情報はほぼないに等しい状況。
彼がSNSの類をやっていることは、出会った日の会話のなかから分かっていたのですが、膨大なアカウントのなかから見つけ出すことができるかどうか分からなかったですし、本人と間違えて違う人の発信を読み込もうものなら、勝手な人物像が一人歩きしてしまう危険もあります。
本人の発信に辿り着けたとしても、それもまたこちらの一方的な想像や妄想が拡大&暴走してしまう可能性が大きい。
そう思って、私は彼のSNSを探したり読み込んだりすることを最初のうちは避けていました。
ですが、やはりどうしても気になってしまって、あるとき彼の投稿に辿り着きます。
(最初はFacebookとかではなくて、釣りに関する寄稿記事。その文章と写真が素敵で心惹かれたので、そこに添付されていた彼のブログにときどき行ってみる程度でした)
ときどき読んでいるうちに見つけたのが、
という、渓流で釣ったイワナの写真と共に挙げられた投稿でした。
どちらも出会いの結婚式よりも前のもの。
私は、なんだそれ!(=なんだこの感情!!)と思いながらも、
なぜかにやけてしまうのが止められない…
出会いの日に着ていたのは、オレンジベリーと表現するのがぴったりの光沢感があるオレンジ色のワンピース。
さらに、付属の黒いリボンベルトも付けていました。
全然関係なくない!?と思う方もいるかもしれませんが、
人ってやっぱり見馴れているものに親しみを覚える生き物なんですよ
*
スピーチを結局引き受けたことといい、
ワンピースを諦めずに買い求めたことといい、
わたしは、
どんだけ彼に自分を見つけて欲しかったのか!と
出逢ったからには一発で気付いて!!
確実にわたしを見つけて!!
そんな無意識からの強い念が、、いえ、『切なる願い!』が聴こえてくるようで、思わず笑みが込み上げてしまったんですよね
*
余談ですが
その結婚式の翌年、私は〖パーソナルカラー診断〗というものを受けます。
私のタイプはウインター**
オレンジは基本的には「まったく似合わないとされる色」と判明!
た、たしかに、、!
診断がすべてとは言いませんが、私には思い当たることありまくり(診断の際に鏡に映った自分の顔の酷い違いとか、過去の写真の顔映りとか苦笑)
その後、洋服でオレンジ(を含むオータム系の色)を積極的に選ぶことはなくなりました
それから黒のベルトも。
私的には、せっかく華やかなオレンジのワンピースなのに、黒で締めるというのは正直いって好みではなかったんです。
でも、ベルトをしないとなんだかマタニティみたいなラインになるし。。
前に立って話すのだから、きちんと感をできるだけ出したい。
いや、これもちょっと嘘。
前に出て目立つし、できれば少しでもスタイル良く見られたい!
かと言って、代わりに合いそうなベルトも持ち合わせていない。。
なかば仕方ない!という気持ちで、付属の黒いベルトを結んでいったんです。
あのタイミング・あの場所だったからこそ、私は「あのコーディネート」を選んで、そこに向かった。
彼に、私の第一印象を訊いたことはありませんが、
釣りが大好きな彼と、小さな頃からオレンジが好きだった私。
2人ならではのユニークな出会いだったことに違いない。と私は思っていますし、
オレンジは、私たちの間にある「見えない絆」をしっかりと結び付けてくれた色、とも思っています。
* * *
それから。
これも彼本人に確認した訳ではないのですが、
親友花嫁が結婚式のあとで言っていたこと。
「結婚式は、仕事が忙しくて参列できないかもって聞いてた」
「でも、来れたみたいだね」
◇それぞれの『選択』の先に
彼との出逢いを思い返すとき
彼との距離が近付いた感じのするとき
思い出す言葉があります。
どうか、これを読んでいる皆さまも、
自分自身の選択によって、
『運命のその先』に、そして、
そこにいる『かけがえのないお相手』に、
しっかりと辿り着くことができますように。
おまけ。
今日の曲はこれかな
ドラマ『オレンジデイズ』の主題歌だったよね
みんなも小さな「Sign」のひとつひとつを見落とさないでね♡
ご支援、誠に感謝します♡♡♡