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高校受験【国語】

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#中学受験

「詩の基本は表現技法」について

「詩の基本は表現技法」について

詩の読み取りの基本は、まず表現技法。

こういったものですね。

まずはこれら表現技法の理解と、詩の形式の理解(口語自由詩、など)が基本事項として示されることが多いです。

で、表現技法がなぜ基本なのか。

昔、ジャズをやっている知人が語っていたことを思い出します。彼はこう言っていました。

とのことでした。

詩の読解も同じようなところがある気がします。

詩を読み取る前提として、基準があります

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解説を読んで本当に「わかった」のか問題

解説を読んで本当に「わかった」のか問題

自宅での国語の読解問題をやってお子さんが解説を読み、「わかった」と言う。しかしそれは本当に「わかった」なのか問題について。

まず、復習の手順をお子さんと共有する必要があります。

復習の手順:解説は最後に読む個人的におすすめの手順のポイントは、解説は直しをしたあとに最後に読むということ。
間違えたらなぜ間違えたのか、どこに根拠があるのかを自分で考え、直しをする。

記述の直しだったら、自力で考え

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ちょっと工夫した語彙ノート作り

ちょっと工夫した語彙ノート作り

語彙学習の効率的な学習の仕方は、「文章の【話題】と関連づけて【語彙】を増やす」ということです。単語帳の暗記作業ではなく 、あくまで「文章読解」の復習の中で語彙を学習していきます。

この作業を、できるだけ「本人の能力に丸投げ」しないようなかたちで提案してあげたい。

そこでやっていただきたいのは、読解問題の文章の分からなかった言葉を書きためていく語彙ノート作りです。

特に、過去問をやるようになれ

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国語の復習法〜語彙ノート・復習ノートのすすめ

国語の授業を受けたあとの、基本的な復習の方法をご紹介します。国語は復習が命。ぼくの授業自体、テストの復習です。「授業を受けて終わり、さあ次!」とやっても、意味はあるでしょう。ただ、ここで得られた教訓をムダにしないために、授業後に振り返る時間を少しでもとって欲しいです。

復習としてやってほしいことは、以下の2つです。

・語彙ノートの作成
・復習ノートの作成

1.語彙ノート〜わからない言葉を蓄積

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過去問添削の「録画」授業します

過去問添削の「録画」授業します

こんにちは。通常のリアルタイムのオンライン授業とは別に、過去問添削の解説を録画形式で行っています。

以下詳細です。

録画授業が可能と考えた理由中学受験であれば開成や筑駒をはじめとしたハイレベル校の記述添削、
大学受験であれば旧帝大国立などの記述添削の授業については、
各問題を解説した後の生徒側の応答は、「大丈夫です(わかった)」で終わることがほとんどというのが実感です。

もちろん、国語の苦手

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国語で線を引く上での重要な考え方

国語、現代文の文章で、線の引き方について、迷っている人もいると思います。今回はテクニック的なことではなく、「考え方」について書いてみます。

「いちばん大事なこと」を読み取る
当たり前のように聞こえますが、文章読解においては、「いちばん大事なこと」を読み取る必要があります。その補助手段として線引きがあります。

その「大事なこと」とは、文章のジャンルによってとてもざっくりと、次のように分けられます

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【国語】「読むスピード」を速くする方法

【国語】「読むスピード」を速くする方法

こんにちは!これまでずっと考えていたことがあって、少し考えが整理されてきた気がしたので、その結果をレポートします。

「ウチの子、読むのが遅いんです・・・。どうすればよいでしょうか?」

と、よく質問を受けます。

この質問、けっこう苦手でした。なぜかというと、僕自身が学生時代、読むのが遅かったからです。

高校時代を振り返っても、「日本で最も時間制限のきつい(©林修先生)」国語のセンター試験には

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