【1分で読める健康習慣の科学27:『レジリエンス』を鍛えるには運動が1番】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
『レジリエンス』という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
心理学におけるレジリエンス(resilience)とは、社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される。自己に不利な状況、あるいはストレスとは、家族、人間関係、健康問題、職場や金銭的な心配事、その他より起こり得る
Wikipediaより
レジリエンスとは困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応できる能力」「うまく適応していく過程」「適応した結果」を意味する言葉のこと。
心理学用語では『精神的回復力』とも呼ばれます。
現代社会で生きる私たちの身近な話で例えるなら、ストレスなど外的脅威を跳ね返す力、誹謗中傷などの悪意に対して折れない心。
外敵に負けないタフさのことです。
そんな『レジリエンス』ですが、
「週2回、30分程度の軽い運動(ウォーキング等)で鍛える事が出来る」
という論文があるのでご紹介。
カールスルーエ工科大学の論文では、「運動でストレスなどに対するメンタル強度が上がる」と説明されています。
60名の学生を対象に、2パターンのグループに分け
①週2回30〜60分のウォーキング
②何もしない
5ヶ月後のテスト期に心拍変動(ストレスによる緊張度合い)を計測。
【結果】
□運動したグループはテスト中の心拍変動が維持され、レジリエンスが高い状態を保っていた
□主観的なストレスも低く、テストの成績も良かった
となっています。
・運動がストレスに効く
・運動はメンタルを強くする
というのはアメリカ心理学会も推奨していることで、有名な著書『脳を鍛えるには運動しかない!』の中でも運動によるメンタルヘルス改善の記録が紹介されています。
激しい運動や筋トレが必要な訳でないことがポイント。
週2回、60分前後のウォーキング程度の運動量でもレジリエンスは鍛える事が出来るのです。
運動でレジリエンスが鍛えられ要因は
運動によるストレス負荷が自律神経を鍛えるきっかけになっている。
ストレスに過剰反応しない脳になっている。
となっています。
『脳を鍛えるには運動しかない!』の中でも、運動することでシナプスやニューロンなど、脳の神経伝達器官が成長し脳機能が改善される。
神経伝達物質の交流量も増加しメンタルの安定・ストレスや不安に左右されない状態になる、と紹介されています。
軽度の運動でも脳機能・レジリエンスが上昇するというのはとてもありがたいですね(o・ω・o)
ぜひ日常的に動く習慣を作っていきましょう。
今回はここまでです。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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