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境界線

「本当に優しいと思うけど、時々『冷たい人なのかな?』と思う時がある」

そんな言葉をかけられ、少し考えた。

どちらかと言えば、目の前に困っている人がいたら放っておけないし、
自分が損したり、多少犠牲にしてもなんとか助けてあげたいと思う。

昔は、多少の損を被っても目の前の人を助けたいと思い働きかけた時もあった。

しかし、同時に自分が相手の気持ちに共感しすぎてすり減ったり、落ち込んだりした。

し、世の中にはその優しさに付け込む人もいる。

優しさは必要だ。
けど、自分がすり減ってまで相手を気に掛けるのは本当の優しさなのだろうか?

そこで必要になってくるのが境界線だ。

確かに自己犠牲をしてまでも相手を思う方が優しく見えるのかもしれない。
けれど、それは自分にとって優しいのか?

自己犠牲を続ければ、いつか自分に限界が来る。

多少、冷たく見える事もあるかもしれないけれど、
自分のためにも、何よりも良好な関係性を保つ努力として、
相手のためにも「ここまでは」という境界線を持つ事は大切だと思う。


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