風邪の対策

音と光で調律するイーマ・サウンド®セラピスト＆指圧師・漢方薬剤師のゆうじです。(^-^)

本日は22日は、冬至ですね。いよいよ寒さも本番です。 夜はゆず湯で温まって、日頃の疲れを癒してたいですね。

 今日は、時季柄、風邪をひいた時の漢方的な対処法をお伝えします。

風邪は大きく分けると2タイプ。 それによって、対処法が変わるので、知っておくと便利です。 年末年始、風邪で… 病院もやってないし… そんな時に、漢方の知識を活用してみてくださいね。

①寒タイプ

悪寒・寒気があるのが特徴です。

市販の漢方薬では、「葛根湯（かっこんとう）」がオススメです。

冷えによる邪気が原因なので、温めるという対策が有効です。
生姜湯やおじや、お味噌汁など、温めるものを摂りましょう。
お風呂に入って温まるのもOK！（でも、湯冷めには注意）
厚めの布団で、冷えないようにして寝てください。

②熱タイプ

〜喉の痛みや発熱・のぼせ感が特徴です。

市販の漢方薬では、「銀翹散（ぎんぎょうさん）」がオススメです。

熱による邪気が原因なので、冷やすという対策が有効です。
果物やゼリー・アイスなど、冷ますものを適量に摂ると有効です。
無理なお風呂はNG。ホットタオルで汗を拭き取るぐらいで大丈夫ですよ。

まとめ

どうですか？

風邪の時の対処法は色々ありますが、「寒・熱」を目安に判断するのも一つだと思います。
ちょっと覚えておくと、早く楽になりやすいので、ご家族やお子さんの風邪の時にも活用してくださいね。

あとは、共通に言えることですが、風邪の時に食べ過ぎはNGです。

治癒に使うエネルギーが、消化・吸収に使われてしまうと、風邪が長引く原因に！
食欲が出るまでは、塩分・水分補給ぐらいで、無理に食べない方が早く治ります。
猫や犬など、動物たちの対処法ってそうですよね。

漢方では、ウイルスを完全に排除するのは、無理なので、
それよりも悪化させないように、体を整えることがイチバンの対策法と考えます。
殺菌消毒に必死になるよりも、暴飲暴食、夜更かしなど自分の生活を省みるのが大切ですね。

ではでは、健康で楽しい年末年始を過ごしましょう。

からだ回復学研究所「くろもじ堂」
代表 こばやし ゆうじ
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