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あの頃

戻りたい、という話を
昔から耳にしたりする事も多い中
つい昨日か一昨日に僕の書いた
「人生のいいところ」では
人生は戻れない、ということこそが
人生のいいところ、と書いたけど

あの頃、という
良かった、楽しかった、充実していた、
幸せだった、愛し合えていた、
みたいな事というのはつまり
それを掴めていたという
最近よく使われる言葉で言えば
まさに「成功体験」というもので
例えばこれをスポーツに置き換えれば
自己ベスト記録、だったとすると
もうあれ以上は無理だな。となるかも知れない。

ただそれはあくまで
肉体の年齢的な絶対に抗えない
生理的な理由があるからそうなるわけで。

あとはもう完全に失ってしまったことや
2度と会えない人との事だったりは
どうにもならないし
戻れるなら戻りたい気持ちも察するに余りある。

ただ例えば多くの場合の
戻りたいあの頃というと
友人が沢山いて楽しかった、
仕事で成果を上げた、商売で上手く行った、
好きな人と想いを通わせていた、
付き合いたてや結婚したての頃は
とても幸せだった、
みたいな事がきっと多いような気がしていて。
ただそれは年齢など生理的な部分や
物理的なところでは影響がないわけで。
だからいくつになっても
大学院までまた入り直す人や
色んな経験を経てもめげずに
成功するまでチャレンジする人がいたり
色んな恋愛や結婚経験の後に
生涯のパートナーと出逢う人がいるのも事実。

あとこれは個人的に思う事で
やっぱり思い出よりも今楽しくないと
という個人的な性格を持っての経験から
身に覚えのある言葉として書けるのは

過去の良かった経験や思い出は
今新たに手にしたものには敵わない。
つまり、あの頃すでに経験した思い出よりも
次にやってくることはもっと楽しくて幸せだ。

二階堂 新太郎


もし自分が"あの頃"の何かを
本当に望んでいたとしたら
これも昨日一昨日あたりに書いた
一旦休憩して、
あの頃の何が良くて何が失う原因だったのかを
自分を省みるという意味での"反省"をして
そして次に進んでいく。
ということなんだろうなと、今改めて思う。

僕自身、ここ数日またハイペースで
noteへの投稿をしているけど
本当はこんな時間ないのかもしれない。
でも自分がこれをしないとダメだと
思うから自分のために書いて投稿している。

そしてSUPER BEAVER 渋谷龍太節を借りるなら
これを読んでくれた"あなた"に届くように。
ただこれもやっぱり自分の気持ちとして
届けたいから書いているんだけど。

言葉はどこまでも、自分のためのもの。
初志貫徹。

おしまい

2024.04.03(水)
二階堂 新太郎

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