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恋の、さっきの話

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苦くても盲目で、甘くても俯瞰した、 あなたも少しだけ共感できるかもしれない日記
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2022年3月の記事一覧

9:追い討ちのジンジャーハイ、呑ませる男は彼女に隠れてキスをする。

9:追い討ちのジンジャーハイ、呑ませる男は彼女に隠れてキスをする。

恋には優位な立ち位置があると思う。
簡単に言えば、勝ち負けがある。

で、言うまでもなく今、私はその負けている方だ。

負けると分かっている試合を楽しめる人は少ないと思う。
人生最後の、とか、雲の上の存在と対戦、とかならまだしも。

何が言いたいかと言うと、私はこの恋に早く"きり"をつけたいのだ。

昨日の夜、彼と2人で飲み屋街に行った。

もちろん2人ともお酒を飲むつもりで、16時に集まった。

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8:分かってる。私だって諦めたいよ、

8:分かってる。私だって諦めたいよ、

第三者から言わせてもらうと、やめといたほうがいいんじゃない?って思うけど。

昨日、先輩に相談した時に話していたこの言葉が、ずっと私の中を廻っている。

そんな昼間だった。

旅行中の彼に気を使わせまいと、彼から来た連絡を無視し続ける。

彼女に見られたら不審がられるから連絡出来ないといっていた昨日の彼はどこへ行ったんだろう。

そして彼からの連絡を心から待っていた私は一体いつ顔を隠すのだろう。

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7:ごめんなさい、好きかもしれません。

7:ごめんなさい、好きかもしれません。

まず、表題でなぜ謝っているのかというと、彼はいわゆる
"好きになってはいけない人"
だからだ。

こんなこと言いたくないけど、彼のことがすごくすごく気になってしまう。

いや、今まで言わないようにしていた。

でも考えないように、気持ちの波を荒立てない様にすればするほど、何故か私の中でその気持ちを逆撫でしてしまう。

彼が、付き合っている彼女と九州へ旅行に行っている間、彼から連絡が来ることも無けれ

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6:名前なんてないよ、この関係に

6:名前なんてないよ、この関係に

「やっべ、ゼンリー見られた」

彼は手に持つスマホに向かってそう呟いた。
遊んでる時はなかなか見ないスマホを彼は珍しく食い入るように見る。焦っている。

「誰に?彼女?」

彼は信じたくないものを見るような目でそれを見ながら頷く。

彼女から連絡が来たようだ。
私と1時間のドライブを経てカフェに行き、その後ビリヤードをして遊んでいる間ゼンリーをONにしたままで、それを見られ、誰と?と問いただされて

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5:結局、彼女とは別れないんでしょ。

5:結局、彼女とは別れないんでしょ。

やはり彼は、私のことを特別だと言う。

夜遅くまで電話をすると、彼はいつも決まって甘い言葉を紡ぐのだ。

あーちゃんは特別だよ。かわいい。なんでそんなにかわいいの?

眠いふりをして言っているのか、本当に寝ぼけていて無意識で言っているのか分からないが、前者でも後者でも彼女がいる彼にとっては言ってはいけない言葉だろう。と思う。
そして私はそれをまともに受け取ってときめいてしまったらいけない。とも思う

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