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消雲堂自分史 阿武隈川

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駄目な人間の私が、どうやって生きてきたのかを再確認するマガジンです。自分のためのものですが、興味のある方はどうぞご覧下さい。
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2021年7月の記事一覧

企業広報・宣伝を考える

企業広報・宣伝を考える

僕は企業の広報・宣伝の補助を仕事の一つにしています。僅かな仕事ですが、面白くてやりがいのある仕事です。

近年では広告、広報、マーケティングの方法も大きく変りつつあります。

広報・宣伝の方法は、昔は新聞・雑誌・テレビCMなどの「媒体広告」だけでしたが、インターネットが企業だけでなく一般家庭にまでに定着すると、ホームページや自社ネット媒体の「自社メディア」と「SNS」でのアピールが始まりました。

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国領の憂都離夜

国領の憂都離夜

写真は「Spectatorつげ義春」(2018年2月20日刊行)に掲載された“あの頃の、つげ義春とぼく”の山口芳則さんの文章195ページに掲載されているものです。申し訳ありませんが無断転載しております。

まんだらけの前身は、調布市国領にあった貸本屋(後に漫画専門古書店)「憂都離夜」(ゆとりや)で、漫画家の古川益三さん(ガロに不定期連載されていた紫の伝説は傑作)と水木しげるさんのアシスタントだった

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東京万景「目黒の夏」

東京万景「目黒の夏」

昨日は、師匠の本出版の打ち合わせのために目黒まで出かけました。師匠は70歳前半の頭脳明晰な人で、現在は公認会計士&税理士&企業コンサルタントに外語学校のオーナー(北京にあります)をしています。

若い頃は神田で焼き鳥屋を経営していました。オシャレな衣装で焼き鳥を焼いて繁盛していたので話題になり、いくつかのメディアに取り上げられてちょっとした有名人でした。その後、資格を取得して公認会計士&税理士事務

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雷とマスクとカルチャースクール

雷とマスクとカルチャースクール

今日はカルチャースクールの講師の日でした。カルチャースクールといっても、有名講師が揃う大手カルチャースクールと違って、うちは「もの凄く軒が低いカルチャースクール」ですから、無名な僕でも講師として働くことができるんです。それでも北海道から沖縄まで教室展開しているんですよ。

最近不景気ですから、カルチャースクールで高い受講料(僕基準では高いと思っちゃう)を払ってまで受講する人は年々少なくなっています

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死に逝く者 父の場合「喪失」

死に逝く者 父の場合「喪失」

21年前…のことです。

その日は担当雑誌部門の打ち上げがありました。月刊誌の編集が終了したあとに必ずやるんですね。でも、僕は酒が飲めないので、この無駄な習慣が大嫌いでしてね。僕だけ家が遠いので早めに切り上げました。御茶ノ水駅から千葉の自宅に帰るんですが、駅に着く直前の聖橋の上あたりだったかな。神奈川に両親と一緒に住んでいる妹から電話があったんです。

「帰ってきたら、お父さんが倒れてたの。これか

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お手伝いをしています

お手伝いをしています

目黒の公認会計士・税理士先生が9月に「会社経営」の本を出版するので、お手伝いをしています。といっても、ゴーストライターではありません。僕は会社経営の知識なんてありませんから書けるわけはありません。執筆のための資料集めと記事編集だけのお手伝いです。

資料集めとして「会社経営の本」を中心に探して提示しますと「違うなぁ…同業者の本は参考にならないし、引用もできないからね」とのお言葉。

「なるほど、そ

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