【1分で読める心理学:良い習慣を阻害する『習慣の二重法則』】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
人が1分で読める文字数は約600文字
今回は万人に共通する知っておいた方が得する情報、良い習慣を途切れさせるきっかけの『習慣の二重法則』について紹介します。
(蛙・ω・)<ゆっくり知っていってね。
■基本の習慣化テクニック
これまでに習慣化について王道の『if thenルール』&『woopの法則』をはじめ、補強テクニックや自分を自動で動かすための『セルフナッジ』などを紹介してきました。
簡潔に書き出すと
・既存の習慣に新しい習慣を加える
⇒晩ごはんを食べるなら、直前に5分だけ運動する。 など
・[目標・ご褒美・障害・解決策]を予め書き出して可視化する
・行動を助長する[小さな準備]をする
⇒ダイエットを助ける準備として、お菓子は買わない。お菓子コーナーには行かない。フルーツを準備しておく。 など
・友人や同僚にコミットメントする
⇒「お菓子を食べない。運動をする。半年で3キロ痩せる。ひと月ごとに続いけてるかどうか聞いてほしい」と伝える。 など
これらの習慣化テクニックは確実性が高く、よほど準備が疎かでない限りは成功します。
ですが、せっかく習慣的に続けてきた行為が時間と共に廃れていくことは多々あります。
続く習慣と続かない習慣、その差はどこにあるのか?
今回はコチラを解説してみます。
■退屈は習慣をも殺す
パレオさんのブログより引用させていただきます。
□実験内容
ミシガン大学の研究では、279人の男女に
「特定の時間に何をしていたか?」
「その時にどんな感情を持ったか?」
「その感情はポジティブか?ネガティブか?」
を記録させた。
□結果
習慣化している行動では、
「特別な感情を抱いていなかった。特にポジティブな感情を抱かない傾向が強かった」
要は、
✅習慣化した行為は『無意識』になる
ということ。
「よし!今からやるぞ!」と思わなくても出来てしまう状態こそ、習慣化が成功した証拠なワケです。
一方で、習慣化が成立した行為からは刺激を得られなくなってしまいます。
例えば毎日行う歯磨きや朝晩のルーチン作業に対して「今日も万全にルーチンをこなしたぞ!」と思う人は少数であろう、という話です。
これが歯磨きのような簡単なものであれば問題ありませんが、運動・勉強・練習などの『複雑な行程』を必要とするものであればあるほど、刺激が薄れると共にやる気も減退していきます。
これが『習慣の二重法則』と呼ばれるものです。
✅『新しい習慣』と『習慣の無刺激化による減退』はセット
ということです。
新しく始めた勉強が理解できるようになって楽しくなって来たと思ったら、だんだん楽しさが薄れ、飽きてしまい、勉強をしなくなってしまう
そんな経験をしたことはありませんか?
ちなみにカエルは幾つも身に覚えがあります(o・ω・o)
■習慣には『新しい刺激』という栄養が必要
習慣を継続させるには常に刺激をプラスさせる必要があります。
運動であれば日替わりでメニューを変える。
勉強であれば関連ジャンルに手を伸ばす。
練習であればいつもと違うお手本を用意する。
などです。
かと言って、せっかく身に付いた習慣からガラッとやり方を変えると逆に習慣が途切れる可能性が出てきます。
脳は新しい行為に拒否反応を示すようにできているからです。
効果的とされているのは、
✅既存の習慣を10%だけ変化させる
というもの。
運動であれば、新しいメニューを10回だけ試してみる。
勉強であれば、新しいジャンルの本を5分だけ試し読みする。
練習であれば、新しい技術を2、3回だけ試してみる(ちょっと難易度を上げるなど)
この程度の変化を加えることで習慣に新しい刺激が加わり、脳には『いつもと違う体験をした』という刺激が残ります。※ドーパミンなどのホルモンが分泌され、満足度が増す
これで飽きずに習慣を継続させることが出来るというワケです。
習慣がマンネリして疎かになってしまっている方は、ぜひ試してみてください。参考にして頂けるとカエルも嬉しいので(o・ω・o)
今回は以上です。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
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