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記録

記録を取ることは、時に自分を助けることになる。

昔から自分の事があまり好きではない私にとって、
自分と向き合うのは結構過酷な作業だ。

けれどそれを克服しないことには、
何度も同じことを繰り返すだけで何も前に進まない。

同じような出来事にぶつかるたびにいつも、
「あぁ、またやってしまった」と思う。
けれど繰り返し続けるのは、
自分がその出来事に対して向き合わないからだ。

少し前の自分ならば、
自らを省みず、外ばかりに目が行き、
「あれが」「これが」と自分以外のせいにして蓋をしてきた。

けれど、そんなことを繰り返しても何も解決しないし、
向き合わないかぎり同じことが続くことをある時気づいた。

起きてしまったことはしょうがない。
けれどその事に対して、
自分がどう向き合うかで結果は大きく異なるはずだ。

「今すぐ切り替えよう」
「前向きに考えよう」
と無理矢理自分の気持ちに蓋をしても、
どこかで無理がたたり反動がくる。

だから、無理に変えようとしなくていい。

しかし、良い時も悪い時も記録していれば、
それが時に自分を救うことになる。

頭の中で考えていることを、
改めて紙に書いたり、口に出して吐き出すことは、
自分の事があまり好きではない自分にとってかなり過酷だ。
けれどそれにどれだけ向き合うかで、
自分を少しづつ許容することにつながると思う。

すると周りの環境も変化する。
良くも悪くも、身の回りの環境を作るのは自分である。
人を変えようとしても、自分が変わらないままでは変化しない。

渦中は気づかないかもしれないが、
「いつか時がこれば解決する」
と思いただただ記録していくと何か変化が起きるのかもしれない。


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