月丘リナ

本格的に鑑定を始め、4年で500人以上鑑定。使う占術は四柱推命、タロットを相談内容に応…

月丘リナ

本格的に鑑定を始め、4年で500人以上鑑定。使う占術は四柱推命、タロットを相談内容に応じて組み合わせています。現在の募集はオンラインと紹介のみ。

最近の記事

境界線

「本当に優しいと思うけど、時々『冷たい人なのかな?』と思う時がある」 そんな言葉をかけられ、少し考えた。 どちらかと言えば、目の前に困っている人がいたら放っておけないし、 自分が損したり、多少犠牲にしてもなんとか助けてあげたいと思う。 昔は、多少の損を被っても目の前の人を助けたいと思い働きかけた時もあった。 しかし、同時に自分が相手の気持ちに共感しすぎてすり減ったり、落ち込んだりした。 し、世の中にはその優しさに付け込む人もいる。 優しさは必要だ。 けど、自分がす

    • 虚無感

      「早く終わってほしい。」と完結を待ち望む反面、 どうなるのか結末が見え、 答えは分かり切っているのに、 どこか違う結末のシナリオを望み、期待している自分がいた。 実際にその日が訪れると意外にもどこか別の角度から、 冷静に自分を見ながら話を聞き座っている自分が居た。 自分の中で見てきたはずのものが、ガタガタと崩れていく音がした。 人間の記憶は、都合のいいように美化されるのかもしれない。 数か月前の自分をタイムスリップして横からみている感覚だったが、 同時に、普段の生活で

      • 絶望

        人には人の地獄がある。 順調そうなあの人も。 元気で明るそうなあの人も。 きっと見えない所で、色々抱えてる。 人間本当に絶望した時、何も手につかなくなる。 今まで頑張ってきた事が全てどうでもよくなる。 ただ、ひたすら虚無感に襲われる。 「大丈夫だよ」 「希望を持って」 「明るくいこう」 なんて声をかけられても、 普段ならば「そうだね!」って何とか前向きに行動出来ることも、 人間、本当の絶望を目の前にすると 「ほっといて欲しい」 「何がわかるんだよ」 「じゃあ、どう

        • 因果応報

          因果応報。 人の行いの善悪に応じてその報いも善悪に分かれるということ。 と書かれている。 いい事をすればその分自分に何かしらの形で返ってくるし、逆も然り。 他人の感情はコントロール出来ない。 コントロール出来るのは自分の感情だけだ。 自分の発した感情や行動により、人を喜ばす事も傷けることも出来る。 いくら伝えたいと思っても、伝わらないときも沢山ある。 しかし、いつか気づく時がくる。 遅いのか、早いのかは分からない。 でも、気づいたときに「遅かった…」と 後悔しな

          記録

          記録を取ることは、時に自分を助けることになる。 昔から自分の事があまり好きではない私にとって、 自分と向き合うのは結構過酷な作業だ。 けれどそれを克服しないことには、 何度も同じことを繰り返すだけで何も前に進まない。 同じような出来事にぶつかるたびにいつも、 「あぁ、またやってしまった」と思う。 けれど繰り返し続けるのは、 自分がその出来事に対して向き合わないからだ。 少し前の自分ならば、 自らを省みず、外ばかりに目が行き、 「あれが」「これが」と自分以外のせいにして

          ゆとり

          気持ちのゆとりがなくなると、視野が狭くなる。 そして視野が狭くなると同時にどんどん自分の事で手一杯になる。 怒涛な環境の変化から、 楽しんでいたはずなのに、 いつのまにか環境の変化が自分の気持ちを追い越していた。 そうなると人間不思議なもので、 どんどん視野が狭くなり、気持ちのゆとりがなくなる。 すると悪循環なもので、 上手くいっていたはずの出来事や環境が一転し、 滞ったり上手くいかなくなったりする。 一旦落ちつけば聞ける話も冷静さを失い、 全然耳に入らなくなる。

          泣かない 逃げない 諦めない 彼によく言われる言葉である。 逃げない 諦めない は、負けず嫌いな性格も相まり達成することは出来ると思っているが、 どうしても 泣かない だけが出来ない。 小さい頃から、 「泣くな」と言われても涙だけは自分でコントロールできない。 自分でもよく分からない。 感動で涙することはあるが、嬉しくて涙が出ることはあまりない。 どちらかと言えば、どうしても怒りが抑えられない時や、自分の話をする時に涙が出る。 小さい頃「お姉ちゃんなんだから我慢

          他人は自分を写す鏡

          「他人は自分を写す鏡」 よく聞く言葉だ。 少し前からその言葉が時々ふと頭から離れないときがあった。 そのたびに、「あっ、今の人間関係がそろそろ変わる時なんだな」と、 なんとなく思うようになった。 上京してからずっと関わっていた人達に対し、 特段嫌な感じはしないが、 今まで合っていたはずの波長がずれる感じがした。 すると不思議なもので予定を合わせようと思うと何故かどうしてもタイミングが合わなかったり、自然と疎遠になったりする。 「そんな時は無理に合わせる必要はないよな」と

          他人は自分を写す鏡

          記憶

          風に乗った風鈴の音が聞こえる夏の昼下がり、 ふと「きっとこの夏は、この先もずっと鮮明に思い出すだろうな。」 と思った。 何かの小説の一説のようで小恥ずかしいが、本当にそう思う。 今、自分の中では人生の過渡期と呼べるような日々を過ごしている。 生活自体は、この先の人生しばらくは「ここまでゆっくりと穏やかな日々が過ごせることはないかもな」と思うくらいだ。 毎日時間に追われた生活をしていた自分からしてみれば、 「こんなに休憩しても大丈夫かな」と少々不安になる。 しかし心の中

          酔い

          人は酒に酔うと様々な表情を見せる。 笑う人、寝る人、怒る人、泣く人。 実にバリエーションは様々である。 私の場合、 結構酔っていても表に出ず、人から見たらあまり変わらないらしい。 なので結構酔っていても気づかれないことが多い。 そしてどれだけ飲んでも、そうそう記憶が飛ぶこともない。 しかし、不思議なことに彼と出会ってからは、彼と一緒にお酒を飲むと酔うたびに記憶が飛ぶことが多かった。 いつもだったら別に記憶が飛ぶほど酔う量を飲んでいるのではないのに、 なぜか記憶が飛ぶ。

          人には無意識に出る癖がある。 目をぱちぱちする人、口を手で覆う人、やたらと髪の毛や髭を触る人。 無意識にやっているので人に指摘されはじめて気づくことが多い。 私の場合、不安を感じると指を動かすらしい。 最近指摘されて知った。 面白いと思ったので、今度無意識に指を動かしたときはどんな感情が働いているか向き合ってみようと思う。

          不安

          人間は「知らない」ことに対し不安を覚える。 知らないからこそ不安になるが、知れば不安はなくなる。 どちらかと言えばネガティブが強いほうだったので、 「この先どうなるだろう」みたいな不安をいつも抱えてきた。 そんなこと考えたってなるようにしかならないのだが、 時々とてつもなく不安になる時がある。 自分で自分を占うって結構難しく、 大体アウトプットもかねて時々鑑定をしてもらうのだが、 自分でも多少の予測を立てて過ごしてみる。 そうなると「あの時のことはこれだったのか」と

          承認欲求

          人は誰しも承認欲求を持った生き物だと思う。 承認欲求と言っても形は様々だ。 日々色々な人と関わり、色んな承認欲求を目の当たりにしてきた。 今振り返ると少し前の自分は「私を見て」みたいな感覚が強く、 周りの事があまり見えていなかった。 しかしこの1年で自分と関わる相手の気持ちについて、 とても考えさせられる時間が多かった。 おかげで少しづつではあるが、 人間関係が昔よりスムーズにいくようになった気がする。 別に承認欲求自体が悪いとかそういう話ではない。 しかし出し方

          夜明け

          上京してから夜明けの太陽が昇る瞬間に遭遇する回数がかなり多くなった。 習慣とは恐ろしいもので、 今まではかなり睡眠時間が長い方だったが、 短時間の睡眠でも身体が持つようになった。 最近は夜寝ているとやたらと金縛りにあう回数がかなり多い。 そして金縛りに合うと、その後大体太陽が昇るまで寝れなくなるので、 ひたすらに太陽が昇るまで、ぼーっと待つことになる。 「素敵な金縛り」なんて映画があった気がするが、 実際の金縛りは全然素敵ではない。 人生でこんなにも短期間の間に金縛り

          答えの質は質問の質

          「答えの質は質問の質」 よく鑑定業をしながら人の話を聞いている時に思うことだ。 明確な答えが欲しければ、ある程度物事に対してロジカルに考え、色んな側面からその物事を見て質問する必要がある。 人間、感覚で物事を話したくなる時もあるが、ある程度具体的に考えないとあまりにも抽象的な答えしか出てこずモヤモヤすることになる。 それでいい時もあるので、「この質問、抽象的過ぎて自分がもしされたら少し困るよな」と思いつつ、前置きをし、私に手相を教えてくれた先生に「直近、何か気をつけて

          答えの質は質問の質

          時間軸

          特にここ数か月、目まぐるしく自分の身の回りの環境が変わった。 入れ替わり立ち代わり自分の前に人が現れては、 気づいたら目の前を通り過ぎてゆく。 しかしそんな急激な変化もそろそろ次の段階に入り、 なんとなくの予想だが若干落ち着く気がする。 鑑定業をしていながらも完全に占いを信じ切っている訳ではない。 「こんなことがあるかもなぁ」なんて、 今後の計画のために少し先の予測を立てる手段の一つだと思っている。 人は経験したことのない物事に対して不安を覚える。 なので私の場合は