環境にこだわる

なりたい自分はどこにいる？

なりたい自分があった時、
それに近づける環境に身を置くことが達成の近道になります。

今回は環境にこだわることの重要性について考察していきます。

私たちは波でできている

最新の物理学では、
私たちを構成する要素の最小単位は振動する紐であることがわかっています。これを「ひも理論」と言います。

今回取り上げたいのは「振動する」という部分で、それは波の性質を持つということです。

つまり私たちは波であるということです。

であれば、波の性質を理解することが、
意図した方向に人生を歩む上で重要になります。

冒頭で、目標に近づくには環境にこだわることが重要と述べました。

このことについて、波の性質と合わせて考えてみます。

波の性質

波というのは重ね合わせることができます。

例えば、
ノイズキャンセリングイヤホンは、
外部の雑音と真逆の形の波を作り出すことによって、雑音を打ち消し、無音に近い状態を作ります。

これは波が重ね合わせられるという性質を持つからです。

他の例では、
海の波が、湾が入り組んだところで高くなるのは、波同士が重なり合ってより高い波になるためです。

波は重ねることによって、より強くなったり打ち消しあったりするのです。

これを私たちの目標達成に当てはめて考えてみると、
モチベーションの高い集団に身を置くと、
周囲の波が自分に干渉してきます。

結果自分のモチベーションが高くなくても、
周りのモチベーションが重ね合わせられることによって、
自分のモチベーションが上がります。

反対に モチベーションが低い集団の中に入ると、
自分のモチベーションが高かったとしても、
低いモチベーションの影響を受け、
モチベーションが下がることになります。

低いモチベーションの集団において、
自分が高くモチベーションを保つためには、
低い波の影響を受けても、なお高い位置にとどまれるほどのモチベーションが必要になるのです。

自分の感情や思考は自分の影響だけで構成されていると思いがちですが、

環境の影響を受けて変化すると考えたほうが、より意図した方向に自分を動かすことが容易でしょう。

というのは、環境というものの一つの要素に自分の感情や思考があると考えるべきだからです。

一つにこだわり、自分にだけ焦点を当てるより、環境全体が自分を構成する要素だと考える必要があります。

すると当然、自分の感情や思考に加え、

周囲に誰がいるか。
どんな場所か。

といったことにも気を配る必要があります。

あなたの波にどんな波を重ね合わせたいか。

を考慮する必要があるのです

何色に染まりたい？

あなたが青色だとして、
周りが赤色なら、

最初はあなたの影響が大きく、
赤が少し混ざっただけの青色から、
周りの影響を強く受けるに従って紫になり、
最終的にほとんど青の要素がわからなくなるほど真っ赤になってしまうかもしれません。

色は光の波長の違いによって変わります。

自分が染まりたい色は何色か？

意識してみるとイメージの役に立つかもしれません。

もしも、
もっと最高な未来を掴みたいのなら、
その最高な未来に相応しい環境に身を置くことを意識しましょう。

すると、現在の自分と誤差があろうとも、
最高の環境に身を置くことで、
次第に最高の環境に染まっていくことになります。

環境にこだわり最高の未来をつま掴みしょう。